2004年12月30日
大人になるということはボールペンになるという事なのである。
「え?突然何言ってるのって?」
子供の頃って皆エンピツを使っていたでしょ?
あれって間違いを消しゴムで消せますよね。
でも大人は自分の言動には責任を持つ義務があり、
消しゴムのように簡単に過ちを消す事はできません。
ボールペンを持つということは自分の言動に責任を負うという事でもあると言えるでしょう。
今日は嫁サンが年賀状をせっせと書いていました。
毎年の事ながらいつもギリギリになって書いているところを見ると
彼女も夏休みの宿題は居残り組であった事が容易に伺えます。
まぁ僕も同じ穴のムジナですが・・・・・
さて、取りかかるのがギリギリなら用意した年賀状の数もギリギリだったりします。
よく年賀状を出してない人間から突然届いてたりして意表を突かれる事があるんですが
「まぁ届いた時に新たに買い足して送ればいいかぁ~」
と予備もほとんど無かったりします。
だって結構高いしね~年賀状って。
来年こそはプリンターを導入してオリジナル年賀状を作りたいなぁ~なんて目論む僕なのでした。
そんなギリギリの枚数だったりするんで書き損じは命取りです。
履歴書を書くときの5分の1位の緊張感は漂います。
しかも年賀状を書いてる側でコハクが嬉しそうに縦横無尽に走り回るのでスリルにも事欠きません。
そんな中で嫁サンが・・・・・「あ、間違えた~!(涙)」
とうとうやっちゃいました。
無事宛名を書き終わり、裏面に来年のご挨拶を書いている時に事態は起こりました。
「旧年中は大変お世話になりました。 本年も・・・・・」
と続くべきところを「本年は」と書いてしまったんです!
このままだと「本年はお世話にならなくてもい~です。」になってしまう恐れがあります。
なんとかしてごまかさなければいけません。
すぐさまその人と嫁サンとの人間関係や年齢等を考慮して
最善の文章になるよう善後策を練る為の検討会議が開かれました。
その結果、「本年は」といった感じで昨年とは違った性質になる事を表す「は」という文字を逆に利用し「本年は更に頑張って・・・・」といった感じで2005年の訪れを前向きに捉えた文章に昇華させるアイデアを導き出すことに成功しました。
まさに災い転じて福と成す!ピンチをチャンスに変えるグッドアイデアです!
早速意気揚揚と「本年は」に続く文章を書き出し僕も一安心♪
ホッと胸を撫で下ろしたその刹那・・・・・「あ、間違えた・・・・・」
後に続く文章を書き始めわずか3文字目にして漢字を思いっきり間違えておりました。
もうどんな文豪が現れてもどうしようもないでしょう、
太宰治が束になってもこのミスは消せそうにありません。
新しい葉書・・・・買いに行くかぁ・・・・・
Posted at 2005/12/03 16:00:58 | |
トラックバック(0) | 日記