また、痛風ネタを挟んでからの、所有するエレキギターの紹介です。
人気のないネタですが、「みんカラ」をやっている方で、エレキギターが大好きな方もいると思います。
しばらく、この企画を、合間、合間に、続けていきたいと思いますが、どうかご容赦ください(あくまでも自己満足の世界ということで・・・、笑)。
もちろん、興味のない方は、スルーしてください。
さて、今回は、「Killer guitar(キラーギター)」です。
モデル名は「Fascist(ファシスト)」。
自分で購入した2本目にあたるギターです。
購入のきっかけは、ハードロック(HR)やヘビーメタル(HM)(もちろん、メインはジャパメタ系ね、笑)を弾くのに、トレモロ・ユニットは必須だろうと思ったからです。
当時は、以前、紹介した「YAMAHAのレスポールタイプ」しか、持っていなかったからね。
「Killer guitar」は、ご存知の方も多いと思いますが、日本を代表するヘビーメタル(HM)バンド「Loudness」のギタリスト、高崎晃(タッカン)さんが設立した会社です。
「Fascist」は、そのメーカーのモデルのひとつです。
「Fascist」より先に、「Scary(スケアリー)」が、「Earthshaker」のギタリスト、石原愼一郎(Shara)さんのシグネイチャー・モデルとして発売されていました。
その後、1992年に「聖飢魔Ⅱ」のギタリスト、ルーク篁Ⅲ世さんのシグネイチャー・モデルとして発表されたのが、「Fascist」です。
最近では、女性HMバンド「Mary's Blood」のギタリスト、SAKIさんも使用していますね。
前置きが長くなりましたが、画像を交えながら、私のギターを紹介したいと思います。
現行モデルでは、ボディカラーは、ギャラクシーブラック、デリシャスレッド、スキッドブルーがラインアップされています。
さらに、グレイブ・ストーン(男性の指バージョンと女性の指バージョン)も設定されています。
私が、購入したいと思った時は、カタログ上にスペック程度しか、掲載されておらず、実物を見ることはできませんでした。
当時のカタログ上では、ボディカラーはギャラクシーブラックのみ、トレモロ・ユニットは、Floyd Rose Licensed のシャーラー製でした。
ただ、上述の「Scary」と同様のボディで、違いは、ピックアップが2ハムであることと、それに伴い、ピックアップセレクターがトグルスイッチであること(トグルスイッチの方が私は好き)、そして、ワンピースネックではなく、貼りメイプルだということでした(メイプルネックに、メイプルの指板を貼ったもの)。
これを、「ボディカラーはレッド、トレモロ・ユニットは、Floyd Rose Original、そして、すべてブラックパーツにして欲しい」と、お店の人に頼みました。
その時のやり取りは、以下のような感じでした。
お店の人「今のところ、カタログの仕様で決まっているからね~。それに、Floyd Rose Originalを付けるためには、追加でザグリを入れないといけないし・・・。」
私「ESPと提携しているんでしょ。ESPでできるんじゃないですか?」
お店の人「一応、ルーク篁さんにも、確認を取らないと・・・。」
私「(心の声:それはあり得ないよな、笑)そこをどうにかお願いします。」
お店の人「分かりました。可能かどうか、確認して、後日、ご連絡いたします。」
そして、後日。
お店の人「ルーク篁さんにも、了承が取れたので(心の声:さすがにウソでしょ?)、やらせていただきます。」
早速、お店に行き、実物もない状況で、試奏もせず、「えい、や~」で契約。
約3か月待ちで、手に入れました。
余談ですが、程なくして、ボディカラーにデリシャスレッドが追加され、Floyd Rose Original も標準装備されました。
なので、保証書上では、現行のデリシャスレッドではなく、キャンディアップルレッド(CAR)と記載されています。
現行モデルと色を比較したことがないので、同色(名称だけ違う)だとは思いますが、詳細は判りません。
ボディはアッシュです。
結構、重いので(4.5 kg くらいかな)、ホワイトアッシュなのかな。
センター2ピースだと思います。
Killer guitar の特徴である、ネックを、3度、下に傾けた構造をしています(水平の方が弾きやすい気がするんだけどな~)。
画像では、判らないと思いますが、確かに、Floyd Rose Original を納めるために、ザグった痕跡があります。
ピックアップは、スペック通りの、フロントが LQ-500、リアが Dyna-Bite です。
現行モデルも変わっていません。
エスカッションはダミーで、ピックアップはボディに直付けされています。
ネックは、先にも書いた通り、メイプルで、指板もメイプルです(いわゆる貼りメイプル)。
しかも、当時のものは、「バーズアイ・メイプル」です。
反りもなく、とても頑丈です。
現行モデルも、貼りメイプルですが、残念ながら、「バーズアイ・メイプル」ではありません。
ただ、指板は、虎杢が入っているようです。
音質は、アッシュボディにメイプルネックという硬めの木材であることもあり、アタック感は強い気がします。
音を歪ませると、本領を発揮する感じがします。
ピックアップ自体のパワーは、強くも、弱くもない感じです。
バリバリに、HRやHM系をやるには、物足りないと感じる人もいるかもしれません。
パワーに関しては、セイモア・ダンカン辺りに、交換すれば、印象は変わってくるでしょう。
材の関係かもしれませんが、フロントピックアップの音が、レスポールのように、よりウォーム(ふくよか)な音だとうれしいんだけど、高音域が出しゃばる感が否めません。
リアは、歯切れがよく、いい感じだと思います。
あと、ネックが、ボディに深くインサートされているので、サスティーンはよく伸びます。
私は、車は改造しちゃうけど、ギターはオリジナル派なので、余計なことはしません(笑)。
特に、このギターは、初期ロットもので、レアだと思っているので、なおさらです(爆)。
現行のキラーギターに関しては、関連情報のURLをご参照ください。