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２週間前のカナダGP決勝戦の前に紹介されていた『F1 疾走するデザイン」を見に行ってきました。
フォミュラーカーのデザインが時代の流れとともにどのような考えのもと変化してきたかがとてもわかりやすく展示されていました。
最初の展示車であるCooper T51はミニクーパーのジョン•クーパーがコンストラクターで英国籍を表すブリテッシュレーシンググリーンの車。それまではFRであったデザインをミッドシップエンジンとしたため、ドライバーの着座位置を下げ重心を中心の低い位置になるように設計されている。このころからパワーのみの車設計から速く曲がれる車を設計する事が重視されるようになった。ブラバムの運転するT51で1959年のモナコGPで優勝しその年のワールドチャンピオンになった。
次の展示車は、クーパーのドライバーであったブラバムがコンストラクターとなったBrabham BT20。
タイヤがCooperより太くなる。軽量化のためか冷却のためかエンジンはむき出しとなった。
次の展示車Team Lotus Type 77は空力が考慮され葉巻型から現在のF１のようにくさび形となりウイングが付けられている。前２車のボディーはナショナルカラーのBRGだが、ボディーに広告が書かれるようになっていた。タイヤはさらに太くなりミゾの無いスリックタイヤとなっている。
McLaren-Honda MP 4/4は1988年に16戦中15勝というホンダの黄金時代を築いたマシン。わずか1500ccながらツインターボを搭載して驚異的な685馬力。小型、軽量、低燃費、ハイパワーがすぐれている事はこの頃から証明されていたんですね。当時、本田宗一郎氏がF１快挙のインタビューの時にF１では1500ccで600馬力以上もあるのになぜホンダの乗用車は1500ccで100馬力に満たないのかといったような質問に「その差こそ（奥に秘めた）ホンダの技術力だとお考えください」みたいな事をいって、当時やっぱりホンダはカッコいいなあと思った記憶があります。
Williams FW14Bになると現代のF１のデザインにかなり近くなる。この頃から徹底的に空力特性が追求され2tのダウンフォースがかかるようになる。こうなるとサスペンションはバネでは車高を一定に保てなくなり電子制御の油圧式のアクティブサスペンションが開発されるようになる。
B・A・R Honda 006が展示されていたがボディーカラーはアースカラーにペイントされていた。（アースカラーは昨年（2007）から）。タイヤにミゾが掘られるようになった。先端に小さな穴を発見。このような穴は今年のフェラーリが採用している。
Ferrari F2005もボディーペイントは今年の物？先端に穴は無い。
Renault R25は2005年、いわずと知れたアロンソがワールドチャンピオンになったマシン。当時のスポンサーであるマイルドセブンのブルーのデザインではなく、やはり今年のスポンサーINGのデザインとなっている。2007年からはタバコの広告が規制されタバコ業界によるスポンサーが撤退した。F１の資金繰りが困難になる大きな理由の一つでもある。フェラーリのスポンサーであるマロボロは広告を出さなくともスポンサーを継続するとし、現在のフェラーリはマロボロの広告が入る部分はバーコードになっている。
会場の壁は年表となっており、最後にスーパーアグリF1撤退で締めくくられていた。

本当に残念です。
金の切れ目が縁の切れ目と云いますが、年間数百億と云われるF１の資金調達はプライベーターには相当大変な事だというのは想像に難くないところ。
よく２年間も頑張れたと思う。
私がF１のファンになったきっかけは、スーパーアグリの参戦だっただけになんとか踏ん張って欲しかった。
実際、スーパーアグリは日本でのF１人口を増やすのに１役以上かっていたと思うのだが、今年の走りを見ているとマシンに本当にお金がかけられないというのがわかるほど走りに精彩を欠いていた。
さらに、今年はトヨタの好調、ホンダの復調と相まって中島一貴というNew heroの活躍があり、日本でのスーパーアグリの注目度も落ちてきてしまったのかなぁ。
資金難だから走れない、走れないからスポンサーがつかないという悪循環から抜け出せなくなった感じ。

相当大変だったはずなのに、テレビの前では笑顔を絶やさなかった鈴木亜久里氏、本当にお疲れさまでした。

佐藤琢磨選手にはぜひどこかに移籍してF１で頑張り続けて欲しいと思う。

シトロエンからC６の案内をいただいたので見に行ってきました。
C６は東京モーターショウで見た時には離れて見るだけだったので、今回は触る事ができて満足です。
さすがはシトロエンのサルーンだけあってゆったりとした空間です。スタイルは流線型で昔のシトロエンSMやDSを彷彿とさせるような美しさがあります。
内装もドイツ車とは違った気品があり、さすがはフランス車といったところ。この大きさに、3.0リッター、210馬力は少々荷が重いような気もしますが、こういう車はゆったりと優雅に乗ればいいのでしょう。
隣にはC５のワゴンが置いてありました。C５は、本国ではすでにモデルチェンジしており在庫のみだそうです。C５の内部空間もかなりゆったりしています。大きさ的にはこれでも大きすぎるぐらいですが、下のクラスのC４は少々手狭で、C４とC５との間のクラスがないのが残念です。
C５以上はお家芸の一つであるハイドラクティブサスが使われているとのことで、シトロエンの極上の乗り味はこのクラスより上でと云う事になりますでしょうか？

ちなみに来場記念品はフランス製の男性用化粧品。さすが！

桜も咲き、スキーに行くことも無いだろう！
という訳で、衣替えをいたしました。
スタッドレスー＞ノーマル

みんな考える事はいっしょのようで、オートバックスではタイヤ交換に２時間待ちでした。

　担当ディーラーからひさびさの招待状をいただいたので、昼休みの合間をぬって行ってまいりました。滞在時間はわずか15分でしたが、新しいＡ４を充分に見ることができたので満足です。
　展示車両は1.8ＴＦＳＩ（ＦＦ）と3.2ＦＳＩクアトロの２グレード。
　ＬＥＤのポジションランプや流れるような美しいボディーラインをみると旧Ａ４よりクールでかっこよくなったと思う。特にオプションのエアロパーツはサードパーティー製かと思うほどアグレッシブなデザインでした。後ろのトランクルームにはゴルフバックが横向きで入るように右サイドに窪みがつけられている。窪みはバック一つ分でなぜか2つは入れられないようだ。これっていいのか？悪いのか？私はゴルフをしないのでわからないが。
　下のグレードだからといって外装、内装に手を抜いていないところがアウディのいいところ。1.8ＴＦＳＩのお値段はバーゲンプライスだと思うが、旧Ａ４よりひとまわり以上大きくなったガタイにはやや力不足なのでは。
　3.2ＦＳＩクアトロは余裕のパワーとお家芸の４ＷＤで、まさしくザ・アウディといったところ。縦置きエンジン用のＳ－トロニックが加われば文句なしなのだが残念ながらティプトロのまま。ＶＷの7速ＤＳＧが横置き小型エンジン用だったことから察するに、縦置きエンジン用のＳ－トロニックの開発はあまり進んでいないのかも。
　価格差が200万以上となると両グレードで迷うということは無いだろうと思う。中間に位置する2.0ＴＦＳＩクアトロを早く出して欲しいと思ったのは私だけ？？

記念品は「黒革の手帳」でした。これ少々長すぎません？