
MINI車体色の中でブリティッシュ・レーシング・グリーンは、MINIの伝統色と言われますが、
これはよく知られていることですが、1950年代のF1で車体色が国別に決められていた時期があり、英国がグリーンだったことに由来すると言われています。
ディーラーでMINIを発注する際に、車体色を迷わずブリティッシュ・レーシング・グリーンと言ったら、嫁から「何で緑なの?」と突っ込みが入りましたが、その際、すかさずディーラーの店長さんからのコメントが入り、50代の男性を主体に、昔F1でナショナルカラーが決まっていた時代のこだわりで、ブリティッシュ・レーシング・グリーンを選択される方が一定の割合であるとのこと。
そのとき、展示車にブリティッシュ・レーシング・グリーンの車がなかったので、店長さんがわざわざ社員の方?のブリティッシュ・レーシング・グリーンのMINIを駐車場から回送して頂き、実車で確認させて頂き、嫁からも、「落ち着いた色で、いいかも、」と了解が得られました。
ところで、この英国とグリーンですが、F1の車体色以外でも、ブリティッシュ・グリーンとして知られていて、住宅の内装等でも英国風としてポピュラーなようです。
また、英国≒イングランドのイメージがありますが、実はアイリッシュ・グリーンというのがより有名だそうですが、このアイリッシュ・グリーンは、アイルランド由来ではありますが、20世紀初頭のアメリカ東部で流行したファッションだそうです。
このアイリッシュ・グリーンが、映画「ブルックリン」で出ていまして、当時アイルランドからの米国移民の多くが、ブルックリンに居住しており、故郷のアイルランドを懐かしんで、故郷の緑を思い出すアイリッシュ・グリーンのコートを着ていました。今では緑のコートはちょっときついですが、映画では当時の情景に馴染んでいるように見えますね。
ちなみにアイルランドにおけるグリーンは、聖パトリックのお祭りで緑のものを身に着けることに由来するようです。
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2016/08/19 09:34:50