
サスガは技術屋集団。ロボットに変形するくらいのテクノロジーがあれば、そりゃあWRCで優勝するのも簡単だ。
...と、冗談の一つも言いたくなるようなこのトランスフォーマー、SUBARU IMPREZA WRC 2003。
この手のおもちゃは嫌いじゃないけど、コレクションするほど熱中しているワケでもないのだが、ESPNのWRCの番組で紹介されてからずっと欲しかったのでした。
昨年のクリスマス時期を過ぎたら見かけなくなり、ああ、逃してしまったかと半分あきらめていたのだが、先日東雲のショピングモールで発見、衝動買い。
某大店舗自動車用品店に行くついでの家族サービスだったのですが。
奥の方でトランスフォームしているのがゼッケン7番「ペター・ソルベルグ仕様」で、クルマの形態になっているのがゼッケン8番「トミ・マキネン仕様」。
カラーリングからデカールまで、そのままスケールモデルとして飾っておいてもいいくらいの出来の良さだが、変形のギミックもまた秀逸。すっかりハマってしまいました。
子供にもウケまくり。
まだ2003年のWRCのシリーズの最中に企画され生産された商品だというのに、終わってみればソルベルグはシリーズタイトル獲得で、マキネンは引退。どちらにしても記念モデルとなっていたりして、タカラさんも目の付けどころがいい。実際、トランスフォーマー20周年という事で、色々な記念的企画商品が発売されていたのだが、その中の「バイナルテック」という自動車メーカーとのコラボレーションモデルなのだそうだ。Webで見るとこのシリーズでは「ダッジ・バイパー」もあるらしい。
放送されていた当時は全然興味もなく、っていうか銀座の百貨店の玩具売り場で商売敵のメーカーの販売員をしていた事もあって、合体変形超合金には詳しかったりしたのだが、こうやってみるとトランスフォーマーっていうのは夢のあるおもちゃだなと思わせる仕掛けが満載。
アメリカでも人気だったし。
このシリーズ、どうして他の自動車メーカーは積極的にならないんでしょう。
マツダRX-8がトランスフォームしたら、子供は大喜びで「お父さんこのクルマ買いなよ」って、ミニバンを要求するお母さんに対する大きな味方になると思うんですけど。
なんならもの凄く格好良く変形するMPVなんてのもいいと思うし、RX-8とロードスターとアテンザとアクセラとMPVの5台合体で巨大ロボに変形でもいいと思う。
マツダにこだわるつもりは無いのですが、トヨタでは思いつきませんでした。
あとリクエストとしては「カルロス・サインツが乗っていたセリカST-185」を作って欲しいのだけど、作らないだろうなあ、これは。
Posted at 2004/01/26 00:39:11 | |
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