くらんだのブログ一覧

今日は筑波サーキットの走行会でした。
今日は20分×3本走行の「はず」でした。

しかし... しかし。

わずか7周走っただけで終了です...

さて、ここでおさらいを。
僕のランサーは、エボリューションⅨの「GT」です。「GT」は、Gr.Nの公認を取得する為に競技ベース車両の「RS」と同じメカ構成になっています。
そんな事情から、ターボチャージャーはコンプレッサー側にマグネシウム合金製を使用したレスポンスに優れるモノを採用しています。
→ これが壊れたという事例が結構多く報告されています。
→ モータースポーツ向けに設定されているのに...

で、僕のランサーに何が起こったかというと、7周走ってコースも何となくわかってきたので攻めようかと気合を入れたその瞬間、ブーストが全く掛からなくなりました。ちょうど2ヘアを抜けてストレートに入った時の出来事です。
ピットに戻って車両を点検すると、配管の抜けや損傷はなさそう。アイドリングは問題なし。でも、ちょっと加速しようとすると「ウィィィ～ン」という音がするだけでブーストは全く掛からない...

当然、今日の走行はここで終了。
大事をとって自走は諦め、ディーラーにクルマを引き取りに来てもらいました。
→ ディーラーの対応はとても好感が持てるものでしたよ！

今のところわかっているのは「ブーストがかからない」ことと「外観では異常は見られない」ことだけ。マグタービンの問題かどうかは不明です。

来週には調査結果が報告される予定です。

fuji70さんからのお誘いで、明日の筑波TC2000の走行会に参加することになりました。

20分×3本の走行とのことです。

筑波は、そのむかし真夏の「ナイター耐久」を見に行って以来なので、最近の様子は全くわかりません。

ちなみに、そのナイター耐久は夜半に降り出した雨による大どんでん返しが印象的でした。雨が降り出すと、何故かR32GT-Rはどんどん脱落し、ギャランVR-4があれよあれよという間に首位に浮上してそのまま優勝したレースでした。
R32GT-Rが唯一落としたN1耐久が、あの時のナイター耐久。VR-4と同チーム(「B-ingケガニ」だったかな)のNAのGTOがランデブーしながらのフィニッシュは、中々感動的だったよなぁ...

なんて感傷に浸っている場合ではなく、明日はまともに走れるのか不安です(笑)

とりあえず、ブレーキを点検するとフロントのパッドも結構危うい。
以前カズ★evoさんと物々交換した純正パッドを装着し、エア抜きもやっておきました。

画像のダストブーツは... ヒビは順調に成長してますなぁ... とりあえず見なかったことにしてパッドを組んで終了。

リアはタイヤ交換したときにパッドを変えたので大丈夫でしょう。

組みあがったあと、近くのワインディングでブレーキの様子を確認してきました。
純正パッドなので、これまでとフィールが変わっていないことがわかってOKです。

そんな感じで準備をしていたのですが、結局ブレーキの点検以外は何もできず、洗車すらしないまま明日に臨みます。

筑波の様子は「ベスモ」と「グランツーリスモ」で予習しておかないと！
→目標タイムは1分10秒だ!!

インテグラ・タイプRを衝動売りした深ネギさんの次期戦闘機がいよいよブログで発表されました。

・FD3Sです。

だいぶ前から乗り換えを匂わせていたし、インテグラも売却してしまった深ネギさんなので、乗り換えは時間の問題と思っていました。
しかし、昨今の新車でジムカーナやサーキットで戦闘力の高いクルマは非常に少ないので、どうするのかなと気になっていたのです。

だいたい、インテグラ・タイプRより戦闘力の高い新車というと、日本車ではインプレッサしかありません。ランエボⅨMRはとっくに販売が終了しているし、Z33やS2000だと戦闘力は同等レベル。深ネギさんがモデルチェンジ間近のインプレッサを選ぶことは無さそうだし、Z33とS2000をチューニング前提で導入するのもちょっと考え難いのでした。
輸入車に目を向ければ、ロータス・エリーゼRやエキシージ、ポルシェ911GT3辺りなら良さそうだけど... 同じ会社に勤務していることを考えるとあり得ない(笑)

