Ｐ．Ｎ．「３２乗り」のブログ一覧

昭和の排ガス規制への対応がみえかけてきた、80年代前後、ライバル関係にあったサニーとカローラに大きな変化が見られます。
お互い来年に還暦を迎える、
日本を代表する大衆車なんですが、
日産サニーの方は、いち早くＦＦになり、「ＤＡＴＳＵＮ」の名前が落ちます。
それが、1979（昭和54）年3月に4代目にフルチェンジしたカローラ（ナナマル世代）とは、2年の差が出ました。
つまり　…　カローラのマイナーチェンジと日産サニーのフルチェンジが重なるタイミングになったんですね（画像）。

画像のように、ナナマルカローラセダンがカローラ史上初の丸目4灯のすっきりした箱型ボディで登場した時のダットサン（コレが最終になってしまった）サニーは、
Ｂ３１０型のマイチェンモデルで、安易な角型ライトになってしまったモノです。
私感ですが　…　まぁ、差は歴然でしたね。
ジウジアーロラインと噂された（実は、違ってたらしい）ナナマルカローラは、新鮮に見えました。
1300（４Ｋ－Ｕ）・1500（３Ａ－Ｕ）・1600（２Ｔ－ＧＥＵ）、それに1800（1３Ｔ－Ｕ）が追加され、セダン・ＨＴ・クーペ・ＬＢと充実のラインナップで登場しました。
さらに、これに「美しくなければ…」のスプリンターシリーズが同じように加わるワケです。

ウチの親父がその１か月前にカリーナマイロードを買ったので、ケッコウ悔しがってたな（あはは）。
事実、親父はその後後期型のナナマルカローラＨＴ1500ＳＥに替えてた。

サニーの方は、「ダットサン」と「日産」の切り替えを、ＦＦサニーで達成しました（ご苦労さんなこってすわ）。
この時、チェリー（デビュー時からのＦＦ車）は「パルサー」に変わり、
カローラ・スプリンターのような関係ではなく、若干サニーの方が大きい感じになりました（曖昧）。
トヨタで言うと、「スターレット（パブリカ）」に当たる感じかな（曖昧）。

トヨタが、カローラとスターレットをうまく作り分けたのに対し（しかも、「タコⅡ」っていうのも間に挟むしね）、日産はＦＦにしてから　…　涙。
来年40年を迎えるＮ１３型パルサーは、ついにサニーよりも大きくなってしまうし等で、このＦＦ大衆車戦略も、トヨタが　…　涙。

しかし画像　…　やっぱりナナマルカローラセダンは良いね。
そして、コレが最後のＦＲセダンになるんですけどね（遠い目）。