
パパカメラシステムの売り込みに、静岡県の沼津と言うところで開かれた
展示会に来ました。
一人で台車引いて新幹線に乗ってると、売れない演歌歌手のドサ廻りみたいで哀愁たっぷりだ。
コンパクトが売りなパパシステムも、箱に詰めて電車に乗るにはちとデカい(^_^;)
確かにいままでパパの会社では手を出したことの無いジャンル。
新しい事業に乗り出そうとするパパのスタンドプレイをよく思わないオッさんも社内には沢山いる。
風当たりも強く、辛いことも多い。
みかえしてやりたい。
でも、もちろん味方だって多い。
良き理解者達には恩返しをしたい。
一人ゴロゴロと明らかに不振な荷物を引きずりながら、自ずと気合いが入る。
『この事業 絶対モノにしてやる!』
さて、
いざ展示会が始まってみると、先日の天竜川の話は関心が高く、だれもがあのニュースを知っていた
100V電源は要らない、通信ケーブル要らない、パパカメラシステムは、
まわりに何もない野外に置いても、その瞬間から映像を伝送して、事務所のPCで見ることが出来る。
天竜の時の実績は展示会来場者を説得するには十分なネタだった。
パパが今日持ち込んだモノが全て!
後はなんもいらんぞ!
『この現場の監視映像が欲しい!!』と思ってから、ライブ画像提供まで、移動時間+30分ってとこですね。
その簡便さが、来場各社の防災担当者にはウケた。
かなり突っ込んだ問い合わせが多々あり、すぐに欲しいと言う話もでるほど評価をもらえた。
サービス提供としては始めたばかりだけれど、
既に何年もフィールドでの耐久テストを“これでもか”レベルでこなしてる事も評価された
例えば、新潟の山奥で、カマキリのタマゴの高さと積雪量の相関を、一冬ぶっ通しで観察した実績が役に立った。
当時『遊んでんぢゃねえよ!』(98%当たり)と、上司に怒られましたが、今となっては財産である。
パパカメラは、あの豪雪地帯の冬も、秋→冬→春と停まる事なく動いたのだ。

ちなみに、カマキリのタマゴの枝は折れてしまった(爆)
この年現地の最高積雪は4.3m
カメラも一度埋まりました。
とにかくね、
『これ良いですね!良くできてる!良いですよ!!』
なんて、こんなに評価されるのは、息子が褒められたみたいで気分が良かった。
鮭太郎を抱いてジャスコを歩いた時、
通りすがりのギャルから『かわいー♪』と声を掛けられ、
一瞬+α位『ん?俺の事かな♪』って思う、あの感覚に似て快感だった。
心の底から叫びたい
『ったりめえだ!』
俺を誰だと思ってやがる!?
わははは、重度のクラフトオタクだぞ(爆)、
半端なモノつくるかってーの( ̄ー ̄)v
とは言わずに頭下げて名刺渡すけどね(成長したなぁ)
とにかくギャグ抜きでメシとトイレ以外は1秒もヒマがなかったが、充実した展示会だった。
夜は一人居酒屋なのに飲み過ぎて¥5000も取られたり、
ビジネスホテルでエロビデオつけっぱなしで寝てしまったり、
で、
結局個人的には赤字の出張になったりしたが、満足度の高い2日間だった。
だもんで、気分良く大奮発してママに高級干物のお土産を買った。
オタノシミニねん♪
社内、パパ一人カメラ事業部驀進中ナリ
・・・助っ人くれー(心からの叫び)
Posted at 2006/08/24 23:47:50 | |
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