今月のビックリドッキリメカ（９月分）　

更新が滞り大変申し訳ありません。

おかげさまでPCはもう大丈夫のようです。

で，今は仕事のほうがまさに勝負所を迎えており，ちょっとこちらのほうに気が回りませんでした。大変失礼しました。

さて，今夜に一段落する予定なので，一応アップ予定ということで挙げておきます。
今回のビックリドッキリメカですが，父の好きな車のひとつ，クラウン。
ゼロクラウンの一つ前の型で，今回引っ張ってきたモデルで３台目となります。

この，S17系というらしいのですが，このモデルは個人的にもっともクラウンらしさを持って洗練された印象を持ちます。この固定観念というべきスタイルを壊そうとしたゼロクラウンも魅力的ですが，甲乙付けがたいというか。

この時期のセダンは，かれこれ１０年前のモデルとなります。今やミニバン・コンパクト・そしてハイブリッド人気に押され，あまり値が付かない現状があるようです。

この車体も，どうやら１０万円以内で手に入れたもののようです。

一度乗せてもらいましたが，車高調が組まれているそうで，テインか何からしいです。確かにローダウンされていましたが，乗り味は実に快適で，本当に驚きでした。
このクラウンの乗り味は，私には本当に驚きの良さとして印象が強く，静粛性，安定感，ステアリングを切るときの挙動など，まさに自分のインスパイアやビガーを「こうしたい」と目標にしていたあたりを見事に具現化していました。
それが，ローダウンしたクルマでもこの完成度だったことは，本当に感心しました。

エンジン音ですが，実はある程度，ちゃんと聞こえてきます。それも，直列６気筒らしい，整った音が上品に聞こえてくるのが，さすがと感じます。
ホンダで言うと，初代レジェンドがこの音だったと思います。さすがにマフラーを換えてしまうと，主張が強すぎてしまう印象になりますが。

なぜか，ボディは当時のクラウンらしからぬ，白一色。ツートンばかり目にしていたので逆に新鮮なほどです。

このクラウンの一大欠点といえば，付属のナビでしょう。
クラウンに限ったことではありませんが，ソフトを更新するのにそれなりにお金がかかり，しかもベースの性能は今や１万円ちょっとのポータブルナビのほうが画面の見映えがするほど。これだけのコンピュータの性能向上の流れの中に取り残されてしまうとは，実に皮肉なものです。しかも，容易に交換できないし。何しろ他のモニタも兼ねている画面ですから。

現在，ナンバーは外されていますが，父が本気で車検を取って乗るとは考えにくいです。要はコレクションの一台になってしまうんじゃないかと。もともと，既に１台ロイヤルサルーンを常時置いているわけですから。本当にどうすんだこれ。
相変わらず，毎日のように稼働するのはプリウス君です・・・・。

ちなみに私のほうは，さらにクルマが増えたので，インスパイアが出せない状況に陥っていることも多く，とても複雑な感じです。