siecle / ジェイロード TREC-ATX compact  

シエクルのミニコンと同時期に、同じメーカーのスロットルコントローラーも入手しました。
純正のシフトタイミングは最大トルクの一歩手前で変速してしまう傾向があり、その分、ターボラグやトルクの落ち込みで加速が鈍く感じられてしまい、かと言ってパワーモード等があるわけでも無く、諦めていましたが、同社から簡単（カプラーオン）で、しかも低価格な商品があるということで、ミニコンとの相性も踏まえてチョイスしました。

こちらも導入は至って簡単。スロットルセンサーに割り込ませるだけの手軽さです。
取り付けも５分で済み、動作も異常なしということで、実際に調整して走行してみました。
車種は違いましたが、３１段階の１２～２０くらいの意見が多かったので、取り敢えず１８でテスト走行開始。

アクセルを踏んでみると・・・車が軽い！そして、アクセルの付きが良い！！あのモッサリはどこへ？？？

ミニコンのみを取り付けた状態では、エンジン単体としては、吹け上がりがシャープになり元気いっぱいという感じに対し、そのパワー感（元気）をトルコン（AT）が生かせていない感じでした。エンジンは元気で、そのパワーに尻を叩かれてトルコンが一生懸命に働いている（動力を伝えている）ような感じ？と言ったところでしょうか・・・

この状態にTREC-ATXcompact を取り付けたところ、まさにパワーモード全開といった感じで、エンジンのパワーを引き出し、そのパワーを維持すべく、少し過剰とも思えるほど、高回転を維持したままシフトアップをしていく様になりました。
具体的には、JB23Wの最大トルクは3500rpm辺りだと思いますが、4500rpmを超えた辺りでシフトアップ、シフトアップして回転数が下がっても、ちょうど3500rpm～4000rpm辺りをキープしており、加速自体、かなり鋭い感じになりました。

また、50km/h辺りで走っていて、追い越しなどの追加加速をかけたい場合、これまでだとキックダウンも反応が鈍く、加速をスポイルしていましたが、今はアクセルに俊敏に反応、直ぐにキックダウンし、ストレス無くスピードを乗せることができるようになりました。
また、追い越しに限らず、信号待ちからの出だしも普通車に負けないくらいのものになりました。

ミニコンとの相乗効果、良い意味で期待を裏切る結果となり、とても良い買い物をしたと思っています。

調整値ですが、最終的に「16」に決めて、このまま暫く様子見と言った感じです。


※5/16追記 今までは、ある程度アクセルを踏み込んだときに合わせて調整してありましたが、普段のアクセル開度（２～５割程度？）の時にレスポンスが良くなるように設定を変更しました。
現在は『２２』です。通常走行時のレスポンスがかなり改善（通常よりも高回転まで引っ張り気味で軽く吹け上がる）されました。