
13歳惨殺残忍事件、WEBでは被疑者の写真、実名、玄関表札までもが・・・・・
未成年事件、この手の事件は実名や顔写真、伏せて報道しているが当然の如くそれらが直ぐにネット上に掲載され拡散して行く。
時には陰湿な別事件でも被疑者本人が収監される前に「リベンジポルノ」等と言う卑劣極まりない手段を行使し「何を考えているか!」と想像を絶するネット拡散等もある。
今回の川崎13歳殺害事件は余りにもセンセーショナルで残忍性の高さ、世間の関心度の高さが伴い連日の如く報道されているが、悲しい出来事である事に異論はないがコレも現代の病巣一端に他ならない。
学童教育児の6人に一人が「貧困」で教育が受けられないと言う現実、そして戦後教育のあり方で生じて来ている人間形成、昨日の朝9時からNHKのこの問題に対する討論会、はなはだ消化不良で終わりフラフトレーションが溜まる一方であった。
本質を誰一人述べるだけでなく、ただ延々と過去にも発生した少年少女事件時と同様な「周囲はなぜ気づかない」に始終し最後にホンの数秒、教育のあり方を発言したNPO法人の女性一人程度で終わってしまった。
人格の育成と言う教育の根幹、戦後70年、GHQの監視下で教育基本法、学校教育法等の「戦後教育の骨格」が出来上がりそれを基準にして現在まで続けられた。
それは民族の伝統と文化、遺産を次の世代に受け継ぐと言う任務が意図的に外され個人主義尊重だけで民族、日本を排し国家不在教育の一貫が「日本人の道徳観、道義心」を奪い今の日本人を生みだしてしまっている。
その戦後70年教育の浸透が過剰なまでの欲望主義、悪平等主義、エゴイズムと堕落し凶悪事件や人間として恥じすべき事件の多発も全てが教育の問題として捉えても間違いはない。
いかなる国でも教育関係の法律には「愛国心の育成目的」がはっきりと主体化されているが日本の教育基本法には「愛国心は持ってはならない」と解釈も出来る内容で、愛国心は一語半句も触れられていないのが戦後70年、一貫した学校教育である。
国、民族、郷土、伝統文化、家庭と言及の無いその戦後教育、戦後精神の荒廃は今度の事件に大きくかかわり、逆にアメリカが意図とした個人主義はスバラシイと。
国の為には危険だ、全体主義に繋がる愛国心排除、減私奉公のナンセンスと戦後民主主義が歩んで来た「公」と言う概念喪失、その中での個人主義は単なる「利己主義」だけで、わがままなその利己主義がもたらした今回の事件に他ならない。
ただ第二次安倍内閣は教育基本法の改正に着手し、道徳時間、歴史教科書の記述も変更したが精神荒廃からの立ち直りにはこの浸透にまた60年70年の「歳月」を有する。
想像を遥かに超えた昨今の事件は日本人の精神構造が大きく変化し、取り返しのつかない「精神荒廃の進化」の具象と受け止めているのである。
桜の季節が待ち遠しい・・・・・
人生ARUKIだ!歩きは健康健全源泉、1時間7km歩行で医療費のお世話にならない生活、コレ我が体験より学んだ健康管理のキーワード。
Posted at 2015/03/02 07:57:26 | |
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