
発熱は無いですが咳が出るため病院に行ったのですが、午前のみの診察で午後は休診となってしまっていました。コロナ禍で高齢者の方々が外出を控えた事で病院の利用者が減り、診療時間が短縮されたのでしょうか。コロナの影響(と思われるもの)は色んなところで感じられますね。。。
ひとり時間に余裕ができたので数年ぶりにオートバッ◯スに立ち寄ってみたところ、(この地方にしては)オーディオコーナーがかなり充実しており、スピーカーのリスニング設備がありました。興味深かったので少しいじらせてもらいました。
carrozzeriaのヘッドユニットと私のスマホをBluetoothで繋ぎ、聴き慣れた音楽でリスニングしました。以下、素人の勝手レビューです。(音楽を無意識に持ち歩いていて、それを店頭機に無線で簡単に繋げられる!改めてすごい時代だなぁと思いました。)
①ALPINE X-170S
非常にクリアで透き通ったクセのない高音質感でした。 ALPINEは女性ボーカルにマッチするとよく言われますが、本当にそうだよなぁ。と実感しました。見た目黒く地味ですが(これも個人的には好印象ですが)、音にはとても美しさを感じました。上質なスピーカーです。
②KENWOOD KFC-XS174S
クリアさや高音質感は上記X-170Sに通じるものがあり、更にメリハリ感がより感じられました。素人的にはX-170Sよりも好みに感じましたが、人によってはメリハリ感は逆に減点ポイントだったりもするのでしょうか。上質なスピーカーです。
③KENWOOD KFC-RS174S
上記XSの下位機です。性格はXSに準じていますが、試聴機で切り替えるとわずかに高音質感に劣るのがよく分かりました。比べると粗削り感を感じます。が、比べなければ素人的に全く気にならないと思います。コスパ考えるとこちらの方が総合力は高いと思います。元気なスピーカーです。
④carrozzeria TS-F1710S
carrozzeriaの入門機です。上記RSと比べるとクセが無くて万人に受け入れられるようなスピーカーだと感じました。上位機と聴き比べなければ素人的には大満足できる高音質でした。総合力はRS同等であとは好みの問題かと感じます。優秀なスピーカーです。
⑤KENWOOD KFC-RS174
上記RS174Sのコアキシャルタイプです。性格は174Sに準じていて普通に良い音です。ですが、聴き比べてしまうとやはり174Sのセパレートタイプとの高音域の解像度の差が感じられます。ですが、174Sの1.4万円に対してこれは7千円と半額です。コアキシャルとセパレートの差がこの価格帯で7千円あるかと言われると素人的にはないと思いました。コスパ考えると総合力はこちらの方が高いと思います。元気なスピーカーです。
⑥carrozzeria TS-F1740
上記 F1740Sのコアキシャルタイプです。所感としては上記のRS174SとRS174の比較と一緒の傾向です。7千円のスピーカーってこんなに良い音なんだ。と改めて驚きました。総合力高いです。あとはメリハリ感のあるRS174か素直なF1740かは好みの問題だと思います。優秀なスピーカーです。
素人目ですが、色々とスピーカーを聴き比べてみてとても興味深かったです。上位機は確かに素晴らしいし、聴き比べて下位機との差も明白なのですが、下位機も上位機との聴き比べさえしなければ、素人的には一点の曇りもなく満足できる良いスピーカーばかりだなと、改めて感じました。(むしろ音楽のジャンルによっては下位機の方がマッチするケースもあるのでは?と感じました。)
今回は比較的安価なヘッドユニットの内蔵アンプでの聴き比べでしたが、パワーアンプを介した場合、もしかすると上位機と下位機の違いが更に際立つかもしれません。また、セパレートとコアキシャルの違いもバイアンプ化まですると際立つはずです。
ですが、パワーアンプまで手を出さないケース(スピーカー交換、デッドニング、サブウーファー足し程度)では、倍の価格を考えると上位機よりは下位機、また倍の価格を考えるとセパレートよりもコアキシャル、というのが費用対効果が高いのかなと、素人目では感じました。(あくまでコストに軸足を置いた視点です)
今回の試聴でウーンとなったのがサブウーファーです。KENWOOD KSC-SW11が唯一音を鳴らせたので聴いてみましたが、、、ウーン、力不足でした。恐る恐るゲインMAXにしてみましたが、なんて事ない力不足でした。モコの低音を補強するにはアリと思いますが、デリカで低音を楽しむにはもう少し上の容量が必要と分かりました。(個人的見解)
carrozzeria TS-WX130DAもありましたが音は出せませんでした。上記SW11よりはネット評判が良いですが、スペック的には大きく変わらないだろうと想像します。
carrozzeria TS-WX300Aです。これも残念ながら音は出せませんでした。ここまでくるとシート下でなくラゲッジに積むタイプになります。30cm径でバスレフ式と少々ヤンチャそうです。これくらいのレベルが欲しくなってきてしまいました。汗
ウーン、どんなサブウーファーを狙おうか。。。と悩んでいたところ目に留まったのが、carrozzeria TS-WX1010Aです。25cm径で密閉式です。密閉式なので低音の強さはバスレフ式に劣ると思いますが、タイト感やキレの良さに強みがあり、これなら私の求める低音(BLレガシィのマッキントッシュ)を出してくれそうな気がします。アンプ内蔵で、ネット評判も良く、何より実売23527円と能力にして極めて良心的な価格にも惹かれました。
設置はラゲッジになりますが、立てたり寝かしたりしてなんとか工夫は出来そうなサイズ感です。また、80Hz以下の低音は人間は方向性を感じられない音域なんだそうで、BIG Xでサブウーファーのタイムコントロールも使える事もあり、ラゲッジという設置位置には問題は無さそうです。(積載は工夫とルーフボックス活用でなんとかする)
なんか買っちゃいそうな勢いですが、迷ってる時が一番楽しいので、もう少し情報収集して楽しんで行きたいと思います。笑
Posted at 2020/10/23 22:56:57 | |
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