
先週の土曜日のこと。父親のところに届いていたBMWディーラーさんからの試乗会招待状がゴミ箱に捨てられてまして(^^;)
なにげなくそのDMを開封してみると・・ありゃま! なんといつの間にやら日本国内向けにも5シリーズのハイブリッドモデルが追加されてるんですね(^^) BMWのハイブリッドっていうと、アクティブハイブリッドっていう名前で7シリーズにラインアップがありましたけども、5シリーズにも広がったんですね〜(^^)
5シリーズにもともとかなり興味を持っている私、こりゃもう見に行くしかないでしょ、って感じです(笑)
なんせ「試乗会のご優待」ですから、きっと5シリーズのアクティブハイブリッドにも試乗できるんでしょうしね。
それと、これまた前々から気になっていたBMWのクリーンディーゼルエンジン、これを搭載したX5もどうやら試乗できそうな感じ♪ こりゃもう行くしかないですよね(^^)/
前にBMWのディーラーさんに1シリーズの試乗に行ったときには見栄を張って父親の740iに乗っていったのですが、今回はまた借りるのも面倒だし、ってコトで気負いすることなくろくむし号でお出かけしてきました。。。
しかし、ディーラーさんに到着して、ろくむし号で来たことを激しく後悔してしまったのでした(^^;)
この不景気な中、高級外車の試乗なんてそんなにお客さんなんて来てないでしょ、ってタカをくくってたら・・・すごいお客さんの数(爆汗) しかも駐車場に駐まっているお客さんの乗ってきたクルマの実に9割以上がBMWなんですよ(どっか〜んっ!)5シリーズ、7シリーズ、M3なんかもフツーに駐まってるし(滝汗) 国産車なんてワタシのろくむし号とホンダのCR-Zが1台あるのみ(^^;) こりゃもう参りました(苦笑)
それ以上にびっくりしたのが試乗会の規模というかなんというか・・・てっきりショウルームに置いてあるクルマを出してきて試乗できるようにしてるんだと思ってたら・・・
成田ナンバーの普段見たことがないようなでっかいBMW
がいっぱい並べられてるんですよ(滝汗) 徳島でほとんど見たことがないような6シリーズのカブリオレだとか新型のマット塗装、カーボンルーフのM3クーペだとか、X6だとか・・・実物見るのは初めて! みたいなクルマが勢揃いしてます(汗) しかもこれ、全部
試乗車だっていうんだからすげぇ(滝汗)
駐車場の奥にはタリーズコーヒーのワゴンが駐まってて、ここで無料でコーヒーだとかドーナツがもらえるし・・・さすがにやることが派手ですぜ、ビーエムさん(汗)
まず目を引いたのがこのワインレッドの6シリーズクーペとカブリオレ。いや〜なんともイロっぽいというかエロいというか(笑)どちらかというと質実剛健路線で男性的なイメージの強いBMWのデザインの中にあって、この6シリーズってのは異色ですよね。まぁ色が色だから余計にそう見えるのかもしれませんが。
カブリオレはもちろん電動オープントップ。意外なことに幌仕様なんですね。イマドキだからハードトップなのかと思いましたが。
そして同じ6シリーズでもこちらはXシリーズ。お隣は今回試乗させてもらったX5も並んでおります。
クロカンタイプなのに、やっぱりX6はデザインが流麗というか優美というか。なんか雰囲気違うんですよね〜。
ワタシ的には好みはX5のほうなんですけども。このX5についてはのちほど。
そしてワタシがディーラーさんに到着したあと、試乗から戻ってきたM3のクーペ。最新型はカーボンルーフなんですね(汗)しかも近寄ってみてびっくり。なんとこのクルマ、つや消し塗装なんです。
マット塗装なんですね、って営業さんに聞いてみたら、「最近はこういうのって流行ってますよね」だそうで(^^;) そうなんですか? ワタシはこれ以外でマット塗装なくるまって言うとアルファの限定車とかランボルギーニの限定車ぐらいしか知らなかったんですが・・・こういうツヤのない塗装ってワックスとかかけても大丈夫なんですかねぇ?(苦笑)
たぶんこのM3も限定モデルだと思うんですが、ホイールも黒、4本出しのマフラーも黒く塗装されておりました・・凄みがみなぎってる、というか・・・もうタダモノではないっていう雰囲気が丸出しですよ(汗)
そしてさらに遅れて試乗からとんでもないマシンが戻ってきました・・・。
M5!?(爆汗)
ちょっと待てぇぇぇいっ!?
まさかこんなスゴいクルマまで試乗させてるのかよっ! BMWディーラーパねぇっ!(^^)/(^^)/(^^)/
このクルマ、1700万円ぐらいしたはずです(汗)
と、とりあえずこのM5は試乗せねば!!(^o^)
ってことで受付に行ったんですが、やはりこのM5は一番人気みたいでして、4組がすでに順番待ち中。X5は1組だけ順番待ちってことだったので、とりあえずはX5に乗ってみることにしました(^^)
で、その前に5シリーズのアクティブハイブリッドにも試乗を、って思ったのですが・・なんと今回はハイブリッドは試乗車がないんだそうです(涙)
なんでも試乗車として在庫で持っていたクルマをおろす予定だったんだそうですが、このクルマがつい先日、売れちゃったんだそうです(^^;) てなわけで、試乗車がなくなっちゃった、ということらしく、、残念!
