
いつものように、車ネタではありませんが、ご了承願います。
しかも、かなりの長文ですので、興味のない方には、本当に申し訳ないです。
さて、私は、ほぼ毎晩、iPhoneで音楽を聴きながら、眠りにつきます(音楽に集中して眠れなくなることも多々ありますが、笑)。
最近、CDを大量購入したこともあり(笑)、やや爆音気味に聴いていました。
予想通り、家内からクレームが、入りました。
iPhoneに付属しているイヤホン「EarPods」だと、音漏れがして「うるさ~い」とのこと。
多くの方が、「EarPods」をお使いではないでしょうか?
装着も簡単、着け心地も、軽くて、耳も痛くありません。
しかも、コントローラーで、iPhone(iPod)本体に触れずとも、ボリュームの上げ下げ、曲の停止、スキップ等の操作ができるのは、便利です。
欠点は、オープンエア型なので、音が漏れることですね。
音が漏れるということは、音源からの音が減る、また、外部の音が入ってくるということなので、つい、ボリュームを上げてしまいます。
その結果、さらに音が漏れ、周囲に迷惑を掛けるという「イタチごっこ」に陥ります(笑)。
音質として、厚みがなく、低音域が、逃げる気がしていました。
ということで、音漏れを解消し、より良い音を求め、「SHURE SE535 Special Edition」を購入しました(いきなりハイスペック、笑)。
「SHURE」の製品に関しましては、関連情報URLをご参照ください。
「EarPods」しか知らない私が、イヤホンに詳しい訳がありません。
メーカーも、たくさんありますし、品揃えも、ピンからキリです。
決めていたのは、遮音性の高いカナル型(耳栓タイプ)ということだけ。
まず、エイヤっと、メーカーを決めようと考えました。
「オーディオテクニカ」。
20数年前、レコード・プレーヤーの針が折れました。
製造元の「パイオニア」では生産が終了しており、「オーディオテクニカ」が製造し続けていました。
とっくに、CDの時代へ移っていたにも関わらずです。
その節は、本当に助かりました。
義理と人情からすると、恩を仇で返す訳にはいきません。
しかし、商品の良し悪しが、全く判らず、断念しました(試聴できると良かったのですが)。
結局、恩を返せず、申し訳ないです(またの機会に・・・)。
さて、どうするか?
私の好きな妖怪ヘヴィメタル・バンドこと「陰陽座」のオフィシャル・サイト内に、ボーカル「黒猫」さんのブログ(ねこまんま通信)があります。
「陰陽座」のオフィシャル・サイトは、以下の通りです。
https://www.onmyo-za.net/
「黒猫」さんのブログはこちら。
http://nekomamma.jugem.jp/
過去に、「黒猫」さんが、ご自身で使用しているイヤホンの話を書いていました。
この記事。
http://nekomamma.jugem.jp/?search=%A5%A4%A5%E4%A5%DB%A5%F3
はい、決定(笑)。
プロが使用している安心感、「黒猫」さんと同じ音で聴けるという満足感(と言いつつ、私のは、Special Editionとなりましたが、爆)。
ようやく画像です。
左側の画像は、外箱を開いた状態です。
右側がイヤホン本体。
次に、付属品関連の画像です。
左側は、本体を含め、付属品、一式です。
耳のサイズ、好みに合わせ、交換用のイヤーパッドが入っています。
スポンジ様のフォーム・タイプとゴムのようなフレックス・タイプがあります。
その他、清掃用の棒や飛行機内用のアダプタなどが付いてきます(他モデルの付属品は分りません)。
右側の画像は、取扱説明書です(SHUREのHPから、PDFファイルでダウンロードもできます)。
イヤホンの装着(いわゆるシュア掛け)は、コツが要りますが、慣れれば問題ありません。
でも、面倒くさいです。
暗い中では、左右が判りません(笑)。
肝心な音ですが、個人の好みもあるので、あくまで私の感想です。
詳細なスペックは、「SHURE」のHPで見ていただくとして、「SE535」と「SE535 Special Edition」では、再生周波数帯域が違います(色とケーブル長も違いますが、笑)。
「SE535 Special Edition」が高音域で 500 Hz 高められました。
ある情報筋(単にネットですが、笑)によると、さらに高音域が出るというよりは、再生に余力ができたとのこと。
う~ん、なるほど、よく解りません(笑)。
ちなみに、「EarPods」のスペックは、不明です。
NCロードスター(NC1)が、マイナーチェンジして(NC2)、レブ・リミットが、7,000 rpm から 7,500 rpm に引き上げられたのと、感覚的に一緒かな(笑)?
