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2014年12月20日

科学館の展示車両EP82スターレットに会ってきた。(スリーエム仙台市科学館)

科学館の展示車両EP82スターレットに会ってきた。(スリーエム仙台市科学館) このところ更新がまたまた滞っていて大変申し訳ありません。

さて,先日,仙台市科学館に行ってきました。

かなり大きな建物ですが,展示フロアだけでも2階分あるのですが,
実はその他に,仙台市の中学生が校外学習で利用したりする実験室フロアがあります。

入口の天井近くには,なんと!鳥人間コンテストで感動を生んだ,あの東北大学のウインドノーツの機体が展示されています。さすが地元。
着水後に壊れてしまう機体を,もう一度直したそうです。


それから,かつて活躍したソーラーカーも展示されています。

細かく観ると,おおっと3輪ともディスクブレーキ装備。これは原付スクーター用だろうか。作りも綺麗で美しいですね。


それはともかく,私のメインの目的の場所は,ここ。

科学と言えば,自動車も忘れてはいけません。ちゃんと自動車の構造のコーナーがあります。
そこに展示されているのは,かつて人気を誇ったホットハッチの代名詞,トヨタ・スターレットGT。EP82です。
それが,カットモデルとなり,部品も並べられて構造を理解するモデルとして鎮座しています。

といっても,今の子供には自動車そのものがよくわからないのが普通のようで,毎日のように校外学習で訪れる中学生も,このコーナーにはあまり訪れません。体験コーナーの人気が圧倒的で,なんだか静かで寂しい感じなんです。


再塗装したのかどうかわかりませんが,バンパーも本当に綺麗。

部品をよく見ていくと,どうやら1台分ではなく,少なくとも2台ほどのものを組み合わせているようです。

メーターをよく見ると,驚くべき低走行車であることがわかります。

並べ方は本当にきれいで,むしろ自分の家のガレージもこんな風にしたらかっこいいだろうなと思うほど。

ただ,もう少し説明があると,それぞれの部品の意味がわかると思うのですが・・・まあ贅沢な注文かも。そもそもあまり見にくる人がいないわけですし。

ほら!ほら!ピストンまでこんなに綺麗になって並んでる!!・・・・ってピストンって何ですかって言われそう。

毎年のように「会いに」来ているのですが,毎年細かい発見をしてしまいます。
今回は,この外装に注目。

スターレットは決してお高いクルマではないのですが,このGTの外装を見ると,結構お金がかかってます。さりげなく,オーバーフェンダーになるボディパネルが付いているのです。

ボディ同色だから気が付きませんでした。ひょっとして,標準モデルと足周りの仕様も大きく違っていたりして。

エンジンも綺麗。

オイルフィラー部から覗くと,こんなに綺麗。ただ綺麗にした車体というよりは,かなり程度の良い車体だったのではと思います。

二度と走ることこそできませんが,これはこれでクルマは長く役に立つ道なのかもしれません。

テールレンズも綺麗に並べてあります。

カットモデルでないと見えない部分も,非常に興味深いものです。

こんなに剛性がありそうなボディですが,当時は完全にじゃじゃ馬だったEP82.確かこの次のEP91から衝突安全ボディGOAになって,車重も増したけど走りも向上したんだったと思います。

シンプルなリヤサス。調べてみたらEP82は1300ccのDOHCターボで135PS,車重はなんとたったの830kg。フィットなどの今のコンパクトカーが1t以上ですから恐ろしいほどの軽さです。そりゃ速いわ・・・。


他にも,ロータリーエンジンなどの展示もあるのですが,どうにも扱いが小さくて,もったいない気がします。

特にトヨタは近年,この宮城県に生産拠点を持ってきていることもあるので,このスターレットは残しつつも,今のクルマのカットモデル(ハイブリッドとか)を寄贈して並べて展示しては・・・などと勝手に妄想してしまいます(笑)

このような,クルマやバイクを展示する博物館についても,ドライブ・ツーリングで立ちよるのも面白いかなと思い始めました。
ブログ一覧 | クルマ関係 | 日記
Posted at 2014/12/22 01:32:39

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この記事へのコメント

2014年12月22日 15:18
とても興味があります!

オイラも行ってみたいです(^^)

でもホント、オイラの周りにも車好きの若い子はいますが・・・たぶんピストンは分からないです。

最近の若い人で車好き自体が減っていますし、
車好きがいても、表面の見た目が変わるのを楽しんでる人が多く、中身のメカや構造に興味がある人はさらに限られます。。。

何だか複雑な心境です・・・(寂)
コメントへの返答
2014年12月26日 0:20
コメント有り難うございます。

クルマ好きの人が減っている,というよりは,むしろ様々なことに興味を持てる時代になったのかもしれません。昔はバイクやクルマに興味を持つことが,暴走族などの悪い印象を持たれる部分もありましたが,今はそうでもないかと思いますから,健全な趣味と言えるようになったかもしれません。むしろ「スマホが趣味」が健全でなくなっているようにも感じます。
中身に興味を持つのも,かつてラジコンやミニ四駆というステップがあったからこそかもしれません。
2014年12月22日 19:29
こんばんは(^^)

このスターレット、まだ展示されていたんですね!
仙台市科学館が開館した際、自分は小学生で、このバラバラになったスターレットを見てとても驚いたのを覚えています。

開館当時は現役の新車だった気がしますし、ましてやGTグレードを解体展示するとは当時はとても思い切った事をしていたのですね(笑

車両としてはもう古いですが、
「自動車はこんなに複雑なものが組み合わさっていて、そしてたくさんの部品を使うものなんだ」
ということを教えてくれる貴重な教材として、この先も展示してもらいたいですね
(^^)
コメントへの返答
2014年12月26日 0:25
コメント有り難うございます。
なんと,ご存じだったとは有り難い限りです。中古どころか,新車当時のものなんですね。貴重な情報を有り難うございます。なおのこと,貴重な車体と言うことになりますね。
飛行機ですとエアロスバルもまだ展示されています。エンジンを見ると興奮しますね。

この科学館も震災を乗り越えて復活されたのは記憶に新しいところです。お世話になった私の先生や元同僚の先生が働いていらっしゃったりと,教員をやっていると何かと縁のあるところです(笑)
2014年12月23日 17:54
興味深い場所ですね。

当地の近くにはスズキほ博物館があって、歴代の車やバイクがほぼ全て展示されています。

何度か行っているので、土産のスイフトのチョロQが数台あります。
コメントへの返答
2014年12月26日 0:28
コメント有り難うございます。
スズキの博物館ですか,ぜひ一度行ってみたいですね。少し調べてみましたが,非常に興味深いです。
全国にも,様々なクルマ関係の博物館があるようですので,これは本気で検討してみようかと思います。情報ありがとうございます。ご当地?チョロQ欲しいです(笑)

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何シテル?   09/11 20:56
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