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鎌刃城は、鎌倉時代箕浦庄の地頭であった土肥氏によって最初に築かれたと考えられています。この頃は、砦程度のものでしたが、室町時代には鎌刃城は江南の六角氏と江北の京極氏や浅井氏の国境に立地していることから、「境目の城」として本格的に築城されたと考えられています。
文明4(1472）年、六角氏方の今井氏が、京極氏方の堀氏の守備する鎌刃城を攻めました。堀氏は後に六角氏方に降り、再び城主になりました。
戦国時代堀秀村は元亀元（1570）年姉川の戦いに際し、同族の樋口直房と共に織田方に降りました。元亀2（1571）年に浅井長政に攻められ、横山城を守備していた木下藤吉郎秀吉が応援に駆けつけ、長政軍を撃退しました。
天正2（1574）年、堀、樋口氏は改易され、鎌刃城はその頃廃城になったと考えられています。
平成17（2005）年3月2日、国の史跡に指定されました。

鎌刃城 posted by (C)pismo


鎌刃城 (1) posted by (C)pismo


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鎌刃城 (14) posted by (C)pismo


鎌刃城 (15) posted by (C)pismo


鎌刃城 (16) posted by (C)pismo


鎌刃城 (17) posted by (C)pismo


鎌刃城 (18) posted by (C)pismo


鎌刃城 (19) posted by (C)pismo


清竜の滝 posted by (C)pismo


清竜の滝 (1) posted by (C)pismo

そして『司馬遼太郎没後20年記念シンポジウム「街道をゆく」は近江からはじまった』が滋賀県立文化産業交流会館で開催されていたので見に行きました。司馬遼太郎記念財団理事長で奥さんの福田みどりさんの弟にあたる上村洋行氏の基調講演、国際日本文化研究センター名誉教授山折哲雄氏、作家の諸田玲子氏、元滋賀県知事でさきがけの代表だった武村正義氏のパネルディスカッションを元NHKアナウンサーで文化外国語専門学校長の古屋和雄氏がコーディネーターでした。

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滋賀県立文化産業交流会館 (1) posted by (C)pismo


会場の近くには大谷吉継の首塚があります。
関ヶ原の戦いで、西軍石田方の参謀として奮迅の働きをした大谷刑部吉継（1559〜1600）の首塚と伝えられています。
小形の一石五輪塔で、半間四方の覆屋の祠の中に祀られています。大谷吉継は、石田三成と同じころに羽柴秀吉に召し抱えられ、関ヶ原合戦のときには越前国敦賀5万石の領主でした。関ヶ原での小早川秀秋の裏切りによって西軍の敗北を悟った吉継が、敵に首を渡さないよう、湯浅五助の介錯で自刃し、甥の僧祐玄が首級を錦の袋に入れて、敦賀への逃亡の途上に、この地に埋め隠したといわれています。今でも地元の人々によって大切に守られ、供養されています。
（現地説明板などより）

大谷吉継の首塚 posted by (C)pismo


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