2005年01月05日
正月休みを利用して借りてきたマンガをようやく読破しました!
今回借りたのは「め組の大吾」っていうマンガです。
これは人命救助に対してとにかく熱く立ち向かうある消防士の成長を描いたもので、
人生において何かに立ち向かう時、周りに対してだけでなく己とも戦う事が必要なのだ!
という作者の強いメッセージが熱く熱く伝わってくるんですよ!
めだか浜消防署、通称「め組」に勤務する朝比奈大吾が物語の主人公なんですが、
彼には生まれながらにしてどんな危機的状況でもひとたびその場に身を置いた瞬間
必ず突破口を見つけるという才能に長けており、また元々のまっすぐな性格と併せて
時に無謀な行動にも出たりするという問題児でもありました。
ですが周りはそんな彼を危険視しながらもまた彼のその真っ直ぐさに次第に惹かれていくんです。
やがて幾度の修羅場をかいくぐっていた大吾はある事で悩み始めます。
「自分は人命救助がしたいのでは無く単に危険が好きなだけなのか?」と。
またある時は「消防士である以上自分は火災を未然に防ぐ事を第一に考えなければならない、
しかしそれは同時に自分の存在意義をも消し去る事になる」という矛盾にも強い憤りを感じていきます。
彼は様々な悩みを抱えたまま容赦無く襲ってくる幾多の災害と同時に己とも立ち向かう事で
ひとつひとつ成長を遂げ、やがては世界中から必要とされる消防士にまでなるのです。
読んでいる内に彼と一緒に悩み、また彼を取り巻く様々な人間と共に心配し
そして登場する全ての人と共に感動を味わう事ができました!
一昔前までは「またマンガばっかり読んで!!」とマンガ=悪者なイメージがありましたが、
急速に成長する昨今のマンガ文化の中にはこのような勇気や感動を与えてくれる素晴らしい作品もあるんですよね。
さて、今度はどんなドラマが僕を待ちうけているんでしょうか。
(あ、このオチ1月1日のと一緒だ!)
Posted at 2005/12/03 16:03:17 | |
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