さて、しばらく待ってX5の試乗に出発です。ドアを開けるとシートの高さがワタシの腰よりも少しだけ高い感じなので、ちょっとだけよじ登るような感じで乗り込みます。乗ってみると、そこは見慣れたBMWのコックピット。ステアリングをはじめ各種の計器類や操作レバーなども違和感なし。特徴的なATセレクタも7シリーズと同じですから問題なし。
着座位置が高いので見晴らしがいいのが父親の7とはだいぶ違ってますが、これは美点ですのでいい感じです。座ってみると、5シリーズと同じだというボディの大きさを感じないですね。
さて、エンジンをかけると・・・
うわぁ(汗) これ、ホントにディーゼルなの? っていうのが正直な感想。
ホントにディーゼルエンジン特有の震動だとか音っていうのは皆無です。アクセルをちょんちょんと踏んでもレスポンスよく反応するエンジン、これがディーゼルだとはねぇ・・タコメーターを見ると、5000回転からレッドゾーンになっているのがかろうじてディーゼルっぽいだけですね。
さて、Dレンジをセレクトして走り出しても、これがもう、、、まぁスゴいというか違和感がないというか・・・これはもうね、「このクルマはディーゼルです」って言われないと絶対に分からないですね。
パワーも十分ですけども、何よりトルクがあるこのエンジン、町乗りなんてまるっきり余裕綽々です(^^)ちょいと踏み込んだら、ガン! ってキックダウンすることなく、高いギアのままでトルクにまかせてするするする〜っと加速していく感覚がなんとも新鮮(^^)
決して加速が鈍いんじゃないんですよ、低いギアで引っ張り上げる、っていうことをしないで高いギアのままで回転を上げていくので、実にエレガントに、しかし確実にスピードは乗せていく、っていうスタイルなんですね。これは実にスマートでいいです(^^)
室内はもちろん、5シリーズゆずりの高級感と広さ、快適性もバッチリですしね。そして積載性能なんかは当然ですけども5シリーズセダンよりも優れてるわけですし、AWDでもありますから、用途を選ばないっていう点では5シリーズを凌駕してるでしょうね〜。
これでこのクルマ、こんだけの図体でこんだけ走って、燃費はだいたい13〜14キロ走っちゃうんだそうですよ(滝汗) しかも
ハイオクじゃなく、レギュラーガソリンでもなく、軽油で、です(^^)
これは実に経済的でいいですよね〜♪ って、こんな価格帯のクルマを買うような人がガソリン代のことなんて言ってはイケないのかも知れないんですけどね(苦笑)
さて実際に、仮に5シリーズクラスのクルマを買うとなったとき、、果たしてセダンがいいのか、X5がいいのか? って言われると・・・このX5の良さを知ってしまうと、マルチに使えるX5のほうが実用的でいいようにも思ってしまいますよね(^^;)
でもまぁ最近の日経新聞にも書かれてましたけど、BMWも日本市場に向けてクリーンディーゼル搭載モデルのラインアップを拡充する計画だ、ってことらしいですから、おそらくは近いうちに3シリーズとか5シリーズにもクリーンディーゼル搭載車が登場するのではないかと思います。たしかドイツ本国ではすでに存在してるんですよね、たしか。
となると・・・5シリーズのクリーンディーゼルってのが本命かもなぁ〜 いやいや、5シリーズのアクティブハイブリッドっていうのもいいよね〜 今回は残念ながら試乗できなかったんですけども、やっぱりクリーンディーゼルとアクティブハイブリッドは比較してみたいものです。
ワタシとしては、5シリーズのプラグインハイブリッドなんて出てくるとサイコーなんですけどねぇ〜(笑)
・・って、高くなっちゃいそうですけども(滝汗)
と、X5の試乗を終えてディーラーに帰還、M5の試乗の順番待ちに加わります。さっきよりも少しだけ順番待ちが減ってたので、iPadで新聞なんぞ読みつつタリーズコーヒーとドーナツを食べて時間つぶしをすることしばし。
いよいよワタシの番が巡ってきました(^^)/
乗り込む前にじろじろと外観をチェックしてみたんですが・・いや〜パッと見たら5シリーズではあるんですが、やっぱり醸し出すただならぬ気配は隠しきれない、という感じですよね(汗)
だいたいなんですかこのけしからんタイヤは!(笑)
BMW M っていうエンブレムのついたホイールは20インチ(滝汗)
はまっているタイヤは
295/30R20
なんていう、今まで見たこともないようなサイズですわ(^^;) いやはや・・。
ちなみにこのM5、タイヤ交換をディーラーですると、交換工賃込みで
45万円なんだそうです(笑)
純正のドリルドローターにはブルーに結晶塗装されたMパワーオリジナルの巨大なキャリバー。そして逆ベンチ構造になってますよ・・。フェンダーにはMシリーズの特徴でもあるエンジンルームの熱気を抜くためのダクトもしっかり装備しております。。。マフラーは当然のように4本出し。
さっき試乗から帰ってきたときにエンジン音は聞きましたけど・・・とんでもないぐらいにいい音です(汗)
そしてお値段は・・乗りだし価格で1800万円以上だそうで(号泣)
540馬力、59キロの最大トルクを発生する4.3リッターツインターボエンジン、電子制御デュアルクラッチシステムを搭載したこのモンスターマシンに今から乗って運転することが許される・・おそらくこんなチャンスは二度とないのではないかと(苦笑)
と、いうわけで・・・長くなっちゃったのでめくるめく怒濤の試乗顛末はまた次回に、ってことで(ちゅど〜んっ!)