日東道と山形道の分岐する鶴岡JCTで誤進入するトラブルが4ヶ月で223件もあったそうな。
新潟・酒田・山形と移動する車が割と多そうな土地でどうしてハーフJCTになったのか・・・・
鶴岡JCTは酒田起点ではどちらにも行ける構造で、新潟―山形の移動の場合はJCT手前のICで国道へ一旦降りて近くのICから再び高速に乗るという手間が掛かる訳で、そういう場所って多くはないですよね?
まだ都市部で出入り方向が制限されるIC等が多いところではそういうものへの理解はあると思うんですが、鶴岡ですよね・・・・。地方でこういう構造っていうのはリスクのほうが大きいと、誰も言わなかったのでしょうか。現状高速道路が4本、高速道路と連続する自動車専用道路が1本ある三重県でもこの構造のJCTがあったら問題出ると思います。5本あっても、です。この2本の高速しか無い鶴岡で問題が出ない訳がありません。Uターンによる逆走で大事故が起きる前に根本的な対策を行って欲しいですね。
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鶴岡JCT周辺で誤進入続出 構造影響? 山形
3月から供用が開始された日本海沿岸東北自動車道(日東道)の鶴岡ジャンクション(JCT)周辺で、進入路を間違う車が続出している。ハーフジャンクション構造のため、「山形方面―酒田方面」と「新潟方面―酒田方面」は双方向通行だが、「山形方面―新潟方面」はいったん一般道に降りる必要があるからだ。事態を重く見た道路管理者は、注意喚起の看板を仮設して急場をしのいでいる。
山形方面から新潟方面に向かう場合、同JCT手前の鶴岡ICで降り、国道7号を経由して鶴岡西ICで入り直す必要がある。新潟方面から山形方面への場合は逆のルートになる。
しかし国土交通省酒田河川国道事務所と東日本高速道路鶴岡管理事務所によると、同JCTの供用開始以来、(1)一般道から新潟方面に向かう車両が鶴岡ICに誤進入(2)新潟方面から山形方面に向かう車が鶴岡西ICをそのまま通過(3)酒田方面から山形方面に向かう車が鶴岡JCTで新潟方面に直進――するケースが、把握している分だけで6月末現在計223件に上る。
Uターンによる重大事故などは起きていないが、夏休みシーズンの事故防止策として、従来の「緑地に白文字」の注意喚起看板に加え、国道7号や自動車道上の計14カ所に「黄色地に赤文字」の目立つ看板を新設した。「鶴岡ICから新潟方面へはいけません」などと標示し、進行方向を誘導している。
同JCTは、計画段階では新潟、山形、酒田の各方面とも行き来できるフル規格だったが、2001年の着工後、国が事業費を担う「新直轄方式」に改められた際、事業費削減のためハーフ規格になり、通行方向が限られる結果になった。
同JCTの構造の見直しについて、国土交通省東北地方整備局は「日東道全体の整備や利用の状況などを見ながら検討する」、東日本高速道路鶴岡管理事務所は「構造は当面変えられない。注意看板の効果を見た上で、必要なら横断幕を増やすなどの対応をしたい」としている。
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ニュース【事件・事故】 | 日記
Posted at
2012/07/29 21:56:38