天王川公園(津島市)
「藤まつり」「尾張津島天王祭」で知られる天王川公園
2025年08月04日

木曽川の支流である佐屋川に合流する天王川は、江戸時木曽川の支流である佐屋川に合流する天王川は、江戸時代まで当時のまちの中央を流れていました。現在は市の西部、天王川公園に丸池として残っています。
天王川公園はかつて津島市内を流れた天王川が、明治32(1899)年の佐屋川の廃川によって孤立して誕生した「丸池」周辺に整備された公園です。
大正7〔1918〕年2月26日に多田可継(後の津島町長)ほか全町会議員が「津島公園建設ノ件ニ関スル建議案」を提出し、同年3月に多田が津島町長に就任すると公園化が推進され、翌大正8(1919)年9月には本多静六や田村剛を招聘して公園設計案が立案され、大正9(1920)年4月に愛知県から公園建設事業の認可を受け、同年6月に起工式が行われまし0た
水上交通の要衝として津島の地に大きな繁栄をもたらした天王川公園周辺は、今日ではその歴史的情緒と自然の豊かさを活かしながら、市民の暮らしに潤いを提供しています。とくに公園を彩る四季の移り変わりは美しく、桜、藤、睡蓮、紅葉、雪景色などの風景は、訪れる人の心を和ませています。そんな天王川公園の美しい景観を守り、憩いの場や観光地として広くPRしようと、昭和56(1981年)年に「天王川八景」を選定しました。
津島は昔「藤浪の里」と呼ばれていたほど、藤の名所として知られています。中でも天王川公園の藤棚は規模も大きく、その美しさは圧巻です。藤の花は津島市の花にも指定されています。
そんな津島の藤を満喫できるのが、毎年4月の中旬から下旬に天王川公園で行われる「藤まつり」です。長さ275メートル、面積5034平方メートルにも及ぶ藤棚の下、爛漫と咲く藤の姿とその甘い香りが楽しめます。また、期間中の夜にはライトアップも行われ、疏水を染める藤の群房は、幻想的で雅な世界を彩ります。
平成19(2007)年には日本の歴史公園100選にも選ばれています。ユネスコの無形文化遺産に登録された。大阪の天満天神祭、厳島神社の管絃祭と並び日本の三大川祭の1つに数えられる尾張津島天王祭は、現在では天王川公園の丸池で行われています。宵祭は、500個余りの提灯をまとった巻藁舟が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川公園の「丸池」を漕ぎ渡り、揺らめく提灯が川面に映りその美しさを際立たせ、朝祭には津島の5艘に愛西市佐屋地区の「市江車」が先頭に加わり 6艘の車楽船が能人形(能の演目の衣装をまとった人形)を飾り楽を奏でながら漕ぎ進む。市江車からは10人の若者が締め込み姿で天王川に飛び込み、布鉾を持って泳ぎ渡り神前に奉納するため走る姿は勇壮です。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R7.7.26
住所: 愛知県津島市宮川町1丁目
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