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ak4495s DAC基板はできました。
このDACは電圧の差動出力で、そのままでは、アンプに入力できません。（音は出るけど、中央に寄った音になる）

差動出力はGND側も変動していて、それを差動合成（＋とGND間の差を増幅）させると、電源から入ってくるノイズを打ち消し合う効果があります。


電圧差動出力を差動合成させるのは、オペアンプが一般的です。

オペアンプでも良かったのですが、自分はぺるけ式FET差動合成プリアンプを作成する事にしました。

回路図は…
゛
2SK170BLは同じ特性の物を選別し片側chに２個使います。
2SK170BLはディスコン（廃盤）になっています。
自分は、プリアンプを二組作るつもりで、ぺるけさんに、2SK170BLを８個と2SK30Aを４個、部品頒布してもらいました。



そして、最初に作った普通の金属皮膜抵抗と積層セラミックコンデンサーで作ったぺるけ式差動合成プリアンプと、+19Vと-4V分圧基板。
分圧基板に24Vを入れると、+19Vと-4Vに分圧されます。



そして、試聴。



ノイズまみれ(^^;)

この時は回路図から直接基板を作成しており、負帰還電流など全く考えずに作ったので、それが原因かな～と思い、もう一機作ることに。

今度は、ネット上にあった部品配置を参考に、裏面をスターグランドにしてみました。



（部品数値は初期型、実際は最初の回路図を参照。裏面部品図はソフトの性能上スターグランドになってません(^^;)）



今度は、海神無線さんのオーディオ用金属皮膜抵抗にし、入力、出力のカップリングコンデンサーはフィルムコンデンサーに。

試聴するも同じくノイズが…。

DACからノイズが出てるのかと思い、そこで、DACからプリアンプ通さず直接パワーアンプに片側だけ繋ぐと…
凄く良い音が出てる…

こりゃノイズ原因は、ぺるけ式だなと思い…良く聴いて見ると…

音圧が上がろとしている時に、プチプチノイズが発生 する事に気付いた。
電力が足りてない？

秋月には、これ以上パワーの有る昇圧電源は無いし…。ぺるけ式は24v0.5wのスイッチングACアダプターを推薦してるげど…DC／ACコンバータで使用して24vに戻すのも…。


ネットで電源探していると、ストロベリーリナックスさんで、電源類を正負電源を作れる昇降圧電源も有る…
そこで注文してみました、




正電源２個、負電源１個を注文。これが、非常に小さいんですよ(^^;)
しかも、正負の基板見分けが出来ないので注意が必要です(^^;)

スイッチング電源なのでノイズの心配があります。


繋いで試聴してみましたが、確かに『サー』とホワイトノイズは入りますが、プチプチノイズは消えました。


さてこの後どうしょうかなー？

ストロベリーリナックスさんに24v出力の大容量昇圧電源も有りますが…分圧基板通しても、オルタノイズやスイッチングノイズも盛大に乗りそうなんですよね。


レギュレーター基板を通して安定化した方がノイズ乗らないかな～？