塩釜へプチドライブ。(^。^)y-.。o○

本日は、早目のブログUPになります。

昨日は、朝から腰が痛いので整形外科へ行き、注射2本も打たれました。(T_T)

午後には痛みも少し引いてきたので、午後からプチドライブへ。

行先は塩釜市。

本当は『鹽竈』と書くそうです。

距離としては本当に近いです。

いつもなら自転車の行動範囲。

1000年以上続く歴史ある街で、交通の要衝でした。

塩竃神社が有名です。

しかし、港も街の繁栄も仙台へ移行し、衰退の一途をたどっていましたが、最近古い街並みを蘇らせる動きが出ています。

お寿司屋さんが有名ですが、老舗のお店は色々あります。

街を歩いていても、趣のあるお茶屋さん。



味噌、醤油のお店。



他には、有名なこの酒蔵



8代将軍徳川吉宗の時代からあるんですね。



最近どんどん立派になっている気がします。



今日は車なので、残念・・・。



他にも、「生どら焼き」で有名な。



なんかもあったりします。

途中の酒屋さんのこの貼紙だけが気になりました…。

今回の目的地はこちら。



カフェ　はれま。

このお店が入っている建物は、明治の初期に建てられた「旧ゑびや旅館」

当時としては珍しい、木造3階建て。

しばし、まったりしておりました。

カフェは１階のみで、ここだけでも雰囲気は大変よろしいのですが、この建物の２階より上の旅館への復元が終わり、一般公開を始めておりました。(有料)

この旅館は、明治天皇が東北を行幸した際に、大隈重信が宿泊した旅館とのこと。

※この時明治天皇が宿泊した処は、現在は朽ち果てて、塩釜市で今後観光の間玉として復活を検討しているそうです。

この旅館

地元の有力者が建てただけにかなり凝った造りになってます。

２階

全ての部屋の天井の作りが異なっています。(写真は撮ってません)

なんか、作り込みが細かい。

こういう小物も当時のもの??

鴨居の無数の穴は腐食じゃなくて、当時の木造船の部品を流用したものだそうです。

フナクイムシ(貝)が食った後らしいのですが、旅館にとっては「食う」=いっぱい食事をしてもらえる

という意味で縁起が良いものなのだとか。

貝をはめ込んでますが、これは実は釘を隠しているんです。

３階、松、竹、梅、桜　の４部屋構成です。

全てそれらの木を使っています。

松

竹

梅

撮り忘れ・・・。

そして、今回のハイライトの桜

そして、今回修復が完了した天井画

作者は不明だそうですが、見事です。

復元には足場を組んで寝ながら天井に向かって筆を走らせたとか。

他にも、建てられた時代ならではのものが。

刀を保管する場所だそうです。

まだ廃刀令の出る前でした。

となりの女性の絵は、のちにここに住んでいた方が貼ったらしいのですが、これはこれで貴重なのかも。

なんか、いろんなところに凝った造り込みがあって感心しました。

旅館として使われていた時代のものと、その後の住居としての痕跡も若干ミックスされた不思議な空間でした。

このカフェの向かいには。

御釜神社　(神社名をカタカナで書いてはいけません)

ここで、塩釜の塩をつくるそうです。

言わば、塩釜市の原点。

とても小さな神社ですが、塩竃神社と同じくらい重要なんだとか。

知ったかぶりしていろいろ書いてますが、全てNPOの人が説明してくれたことです。

その後、こちらにも寄りました。

杉村惇という画家は、静物画が主体なんですね。

しばらく見入ってしまいました。

その後ここで、おやつ。

濃厚で美味しかったんですが、３８０円と５００円はちと高いかな・・・。　(コーンはさらに５０円プラス)

帰り道で見かけました。(唯一の車ネタ)

実は、あの桜の間の天井画は本日お披露目(報道機関などに)ということなので、今日は混んでいたかもしれません。

だから、昨日行きたかったんです。

意外と近くでプチ観光できましたとさ。

おしまい。