横手城(横手市)
小野寺義通の居城で江戸時代も存続した横手城
2012年08月18日
横手城は、朝倉城とも、阿櫻城ともいいます。
築城時期は不明ですが、この地の領主小野寺氏の城で、天正5(1577)年、沼館城から横手城に本拠を移しました。
慶長6(1601)年、小野寺遠江守義道は関ヶ原の戦いの後、所領を没収、石見国に配流されました。
翌慶長7(1602)年佐竹氏が水戸から秋田に転封された時、城代に伊達盛重、後に須田盛秀を置きました。
元和6(1620)年、一国一城令により領内の支城は破却されましたが、横手城は例外として存続を認められました。
寛文12(1672)年、戸村義連が城代となって以来、明治まで戸村氏が代々城代を勤めました。
戊辰戦争の際には秋田藩は奥羽諸藩と戦い、明治元(1868)年8月11日城は落城しました。
明治4年(1871年)に廃城となり、明治12年(1879年)に戊辰戦争の戦死者の霊を慰めるため焼け残った城の資材を再利用して本丸跡に秋田神社が建立されました。
本来の横手城に天守はりませんでしたが、昭和40(1965)年に、郷土資料館と展望台を兼ねて二の丸跡に模擬天守が建設されました。
城跡は横手公園となっています。
開館期間 4月1日~11月30日及び雪まつり期間中
開館時間 午前9時~午後4時30分 ※雪まつり等のイベント開催時に変更あり
入場料 4館共通入場券 100円
(ふれあいセンターかまくら館・後三年の役金沢資料館・石坂洋次郎文学記念館)
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H24.7.14
住所: 秋田県横手市城山町29-1
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