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リレー式アッテネータ基板のメイン基板の設計が終わりました。
これを1～4枚使用する事で、2～8チャンネルまで制御出来る様になります。

制御する基板は後日設計します。

部品は秋月で減衰用抵抗以外は手に入り、回路図はこの様になります。


基板の配線のしやすさを重視したので、左右でpin番号が違いますが、プログラムで補正します(^^;)

配線後

ベタグランドを書くとこの様に。

TA基板はやっとガーバーデータまでこぎつけました。以前は２層で作成してましたが、４層に書き換えノイズにも強くなった模様。他の基板も設計終わってから注文使用と思います。

又、AK4493の基板も回路図書き始めました。





で、ここから本題。

以前より、とあるみん友さんから、マルチチャンネル用アッテネータの作成依頼を受けてました。
ミュートトランジスタ式（開発者より作成許可が降りず断念）

結局シーラスロジックのCS3318を使用する事に。



でも何か・・・負けた感じと本当に電子ボリュームで良いの？と思う気持ちが有り、いろいろ考えたり探してました。


ここで、アッテネータについておさらい。

一般的な固定式アッテネータにはL型、（おっ）パイ型(笑)、T型が多く使われてます。これらの抵抗を入れ替えれば、出力インピーダンスが一定なボリュームが作れます。


自作ホームで良く使われてる、ロータリースイッチによる23段階アッテネータはL型や、出力インピーダンスが変わってしまう簡易L型が良く使われています。

自分もこれ使うか悩んだのですが、4ch対応できるスイッチが少なく、高価です。（２、３万するかも）しかも、抵抗も多量により更に金額も跳ね上がります。

そこで、出力インピーダンス固定なの利用し、1dB,2dB,4dB,8dB,16dB,32dB,64dB
をON、OFFすれば0から127dBまで1dB刻みでコントロールできます。
（抵抗7本と多数の接点を通りますが、電子ボリュームより良いでしょう）


この問題点は普通のリレーを使用すると、消費電力が膨大になること。
フォトMOSリレー使うか？と思いましたが、アナログスイッチicと変わらないかな？
うーん。

と思ってましたが、ラッチングリレー（ONOFFを保持するリレー） と言う物が有るのを知りそれなら？2Cリレーで切り替えるか？と思ったら・・・、やはり同じ様な考える方要るんですね。


これなら一つの切り替えスイッチで実現できるんですね。

あと、秋月電商にhttp://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12139/
80円って安いですね。ただ2cか。車載用なんで2ch同時制御より1chづつの方が良いので、π型アッテネータで作成するのが良いですかね？






あと、詳しい方お教えください。車載アンプのRCA受けは入力インピーダンスいくつ位を想定しているのですかね？

マイカーオーディオ清水でFFT解析してもらえましたが、この部分が問題有ることが発覚しました。
この部分は、フルレンジを使用したスコカーが担当している部分。これより高域はスーパーツィーターが頑張ってくれていて少し持ち直してますが、それでも高域も少し低いですね。

調べてみると・・ラゲッジルームにアンプを設置してる弊害かも？と思いました。



セレナはミニバンなのでラゲッジルームまで遠く、DACからのRCAケーブルの長さは約6Mぐらいの長さが有りそう。さらに、スピーカーケーブルも6Mぐらい。



ケーブルが持つインダクター成分により5Mで、周波数20kHz付近は約3dB減衰するらしいです。長さが長くなると減衰率も加速するらしく、下手すると10dBぐらい減衰してたかも。（調べたHPを失念してしまい、数値間違ってるかも）

元々、ラゲッジ内に収めているせいで、熱の懸念＆左右ゲイン調整出来ないので変えるつもりでした。

アンプは何かと言うと、カロッェリアのPRS-D800。



ウーハーで使っているPRS-D700の新型です。PRS-D700の使用部品を変えて、ハイレゾ対応させたものです。（使用部品を変えてカタログの再生可能周波数を変えただ・・ケフンケフン(笑)）

これを運転席下に台を作り忍ばせました。
これで、RCA、スピーカーケーブル共に3mは縮められたので特性も良くなってるはず。

時間をかければ、もっと縮められますが今日はここまで。

試聴すると確かに高域が良くなってる。
更に左右ゲイン調整できる為、聴きやすくなった(^_^)V

アンプについてはここまで。

今日はもう一件ブログをあげます。