
今日も休みだったので、パワーアンプ&センタースピーカー設置とバッ直の仕上げを行いました。作業記録として残します。(整備手帳に書くべき内容ですが、何となく整備手帳を書くのが苦手なので、自由気ままに書けるブログの方に残す事にします。)
まずパワーアンプ配線のためナビ裏にアクセスします。備忘として、、、この工具の右側の部分(アタッチメントとかを中に収納する蓋)、シフトパネル下の奈落の底へ落下させてしまいました。救出する日は来るのでしょうか。苦笑
ナビ裏です。もう何回もバラしているので手馴れてきました。針金ハンガーでRCAケーブルを助手席足下から引っ張ってきてナビ側の端子と接続しました。フロント左右、リア左右の接続です。(次に述べますが、このリア左右はセンタースピーカーに出力させます。)
パワーアンプに介入させるスピーカー配線はナビ〜車両カプラー間のここにあります。今回はフロント左右をパワーアンプの1〜2chに接続します。リアはナビ内蔵アンプのままにして、パワーアンプの3chをセンタースピーカーに割り当てます。(もったいないですが4chは役割なし。3〜4chブリッジ接続(出力2倍)も可能ですが、センタースピーカーには強過ぎるため止めておきます。)
配線は色分けされているので明確に判ります。ちなみに色の割り当ては以下の通りです。(こういう色使いのルールって非常に大事ですね。)
これらの配線を切断して、ナビ側は絶縁テープで封鎖処置、車両側はギボシ端子を加工してパワーアンプに接続させます。配線がごちゃごちゃするので、ミス防止のため配線の切断前後にそれぞれテプラを貼り付けました。
配線を切断してギボシ端子を加工しました。作業自体は、ニッパーで配線をカットして、電工ペンチで端子をかしめるだけ。と単純なのですが、カプラー間で配線が短くごちゃごちゃしているのと、なにより中腰での作業なので、腰痛持ちには大変でした。汗
加工したギボシ端子をパワーアンプ側の配線と接続して、接続部を絶縁テープでぐるぐる巻きにしました。絶縁と抜け防止が目的です。普段目に入らない場所でもあるので、念には念を入れた方がいいと思われます。
ちなみに、パワーアンプ側のカプラー配線がごちゃごちゃしていたので、スピーカー配線(4ch×2=8本)をテープで束ねておきました。スピーカー配線束、バッテリー電源、アース、ACC線とシンプルになりました。
並行してセンタースピーカー側の配線も行います。まずはセンタースピーカーパネルを取り外します。我が家のデリカはスピーカーレスです。パネルクリップは奥側にあるので、奥側から外す必要がありますが、デリカのダッシュボードは奥が深く、フロントガラスの傾斜もあるので、少々手こずりました。
今回入手したセンタースピーカー(carrozzeria TS-CX900)は純正位置にはとてもハマらない大きさなので、ダッシュボード上に置きます。外したパネルに配線用の穴をギボシ端子を通せる大きさで開けます。
なんと、、、穴開け箇所を上下で間違えました、、、orz。ショックです。
でも、センタースピーカーを置いてしまえば気にならないので、セーフです。
センタースピーカーを置いてスピーカー配線をナビ裏まで通します。配線通しは不要で、奥から押し込むようにすると簡単に手前に出てきてくれました。
センタースピーカーは370gと軽量ですし、このパネルもクリップで留まっているだけなので、ボルト固定する程でもなく。エーモン の剥がせるシリコン粘着剤(1690)で固定する事にしました。
パワーアンプに配線を接続します。そして、バッ直電源端子台のボルトを入念に増し締めしました。(ついでにサブウーファーもバッ直電源に配線し直しました。)
パワーアンプの入力は、フロント左右の2chと、リア左右をセンタースピーカーの1chに集合させての接続です。
パワーアンプ側でハイパスフィルター(サブウーファーで鳴らすレベルの低周波数帯域をカットする機能)が80Hz、120Hzであるのですが、フロント側はナビで調整するのでOFF、リアはセンタースピーカー出力なので120HzでONにしました。(センタースピーカーの再生周波数帯域は80Hz〜70kHzとの事ですが、重さ370gで低域は期待できないと思われる事から、120Hzでセットしました。)
デリカの助手席足下の車検証入れにバッ直電源端子台を収納しました。
そして、足下の奥の奥に、パワーアンプをマジックテープで固定しました。雨の日の防水を考えていく必要がありますが、当面は助手席はチャイルドシートで息子を乗せているので、このままで大丈夫です。
最後の最後にバッ直配線を仕上げます。YouTubeでバッ直火災の動画を散々見てしまったので緊張の作業になります。まずはバッテリーにアクセスするため、クリップ2個を外してエアインテークをスポッと取り外します。
マイナス端子を取り外して、プラス端子にバッ直線のプラスを合い締めします。
続いてマイナス端子にバッ直線のアースを合い締めして、エアインテークを戻します。
最後に配線処理してバッ直完了です。エアインテークに隠れていますが、プラス側はバッテリー直後にスローブローヒューズ(40A)が入っています。バッテリー〜ヒューズ間が一番怖いので、配線チューブと絶縁テープで入念に保護します。
冷や冷やしながら作業したバッ直も幸い特に問題はなく、無事にパワーアンプ&センタースピーカー設置とバッ直化が完了しました。
肝心の音は、、、とても良いですね。パワーアンプが入った違いはボリュームを上げると特に明瞭に解ります。大音量での解像度というか、クリアさが増す印象です。(ナビ内蔵アンプだと大音量では歪みが(今思うと)生じていたのだと思われます。)
目標としているレガシィのマッキントッシュに着実に近づいてきました。
低価格帯のパワーアンプは、設置するとボリュームが上がる(メーカー側の効果を判りやすくさせたい意図!?)場合が多いようですが、ALPINE KTP-600についてはボリュームのレベルには設置前後で違いは感じられませんでした。
パッケージからも感じましたが、こういうところからもALPINEさんの実直な姿勢がよく感じられると思いました。
また、ネットでは発熱を問題視するレビューも少数見ましたが、1時間ほどBIG-Xのボリューム20〜25(結構な大音量)で試聴して、パワーアンプの表面温度はぬるま湯程度(感覚的に35〜37℃)だったので、全く問題ないと感じました。
センタースピーカー設置の効果もよく解りました。パワーアンプ側のゲイン調整は基本的に12時のままですが、センタースピーカーのみバランスを考えて2時にました。
また、タイムアライメントもセンタースピーカー位置で調整しました。(リア出力を使用しているためリア左右のタイムアライメントをセンタースピーカー距離で設定。リアスピーカーはナビ内蔵アンプのままで、後席者のための補助席的な役割。)
カーオーディオ初級者の感覚での評論になりますが、センタースピーカー設置で、いわゆる前方定位がしっかりしてきたというか、定位感が安定したというか。臨場感が向上して、とにかく良くなりました。
とはいえ、調整で追い込める余力はまだまだあると感じています。
フロント左右、リア左右の4ch入力4スピーカー出力なら単純だったと思いますが、今回は思いがけずヤフオクで安価に落札できた事からセンタースピーカーが入っており、調整には時間がかかりそうです。
もうちょっと調整を楽しんで行きたいと思います。
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2020/12/01 00:54:56