サビ☆テータのブログ一覧

こんにちわ！





写真はヘッドボルトがポキーンの図
最後の最後で・・・・







さて、昨日の日中くう君の師匠の太郎さんから（みんカラしてません）着電



「あ、さびさん。今から四郎のカムの交換するんで」

「は？」

「エンジン脱着また見たいでしょ」

「昨日見たばか・・・・」「待ってるよー！！」








ということで・・・・




最近こんなシーンばかり（笑



四朗君の２１０サニーのエンジンチューニング現場にやってきてしまいました＠秘密基地





勿論それも興味津々だったのですが、本日の自分の本命は





逝ってしまわれたくう君のエンジン


の検証です。



この時点の自分達の予想では



ガスケット抜けで一気に水がシリンダーに侵入してウォーターハンマー現象を起こしてしまいピストンが割れてブロック内で暴れシリンダーを破壊した。


という予想でした。




百聞は一見にしかず。早速開けてみます。





あ、あれ？？




ガスケット無事の様子



意外にもガスケットは無事でした。




更に



ヘッドも３番は傷ついていますが



予想よりも遥かに軽傷の様子。


しかし、これらの疑問はあっさり解決します。明確な答がそこにあるからです。





なーんだこれ（笑



まだわかり辛いですね



あっぷ！！





普段見えないものがそこに！



ピストンピンが見えますねー（笑

実はこれ、透明のピストン、フリクション０の逸品です（嘘笑

ピストン消失事件発生



そしてこのピンが



シリンダーに超縦傷というか破壊傷を



つまり、とあるミスが発生し、それを直している間にエンジン内が異常高温状態になり、クーリングなしでコース全開してしまったためにピストンが耐えられずに割れてしまい、残ったピストンピンがシリンダーと水通路を貫通させ大侵入

という検証がなされたわけです。



その後エンジンが一応回ったのは





メタルが破壊されていない

良く動くんです（爆


ということで、クランクも無事かもしれません。



勉強になりました！！



そして残念だったのが四朗君




一度組み上げたエンジン、水を入れてみると盛大に漏れました。

ヘッドバラシてみると、ガスケットを表裏逆に組み付けてしまったことが判明。

ひっくり返してやれやれとヘッドボルトを締めてゆきます。内側から5ｋｇ/ｆで締めた後

本締めの7ｋｇ/ｆ締め込み。じわっと掛けてゆくんだよと皆で何回もレクチャーしたんですが

一気に回してしまった四朗君。その掛け方じゃ瞬間的に物凄く掛かっちゃうと注意しようとした瞬間


「ポキッ！」


ああ・・・・





やっちゃいました。ヘッドボルト断裂です。


リカバリー少し手伝いましたが、１２時を過ぎてしまったので自分はタイムアップ。
太郎師匠に後は任せました。


抜けたかなー？焼き入ったボルトだからなー・・・・




兎に角ここは刺激的な場所なのだけは間違いありません（爆





おしまい