
アベノリスク!
どうして衆議院選挙?
これは国民の支持率が下がらない前に選挙をし権力の温存が目的と捉える以外の理由なし。安倍さんの第一次内閣で実現できなかった教育問題の制度改革には賛同できるが、アベノミクスは頂けない。
前回の解散直前の国会論戦で約束した事を思い出して欲しい。
解散しましょう、消費税上げる前に議員定数削減、国会改革、これを成し遂げて消費税を上げるなら「解散しましょう」と当時の野田さん、それに応じて安倍さんは「解散するんですね、解散するんですね、約束します、議員是正、やりましょう」と・・・・
これは議員定数是正をお互いに「消費税を上げる前に行う」と言う事を国民に約束して解散が行われた。しかしその結果、如何でしょうか?
消費税だけアップする法律は国会を通過したが、議員是正は一向に進展しない。これぞアベノリスクと捉えている。絶対多数の自民党、その気になれば「消費税を上げると同様、その議員是正」エネルギーを費やし成し遂げられたのである。
財務省の指導の「消費税」だけが先行し、国民との約束事、消費税を上げる前に国会議員の身を削る「定数是正」は蚊帳の外、これは重大な国民との約束違反「アベノリスク」である。
アベノミクス?この言葉、安倍さんの発言を揶揄して朝日新聞が最初に使用した言葉と言い伝えられているが、その恩恵は国民総人口の16~18%の資産運用される方々だけがそのおいしさを実感し、多くの庶民は物価高騰に色々と知恵を使い生活防衛に日夜奔走している。
多くの経済屋と称する、経済評論家、経済学者、メディアに吐出する方ほどその予想、核心的発言が大きく外れた2014年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値、マイナス1.6と言うアベノリスクを象徴する数値、メディア屋も同様、アベノミクスを絶賛の読売新聞論調、最もこの新聞社トップ政治屋とつるんでいる事を自負して時々、世間に顔を出しては厚顔振りを発揮、そんな背景もあり自民党の機関紙?と見間違うほどの権力志向。
最近の新聞社、権力志向か、癒着か、朝日新聞のように親しい中国、親しい韓国と言う日本国家自虐性報道、伝統的で過去も今も健在であるが、毎日新聞もこの傾向強しで産経新聞や東京新聞等が一番中立性が高いと私の所感である。
そんなメディア屋もアベノミクスを好意的にとらえた論調、決して少なく無いがしかし2014年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が示したように、漏れ出したダムの如く、「円をジャバジャバと垂れ流し」しても一部の企業、資産運用者だけが潤う経済、いずれはハイパーインフレと言う恐怖の世界が口を開いて待っている。
円安でどれほど恩恵を受けるだろうか?輸出関連の生産工場は円高当時に耐えられず、多くは海外移転、また工場を閉め、国内生産拠点空洞化、円安で恩恵を受けられそうな企業、微々たるもの、それ以上に深刻なのは資源の多くを海外に頼り原材料を外国から輸入している企業、この円安でどこまで持ちこたえられるか甚だ疑問である。
仮に儲かる企業があるとしても先行き不安の自己防衛の為に「内部留保」で社員の賃金上昇に結びつかない。庶民の暮らしは円安現象による物価高騰で生活観、今後、ますます苦しくなる。
アベノミクスはアベノリスクであり潤う方々、一部に限られ毎日、スーパーマーケットに足を運んで家計を預かり、あの手この手と頭の体操で生活をやりくりする専業主夫の見立てである
選挙は常にバランス、一人勝ちは驕りを生み、緊張感を失い国民の生活よりも別の次元の政治に陥り易く、国民生活から乖離してしまう。どの政党に投票するかはそれぞれが決める事だが、絶対に一人勝ちを生まないよう考えて「有効票1票」を12月14日に投じる。
2年前の「消費税上げる前に議員是正やりましょう」そして解散ですね、解散やるんですね、約束しましょう!野
安倍、野田の2人のやり取り、何度でも映像で流されたアノ場面、印象的なシーン、忘れもしません。その約束事、現在如何かな?
人生ARUKIだ!歩きは健康健全源泉、1時間7km歩行で医療費のお世話にならない生活、コレ我が体験より学んだ健康管理のキーワード。
Posted at 2014/11/29 10:05:52 | |
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