今週の土曜日には、久しぶりに美郷の徳島カートランドで行われるジムカの走行会に参加する予定になっているので、昨日は実家でタイヤを勝負タイヤであるネオバに履き替えておりました。
私は通常はアライ足の減衰をフロント、リアともに「2」でいつも乗っているのですが、ジムカを走るときには前後ともに「3」に変更しています。前にフロント4、リア3とか、前後ともに4、というような組み合わせも試してみたのですが、私の乗り方だと、美郷を走るには前後ともに3が一番しっくりくるみたいです。
さて、画像はアライ足のフロント側の減衰調整ダイヤルです。下に移っているジャバラはフロントのドライブシャフトですね。
さて、ダイヤルを見ていただければ分かるとおり・・・かなりドライバーを入れる溝が潰れてしまってます(泣) 私は基本的には月に一度のジムカ走行会のたびにタイヤ交換をして、そのときに減衰の調整もしているんですが(ここ4ヶ月ぐらいは参加できてませんでしたが・・)、そのたびに調整をしていると、柔らかい樹脂製のこのダイヤル、こんなふうに潰れてきてしまうんですよ(T_T)
アライ足には、付属品としてこのダイヤルを回すための小さな小さなマイナスドライバーが付属しているんですが、このドライバーを使ってもこんな風に潰れてしまいます(泣)この付属のドライバー、マイナスの幅が狭くて、ヘンにこじって回してしまうと、溝を見事に潰しながら空回りしてくれちゃいます(ちゅど~んっ!)その結果がコレ、というわけですね(滝汗)
この画像の左フロントのダイヤルはかろうじてまだ設定位置を示している白いマーキングが残っていますが(画像では3の位置にきています)、右のフロントはドライバーで見事にナメてしまってて、この白いマーキングもほとんど残っていないような状態(T_T)
なので、最近はもっと幅の広いマイナスドライバーの先だけを使って調整をしています(よくある先を取り替えることでいろんなドライバーになるタイプの先だけを使っている、ということです)
この調整ダイヤルは場所が場所なだけに、頻繁に調整をするというわけにはいきませんよね。思いっきりステアリングを切った状態で下に潜り込んだら何とかダイヤルを回せるよ、という人もいるんですけども、私はいつもタイヤ交換のとき、ジャッキアップしてタイヤを外した状態で行っています。
それでもこんなふうにダンパーの真下にはドライブシャフトが通ってますから、短くて小さなドライバーでないと入らないわけです(泣)
倒立式ダンパーは剛性を出しやすいのが長所なんですけども、こと減衰調整ってことになるとこんなふうに下に来ちゃうので大変、というわけ(ため息)
なので、ふつうの正立式ダンパーのように、ストラットの頂上、エンジンルームから気軽に調整できるってのはほんとにいいよな、って思っちゃいます。さらに最近では電子式で運転席に座ったままで調整のできるタイプまでありますもんね。。
あれ、ホントにいいよな~って思っちゃいます(^^;)
あれならコースに合わせて気軽にセッティング変更できますもんね。ろくむし号の場合は走ってみて「あ~こりゃフロントを一段強くした方がいいかな?」って思っても、調整して試しに走ることができるのは一ヶ月後ですもんね(どっか~んっ!)
それからこのアライ足、見ていただくとお分かりの通り4万キロ走るとこんな感じでけっこう錆が出てきちゃってます(滝汗) ダンパーの動きもさすがにちょっとシブくなってきているような気もします(>_<) この足、もちろん使い方にもよるんでしょうけども、どれぐらい性能を維持していられるものなんでしょうね??
それからついでにこのアライ足の不満というと、この減衰調整ダイヤルに付いているゴム製のキャップ。
これ、けっこう早い段階で経年変化のためにひび割れてしまってます(滝汗) しかも固定方法が、この調整ダイヤルの付いたボルトに
カポっとはめてあるだけ(滝汗)
という構造になってるんですよね(^^;) 最初見たとき、おいおいこんなのすぐに脱落してなくなっちゃうやん!? って思ったのですが・・不思議と落ちませんね(笑)ホントに軽くはまっているだけで、しかも下向きに付いているのに、けっこうしぶとくくっついてくれてます。
それでも一つはひび割れが進行してしまって、ついにはめられなくなってしまいまして、右のフロントはゴムキャップなしの状態でずっと乗っています(汗)
もちろんディーラーさんでこのキャップだけを購入しようとしたんですけども・・・
補修部品設定がない(ちゅど~んっ!)