そんなことを考えていた矢先、中古車が見つかって月末納車！というメールが舞い込んで来たのでした。

深ネギ邸の素敵なガレージに収まることになる最終モデルのFDは、サーキットやジムカーナでの戦闘力は僕のランサーと同等かそれ以上。

新たな「猛獣」に離されないように精進しなければ...！！

「モニター装着するからさぁ、試作品譲ってよ」と、黒九製作所社長にゴマをすってみたところ、LEDマップランプを借用することが出来ました。そこで、社長の気が変わらないうちに僕のクルマに装着してみました。

取り付け方法は非常に簡単。

マップランプのレンズ部を外してランプを交換するだけ。
しかし、社長本人のブログにも書いている通り、LEDの基盤とランプハウス(?)の隙間をスポンジ等で埋めないと異音が出るかもしれません。僕は、カーオーディオ用のスポンジを巻いて対処してみました。

装着後の印象は、スゲー明るい！！

夜間でも、全く暗さを感じることなく地図を見たり本を読んだりすることが出来るくらいの明るさが確保されています。
ドアと連動する真ん中のLEDライトが用意されれば、夜間クルマに乗り込む時の印象もだいぶ変わるでしょうね。青色LEDにして、怪しい雰囲気を演出してみるのも良いかもしれません(笑)

というわけで社長！
結果は上々ですよ！！

今年のジュネーブショーにスバルのディーゼルエンジンが出展されるとのことです。
そこで、公開された資料を見た印象など。

スバルの工場で生産し既製のクルマに搭載する都合から、このディーゼルは水平対向の4気筒エンジンです。注目は、スバルのフラット4では初となるチェーン駆動のDOHCヘッドを採用していること。そして、エンジン搭載位置が高いことから生まれる下部の空間にターボチャージャーと排気浄化デバイスを組み込んでいることでしょうか。

個人的には、頑張っても5000rpm程度しか回らないディーゼルであれば、以前のブログで書いたようにOHVでも良いのではないかと思います。OHV化で生まれるヘッド周りの空間を活用すれば、色々と面白い仕掛けを仕込むことも出来そうだし。

話を戻して。

いまどきのディーゼルなので、燃料供給はコモンレール式。また、ターボチャージャーの詳細は書かれていませんが、VGターボを採用しているのかもしれません。どんな風にディーゼルを成立させたのかは興味深いところです。
ヘッドは前述のようにチェーン駆動のDOHCで、バルブ駆動は直打式となっています。ターボチャージャーのエンジン下部配置は、次世代のガソリンターボエンジンでも採用されるかもしれません。このレイアウトであれば排ガス浄化に非常に有利なので、可能性は高そうです。しかし、フロントオーバーハング重量が相当増加するので、スバルレイアウトの優位が減少してしまいますが... 小型の触媒をエンジン下部に配置して、その先にメインの触媒をおけば良いのでしょうか...？？

ところで、メーカーの発表では水平対向の低振動と高剛性ブロックを生かしていると謳っています。しかし、水平対向ではクランクシャフトの剛性確保が難しいこととショートストロークにせざるを得ないことから、ディーゼルエンジン化は不利ではないかと思います。確かに、左右のブロックを縫い合わせたところにクランクシャフトが組まれるので支持剛性は非常に高いけれど、ディーゼルの高圧縮とあのクランクシャフトの相性はどうなのだろうか、ということです。

欧州では、日本の感覚からは信じられないほど多くのディーゼル車が走っていて、乗用車の半数以上を占めています。よって、インプレッサSTIのような特殊なスポーツモデルだけではなく、レガシィやインプレッサ、フォレスターを数多く欧州で売りたいスバルとしては、ディーゼルの設定が無いことが致命傷になる可能性があります。車両レイアウトが特殊であるが故に既製のエンジンを他社から購入して搭載することが出来ないことが、自社開発の水平対向ディーゼルを開発しなければならなかった理由なのでしょう。

ひょっとすると、ディーゼルを成立させる為の高強度ブロックを将来のSTI仕様に転用することも視野に入れているのかもしれませんね。
そうであれば、高度のチューンにも耐えられる魅力的なフラット4が同時に成立する美味しいプロジェクトなのかもしれません...