確かに、余力はできますね。
まぁ、回しちゃう時は、500 rpmの差なんて、微々たるものですけど(ちなみに、うちのは NC1、笑)。
イヤホンも、その日の気分で大音量(爆)。
いかん、話を戻さねば。
私は、コウモリではないので、ヒトの可聴領域ギリギリの数値を眺めていても、意味がありません(笑)。
参考までに、以下のHPに「耳年齢テスト」なるページがありましたので、挑戦してみました。
http://www.auralsonic.co.jp/earagetest/
その結果、12,000 Hz まで、聞こえました(家内も同じ結果でした、笑)。
ちょっと、ショック(当てにはしていませんが、老化が始まっている気がします、爆)。
とにかく、自分の耳で、確認していきましょう。
一番、利用している「iPhone 5S」で聴いた場合での感想になります。
なお、音源は、CDをiTunesにインポートし、同期したものです 。
さすが、カナル型、遮音に優れている(音漏れしない)ので、音量(音の大きさ)が上がります。
「EarPods」と同じ音量にするなら、ボリュームは、かなり下げる必要があります。
音が迫ってくる感覚(音圧?)も、音量とともに上がりますが、顕著ではなく嫌味はない気がします。
音の分離は明瞭です。
すなわち、ボーカルや楽器など、鳴っているすべての音が、全音域で細かく明確に聴き分けられます。
音域は、全体的にバランス、抜けともに良く、癖がない感じがします(個人的にはやや高音寄りに聴こえます)。
もう少し低音が出ても良いかな(イヤホンでそんなに要求してもね~、もう一人の自分の声です、笑)。
高音のクラッシュあるいはスプラッシュ・シンバルの音も、耳障りではなく、きちんと聞こえます。
ボーカルの「サ行」の音も自然です。
低音は、ボリュームを上げると出てくる感じ。
やはり、イヤホンなので、音は頭の中だけで鳴っている感じです。
先にも書きましたが、ここまでは、「iPhone 5S」での感想。
当然、音の良し悪しは、機器で変わると思います。
念のため、所有の機器で検証してみました。
オーディオ・システムで、直接、CDを聞いた場合が、ダントツで、感動するくらいに良い音でした(よりバランス良く、低音もしっかり出ます)。
ただ、ボリュームがゼロの位置でノイズ(サーという音)が出ました(右側からはガリも出ました、アンプのせいですね、笑)。
次が、PCで、CDを再生した場合です(iTunesとWindows Media Playerで試し、同等な感じ)。
iTunesに、CDをインポートしたファイル(AACオーディオファイル?)も、意外に良かった。
PCでも、ノイズが出る時があります(設定の問題かな?)。
そして、iPhone 5S。
最後は、iPod nano(第2世代と第4世代、古っ、笑)の順ですね。
番外編がありました。
カセット・テープ再生用に所有している「CD・ラジカセ」。
こいつ(数千円だったと思います、10年以上は経っているので、黄ばんでいます、笑)。
CDの音は、最悪でした(何で?、どうでもいいや、爆)。
カセット・テープは、まあまあ、当時の音かな(磁気テープのノイズが、無音時に入ります)。
要するに、CDなり、音楽ファイルを忠実に再生できる機器が、イヤホンでも良い音に繋がるという当たり前の結果でした(笑)。
PCでも、OS、サウンド再生デバイス、ソフト(アプリ)の設定、音楽ファイルの圧縮度などでも変わってくると思います(長くなるので細かいことは止めておきます)。
私が、よく利用するYouTubeでは、アップロードされた音質に左右されてしまうのは、言うまでもありません。
音漏れしないということは、外部の音が聴こえないということです。
以下に、欠点を列記します。
周囲の音や誰かに話しかけられても気付くことができません(家内のくだらない話からは逃れられます、重要!)。
就寝時、暗闇の中では、周囲の状況が全く掴めないので、時々、不安感に駆られます(笑)。
私の場合、結構、心臓の音が聴こえます(気になりだすと、鬱陶しいです)。
