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ハンドルの切り方について。

アクセルとブレーキ操作がきちんと出来ていれば、最小限なハンドル操作で大抵のカーブはスムーズに曲がってくれます。が、エリエクは非常にクイックな動きをするので、思ったよりスパッとハンドルを切りがちになります。限界内ならキビキビした動きが楽しくもあるのですが、限界を超えるとアンダーかオーバーステアが待っています。

まあ自分も言葉では理解しているのですが、実際の運転ななかなか上手に行きません。手ごわい車ですね。

ロータスと言えば、コーナーリングの良さ。「サーキットの狼」でもロータスヨーロッパがポルシェやフェラーリを追い掛け回していましたね。

しかし実際のサーキットで見かけるエリーゼ・エキシージは、お尻からクルクル回る姿をよく見かけます。オーバルでは非常に速くて安定しているのですが、サーキットでラフなペダル操作をすると、一気にお尻が流れてしまうのですね。基本的にはデリケートなブレーキングでフロントタイヤにきっちり過重をかけ、これまたデリケートなアクセルワークでコーナーを抜けていけば、誰でも速いコーナーリングを安全に楽しめます。軽量でパワーがあるエキシージは強烈な加速が楽しめる反面、コーナーリングでは繊細さが必要です。

今日はシーでのんびり

久々にお散歩しました。　やっぱり運転楽しいです。


さて、今回はエリーゼ・エキシージの運転の仕方について。

　といっても、ハンドルが２つあるとか、ペダルが４つあるとか、自爆ボタンがついているとかする訳ではありません。免許あれば運転できる車に変わりないのですが・・・。ただ、最近の車には必ずついているパワステがありません。ダイレクトに路面の状況がハンドルに伝わる反面、運転の姿勢が悪いと、路面のわだちにハンドルを大きくすくわれてしまいます。
　運転の姿勢ですが、基本的には脇を締めて身構える姿勢が良いと思います。ハンドルは極力手前に持ってくるのが良いでしょう。腕を伸ばしてしまうと手の力でハンドルと格闘する事になりますが、脇を締めていれば手に余計な力も入らず、デリケートな運転も可能です。
　シートは座った状態で腰からお尻にかけて、隙間ができない事。ここが開いていると体が安定しません。せっかくバケットシートに交換したのに、その中で体が泳いでいる人ってたまに見かけますね。

　ロータスクォリティの話を以前書きましたが、他のイギリス車はどうなのでしょう？
まだロータスにかぶれる前、この派手なオレンジのアストンマーチンに心が動いた事がありました。
V8ヴァンテージN400という限定車だったと思います。アストンは地味な色が好まれるせいか、この派手な色はそこそこお買い得な価格でした。
　内装はオールレザーで豪華仕様でしたが、正直塗装も内装の作りも極上品・・・ではありませんでした。直後に見たガヤルドの方がはるかに作りが丁寧で逆にびっくりしました。直接運転に関係ない部分は適当に気を抜くのがイギリス人の気質なのかもしれませんね。