今日はスバルのお客様感謝ディ。
みん友さんのブログをみていたおかげで、造作もなくブランケットをゲット^^
GX―9900さん、ありがとうございましたw
ということで、感謝デイ価格でオイル交換することに。KITで交換したあとから2600キロほど使用ですが、2回サーキットを走っていることから(最高で油温120度ちょっとですが)、交換しちゃいます。
11月にも走行会があるのでCastrolの5W-40にすることに。
車を預けてから一時間ほどまったでしょうか。昨日の走行会のデーターを整理し終わったころ、
入庫拒否!
というまさかの展開に・・・
どうやらマフラーのセンターパイプのエンド部分が最低地上高を満たさないそうで・・・
最低地上高=9cm
と思っていました。が、部位によって軸距(ホイールベース)、前軸、後軸の長さによってさらに制限が設けられるようです。
ディーラーの見解では
BRZのホイールベースの場合、10cm以上の最低地上高が必要。純正センターパイプの曲がっている部分が9.5cmしかないので、入庫できません。車高調整で5mm以上上げてから来店してください。
とのことでした。ちなみにこの店では社外品の取り付け、調整は一切なし(STIだけ特例でOK,でも保障外)なので、その場で調整することもできず・・・
とうか車高調を5mm上げたところで地上高がきれいに5mm上がるのかというそもそもの疑問もあるのですが・・・
車高を下げたのは2月で半年以上たっていますが、その間何度となく入庫させていて、つい先月も安全点検で入庫させていたのに、なぜ今日に限って・・・・という感じです。
この間のボルトの件で、要注意リストに載ってしまったのかな^^;
もしくは直前までタイヤ4本積んでいたので、重さでダンパーが下がったとかw
それでも悔しいので、帰ってから保安基準を調べてみました。
最低地上高は道路運送車両の保安基準第二章第3条
自動車の接地部以外の部分は、安全な運行を確保できるものとして、地面との間に告示で定める間げきを有しなければならない。
ということです。
その告示は国交省のリンクのPDFです。そのなかで該当するところを要約すると
最低地上高の測定は
空車、規定空気圧(タイヤ指定なし)で行い、平面に置いた状態で測定を行い、測定値はcm以下は切り捨て
で測定されます。
つまり、実測値が9.5cmの場合、測定値は切り捨てで
9cmとして扱われます。
軸距間(ホイールベース)に位置する自動車の地上高は、測定値が次式により得られた値(H)以上であればよく、
H = Wb・1/2・sin 2° 20 ′+4
ただし、sin 2° 20 ′=0.04で計算
Wb=軸距(cm)
BRZのホイールベースは諸元表によると、グレードに関係なく2570mm(257cm)です。
つまり、
H=257×0.5×0.04+4=
9.14cm
ということで
測定値(9cm)<制限値(9.14cm)
ということでセンターパイプが地上高9.5cmは保安基準を満たさないというのは確かなよう。
でも、測定条件の中に、
「車高調整装置が装着されている自動車にあっては、標準(中立)の位置とす
る。ただし、車高を任意の位置に保持することができる車高調整装置にあっては、
車高が最低となる位置と車高が最高となる位置の中間の位置とする。」
という文言があります。つまり、車高調ダンパーが着いている車では、そのダンパーの調整範囲の中間点で測定しなければならないということです。
現在装着している、MONOFLEXの可能車高調整範囲はFt-45~+5、Rr-40~+11です。
なので、本来は測定はその中間点であるFt-20,Rr-14.5mmの条件で測定すべきで、現在設定している位置(Ft―30、Rr―25)より10mmほど車高を上げた位置で測定すべきです。
そうすると、理論上、最低地上高は9.5cm→10.5cm(測定値としては切り捨て10cm)となり、
測定値(10cm)>制限値(9.14)
で、保安基準を満たすようになります。
ただ、この条件だけでいくと、車高調の範囲内ならいくら下げていてもOKということになってしまうので、実際には下げている状態での測定というのが現実なんでしょうかね。
こんなことでディーラーとけんかしてもしょうがないので、前後ともマージンを取って10mmずつ車高を上げようかと思い、カーショップ探しをしていたのですが・・・
よく考えてみると、
タイヤ交換でもクリアできるんじゃあ・・・と思いつきました。
最低地上高を測定したのは純正タイヤ(残溝3mm程度)でした。
標準的な215/45/R17の外径は625mm、225/45/R17の外径は634mmで、タイヤを交換すると外径が9mmアップ(誤差範囲内)します。外形の半分だけ地上高が上がるので、最低地上高は
4.5mmアップ(どちらも新品の場合)。
残溝が3mm程度のタイヤを、残溝5mmのタイヤにすれば
2mmアップ
つまり、225/45/R17で残溝5mm以上のタイヤならば、最低地上高の実測値はめでたく10cm以上となり、保安基準を満たすようになります。
外形アップは誤差範囲内ですし、地上高の測定にはタイヤの指定条件はありません。
普段使い用は215にしようと思っていたのですが、こういうことなら225にしてもいいかなと思います。
ということで、次回のディーラー入庫までには225の普段使い用ニュータイヤを用意しなくては^^;
とりあえずそれまではSABなどでオイル交換はしのぎましょうかね。せっかく工賃無料だしね。
以上、素人の見解です。間違いがあったらご指摘お願いいたします。^^;
Posted at 2013/10/14 22:54:12 | |
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