長時間の使用は、装着による物理的な耳の痛みも出ますし、音による耳の奥へのダメージがありそうなので、気を付けた方が良いかもしれません。
自転車や自動車の運転は、絶対にダメです。
外での歩行も、本当に気を付けないといけません。
忘れるところでした。
「EarPods」は、コントローラーが付いていますが、「SHURE」には付いていません。
「SHURE」は、ケーブル(コードの部分)を交換できます(リケーブル)ので、別売りのコントローラー付きケーブルや他メーカーのものにすることは可能です。
あと1点、エージングです。
車でいう慣らし運転みたいなものらしいです。
最初の一定期間は、無理をせず、全音域を鳴らした方が良いそうです(専用のアプリもあるようです)。
エージングは、不要という意見もあります(車の世界と一緒ですね、笑)。
私は、すぐにガンガンに使い始め、しばらくした後で知った話なので、エージングをしていません(笑)。
しかし、使っているうちに、こなれて、よりバランスが良くなってきた気はします。
最後に、コスト・パフォーマンスの良し悪しは、他のモデルや他のメーカーの製品を知らないので、判断できません。
また、耐久性も分かりませんし。
ただ、個人的には、性能に申し分はなく、デザインも大満足です。
もはや、「EarPods」には戻れない状況です。
保証は1年間ですが、正規代理店から購入し、「SHURE」のHPで登録すれば、さらに6ヶ月の延長サービスがあります。
偽物の話もチラホラと聞きますので、正規代理店からの購入が無難かもしれません。
性能が良くなれば、すべて良くなる訳ではなく、逆にそこが短所(欠点)になる場合もあります。
何においても、長所は短所となり得ますし、表裏一体です。
陰と陽でも、ある訳です。
という訳で「陰陽座」です。
以前、何曲か使わせていただきましたが、ご紹介していなかったので、まず簡単に、メンバーから(ここへきて、まだ書きます、笑)。
魂を抱きしめるボーカル:黒猫(くろねこ)さん
魂を喰らうベース・ボーカル:瞬火(またたび)さん
魂を震わすギター:招鬼(まねき)さん
魂を貫くギター:狩姦(かるかん)さん
先に書いた通り、妖怪ヘヴィメタルと称しております。
2001年暮れに、デビュー。
曲調は、メロディアスなメタル、和楽っぽいフレーズが入ったりします。
歌詞も、古語や方言が使われ、曲調とも相まって独特な雰囲気です。
ツイン・ギターの掛け合い、ハーモニーも絶妙です。
さらに、男女ツイン・ボーカルも、魅力です。
「瞬火」さんのシャウトは、すさまじいです。
「黒猫」さんの声は、私にとっては、癒し系です。
普段の声はキュートな感じですが、歌い始めると、やや太めの音質が乗り、キュートな感じを残しつつも、激しさ、透明感等を備えた美声だと思います。
高音のシャウト、独特なヴィブラートは、とても好きです。
歌い方は、曲調により変え、感情を豊かに表現していると思います。
書き足りませんが、止めます(笑)。
やっと、曲です(削除される可能性がありますが、ご了承ください)。
初期寄りの作品、2004年、6th.シングルとして発表された「睡(ねむり)」です。
同年のアルバム「夢幻泡影(むげんほうよう)」に収録されています。
ちなみに、「夢幻泡影」とは、「人生とは儚いこと」という意味のようです。
もう1曲、2002年暮れ、3rd.シングルで発表された「妖花忍法帖(ようかにんぽうちょう)」です(こちらも削除される可能性あり)。
2003年始めのアルバム「鳳翼麟瞳(ほうよくりんどう)」に収録されています。
「鳳翼麟瞳」の意味は、分りませんでした。
「瞬火」さんが、鳳凰の翼と麒麟の瞳から造った言葉なのかな。
鳳凰も麒麟も、伝説上の生き物で、平和な世界に現れるとされていますので、その想い、願いが込められているのかもしれませんね。
この曲、大好きです。
何かを伝えたいと思うと、つい、書きまくってしまいます(せめて、面白味があればね~)。
でも、今回は、異常ですね。
気を付けます。
ここまで、お付き合いくださった方、本当にありがとうございました。
なお、投稿した動画に問題がありましたら、ご指摘願います。