
先週、テレビ(金曜ロードショー)で「バケモノの子」が放映されましたね。
録画しておいたものを、今更ですが、ようやく見ました(笑)。
いや~、良かったです。
あらすじですが、諸事情で孤独になり、強くなりたいと願う少年が、異世界(獣人が住む渋天街)に迷い込みました。
そこで、熊獣人の弟子となり、武芸に励み、心身ともに成長する物語です。
メインのテーマは、人間の心に潜む闇と強い意志、親子愛(師弟愛)かなと思います。
簡単過ぎ(笑)?
作品中にも出てきますが、誰もが心の中に闇を持っていると思います。
それを、どのように封じ込めるか、それとも、発散するのか、意志の強さを問われたような気がします。
私は、意志が弱いので、難しい問題です(笑)。
個人的には、心に闇が多い人ほど、他人には優しくなれるのではないかと思います。
逆に、他人にぶつけるケースもありますね(何事も表裏一体ですからね)。
そういうことが、映画に込められているのかなと、勝手に解釈しました。
監督は、細田守さんです。
細田守監督の作品は、昨年、この映画の公開時に、同じ金曜ロードショー枠で、3週に渡り、放送されましたね。
「おおかみこどもの雨と雪」、「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、すべて見ました(録画で、笑)。
「おおかみこどもの雨と雪」は、親子愛と子供の自立がテーマでしょうか。
私には、今一つ、ピンと来なかったですが、良い話だとは思います。
「時をかける少女」は、有名ですね(今回は、2006年のアニメ版の話ね)。
原作は、筒井康隆さん。
実写版では、大林宣彦監督の尾道シリーズの一つで、原田知世さんが主演したものがありましたね(1983年)。
これは、幾度か見ています。
そして、アニメ版の声を演じた仲里依紗さんが、主演したものもあります(2010年)。
こちらは、見ていません。
時系列が、バラバラで解りにくいですね。
整理すると、1983年版の主人公、芳山和子(原田知世さん)の姪が、アニメ版の主人公、紺野真琴(声:仲里依紗さん)のようです。
また、1983年版の主人公、芳山和子(原田知世さん)の娘が、2010年版の主人公、芳山あかり(仲里依紗さん)です。
余計、混乱しますね(以上、Wikipediaより、笑)。
道理で、同じ「時をかける少女」でも、リメイクではないので、ストーリーが違う訳だ。
アニメ版の話に戻すと、この映画は、タイム・スリップ(作品中ではタイムリープ)を絡めながらの純愛ストーリーかな。
よくできていると思います。
私としては、ハッピーエンドにして欲しかったです。
切なくなるので(笑)。
1983年の実写版も、尾道の街並みを背景に、切ない感じですよね。
「桃、栗3年、柿8年、柚子は9年で成り下がる、梨のバカめは18年~♪」を思い出します(笑)。
最後は、「サマーウォーズ」です。
これは、お気に入りです。
あらすじは、コンピューター上の仮想都市(買い物から公共施設のシステム管理まで何でもできる)が暴走を始め、大家族が総出で食い止めるお話です。
テーマは、家族の絆、強い意志、コンピューター依存への警鐘でしょうか。
これでは、全く伝わらないですね(笑)。
白い RX-7(FD3S)が出てきますよ。
私は、あまりアニメに詳しくはありませんが、面白そうなら見ます。
以上の4作品は、家族で楽しめる良い映画だと思います。
さて、「バケモノの子」の主題歌は、Mr. Childrenの「Starting Over」だそうです。
聴いたことがなかったので、YouTube で聴きました(笑)。
何か微妙、映画にマッチしていないような気がしました。
Mr. Childrenのようなメッセージ性の強いアーティストは苦手ですが、映画のテーマに合いそうな歌詞の曲を載せます。
それでは、「タガタメ」。
もう1曲、「足音 ~Be Strong」。
「タガタメ」は「カップヌードル」の CM ソング、「足音 ~Be Strong」は「信長協奏曲」のエンディング曲ですね。
やはり、Mr. Childrenは、苦手かな(笑)。
ファンの皆さん、私の選曲はいかがでしたか(爆)?
なお、映画に関する画像は、映画.comさんおよびアマゾンさんから拝借しました。
画像や動画に問題があるようでしたら、ご指摘願います。
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Posted at
2016/07/27 22:36:09