だそうです。。。つまり、ゴムキャップを買おうとしたら、ダンパー一式購入しないとアカン、というわけですよ(どっか~んっ!) いくらなんでもそんな贅沢できないので、とりあえずはナシで、ってことになってます(泣)
実はひとつだけゴムキャップをディーラーさんで頂いたんですよ。取り外したクレーム品のアライ足に付いていたゴムキャップがあったので(^^) でも、その後に左フロントのゴムキャップも破れてしまって、こっちは勝手に脱落してしまい、結局いまはひとつ足らない状態、というわけです(T_T)
それと、このアライ足はよく「異音が出る」という症状があるようです。フロント、リアともに異音が出るらしいのですが、私の場合はリアから出ています。2万キロを超えたあたりからでしょうか。
ごく低速で動いているとき、バックして停止するときなどに、ダンパーがなにか引っかかるような感じになって
「ゴクっ ゴクっ」という音と、小さな振動を出すんです。
ディーラーで点検してもらったところ、これは倒立式ダンパーの外側のケースとシェルケースが擦れる音なんだとか。もちろん摺動部にはグリスが塗られてるのですが、これが乗っているうちにグリス切れを起こしてパッキンが引っかかるような感じになるんだそうです。
ダンパー自体の性能には影響しない、とのことなので、そのままにしてたのですが、さすがに町乗りでゴクゴクとうるさくなってきたので、タイヤ交換のときにダンパーの擦れていると思われる部分にオイルスプレーを吹き付けたところ、見事に異音は消えました(^^)/
ただし、やっぱり一ヶ月もすると異音も復活してきます(苦笑)やはり根本的な対策にはなってないですからね(^^;)
最初に対策をしてくれたディーラーさんによると、オイルスプレーだとシリコン系のパーツを冒すことがあるので、あえてオイルスプレーではなくグリスを使ってみたらしいのですがグリスだとうまく浸透しないみたいであんまり効果がなかったんですよね。。で、なにも考えずに私は浸透性の高いオイルスプレーを吹きまくったらOKだったと(核爆)
果たしてシリコン系のパーツは大丈夫なのか!? ・・・考えないことにしましょう(ちゅど~んっ!)
さらにこのダイヤル周りからのオイルの滲みだしという症状も、やはり2万キロぐらいのときから出ました(汗)最初はリアからだったのですが、そのうちにフロントからも出てきました。
これももちろんディーラーさんで看てもらったのですが、「これぐらいなら問題はありません」とのこと(^^;) う~む、確かに今のところはヌケてしまってる、ってことはないですけどね。。
異音も出てるし、オイル漏れも少々だけどあるから、これってクレーム交換になりませんか? って聞いてもみたのですが・・・
STIパーツは保証期間が1年間
なんですよね(号泣) なので、保証で交換っていうことは1年を過ぎるともうできない、というわけなのです。。
まぁしゃーないか、走行性能には問題ないんだし、インプはそもそも走行性能最優先のパーツを付けてるんだし、ととりあえずは納得しています(^^;)
ただ、そろそろ走行距離も4万キロ。心なしか乗り始めの頃のようななめらかさがなくなってきてるような気もするし、減衰調整はやりにくいし、というかダイヤルが潰れちゃってるし(核爆)、そんなことを考えたら、そろそろ社外品の車高調とか欲しいよなぁ~ なんて思っちゃうんですよね~(爆汗)
でもね~ 狙うのは当然ですけど「e-Con」や「EDFC」といった電子調整式の減衰可変タイプってことになってきます(これはもう倒立ダンパーで減衰調整をしていた反動ですな(^^;) )。
となるとね~ どうしても20万オーバーは避けられない(ため息) なので、今はとにかくアライ足が本格的にダメになっちゃうまで使い倒そう! と思ってます。
基本的にはこれ、ほんとにいい足なんですよね(^^) 減衰を前後ともに2あたりにしてれば、町乗りもできるし峠もちょっとハイペースで走っても破綻することもないし。私のジムカの師匠である某氏を乗せて南阿波サンラインを走ったときにも「これってホントにいいアシやね~」って感心してましたし(^^)
ほんと、あの新井選手が魂を吹き込んだだけのことはある、ってことでしょうね(^^) 私の場合はインプは今回が初めてですし、その初めてのクルマに最初から付いていたのがこの新井アシなので、純正のアシとの比較ができないんですけども(^^;) でも走行性能としてはかなり満足度は高いんですよね。そのぶん、マイナーなトラブルがいろいろと出てしまってるのがもったいないな、と(苦笑)
車高にしても、私はこの新井アシの「純正比15ミリのローダウン」という設定がとっても気に入ってます。これ以上下げたらフロントのリップなんかそれこそしょっちゅう擦りまくりになっちゃいそうですしね(汗)
なので、別に車高調じゃなくてもいいんですけども、純正形状で電子式の減衰調整ができる、なんていう製品ないですもんね(^^;)
ネットを巡っていて見つけた製品に
「トキコ HTSダンパー」ってのがあるんですよね。これ、インプレッションを見てもかなり評判いいし、何より値段が安い! 車高調ではなくて純正形状で、減衰調整は無段階なんだそうな。
実売7万円ぐらいで買えたらしいんですが・・・。でもこのトキコって
日立に吸収されてHTSダンパーは販売終了
なんだそうです(号泣)
ホントにもうっ! フジツボのヴァイアブルにしてもこのHTSダンパーにしても、買おうと思ったときには販売が終わってる、なんていうパターンが多いんですよね、私って(T_T) 嗚呼なんという不遇な星の元に生まれたインプ乗りなんでしょう(涙)
どなたかHTSダンパーに変わるような純正形状、安くて高性能な減衰調整式ダンパーってご存じないですか?? この際ですから電子調整式じゃなくても正立式ならOKですんで(涙)
この記事は、
▼リクエストにお応えして・・・(爆) について書いています。