アライメント・・・
かなり重要だと思います。
しかも!自分でやればタダ!!
車高調変えたりバネ換えたりするよりよっぽど走りがかわります。
最初の写真はレーシングカー
プロがアライメント取ってる様子です。
http://gazoo.com/G-Blog/GazooRacing12/172175/Article.aspx
勝手にですがお借りしました(ペコリ)
もちろん、こんな機材もありませんから私は使いません(笑)
お店でやってもらうと
バックスとかだと2万円位しますが、ほとんど素人の人が
やっていたり、校正(キャリブレーション)がまったく出来てない
なんとことはざらですから、やっぱり走り系のショップに持ち込むのが
一番だと思います。
走り系のショップでは設備自体はバックスのように整っていないものの
回数やったりして経験豊富だし、いいアライメントをしてくれたりします。
重要なのはチャント測れてることはもちろん、数値がもっとも大事です。
でも・・・やっぱり自分でイロイロ調整して走ってみたいですよね。
そんで私も前回からやってみてます。
ちまたでは市販ゲージで自分で調整できる物や
ヤフオクでもっと安いやつもありますが、私の場合はもっとやすい(笑)
もちろん自己流!なんでまだ発展途上ですけどね
「条件と用意する物」
ホイールが出来れば引っ張りタイヤでリムが最外に来てること
ココが重要になります。
あと糸・・・わかりやすい用に赤色で細いの
金定規・・・100均で5本買います(JIS規格無しのを買ったら
線がにじんだのでJISマーク入の日本製を買いましょう♪)
直角定規・・・JIS規格の入ってるもの600ミリくらい(直角度が良い奴)
ガムテ
①まず、キャンバーから調整します。
キャンバー変えると凄くトーが変化するので必ずキャンバーからです。
あと車高調付いててアッパーマウントでキャンバー調整できる物のありますが
キャンバーそろえたら左右で位置が違う!なんてこともありますよね(笑)
私はそれが大嫌いなので、EZカムをFrにも使用して左右をピッタリあわせます。
それからピロアッパーで調整します。
またMR-Sの場合ロアアームにデッカイブッシュ使ってます。
コレがめっちゃ捻れる・・・
ブッシュが動くから再現性がないんですよね。
なんでココはピロブッシュに交換しています。
そんで実際の測定は直角定規の長いの600mm以上のもを
地面にあててホイールリムまでの距離を測ります。
引っ張りタイヤなんで、下はリムに当たる筈です。
あとはホイール外形(16インチ)の距離で三角関数を使って数値を
計算します。
ホイール基準なんで、大径ホイールの方がより精度が良いです。
これを見ながら調整します。
よく糸をフェンダーからつるしたり、アナログの角度計を使いますが
あれだと地軸に直角に車を置く必要がありますが、
直角定規であれば、地面が平らなら坂道でもOKです。
②トレッド測定
これも重要ですね。本当はホイールのセンターで測るのが一番良いのですが
今回は前後ともキャンバーを2°にあわせてホイールにブロックを当て
そこにマジックで直接路面に線引きました(笑)
その左右線ー線間の幅を測定します。
ブロックは直角が出ていないといけないので、測定器を使い
直角度3ミクロン以下にしてます(実際はおいといたら錆びてしまったけどね)
ここでも引っ張りタイヤでないと難しいかもしれません。
写真参照
測ってみたら前の方が8ミリほど広かったです。
③糸張り
前輪ホイールハウスの前側と後輪ホイールハウスの後ろ側に
金定規を貼り付けます。(今回はガムテだけど今後は改善要)
そんで糸・・・わかりやすいように赤の細いものを張ります。
このとき糸がホイールセンターにくるように張ります。
そんで前輪ホイールの前側から糸までの距離を測って
わかりやすいように今回は10㍉にしました。
そんで後輪ホイールの後ろ側と糸の距離をトレッド幅差8ミリの半分
4㍉を足して14㍉にあわせます。
写真参照 (ちょっと見にくいです)
これを左右おこないます。
コレで車体の両側に平行な糸を張る事が出来ました。
④測定
ホイールの前後で糸からの距離を金定規で測ります。
前後は同じになればトーはゼロになります。
⑤粗調整
4輪すべてホイール前後が同じ数値になるようトーを調整します。
⑥再度糸張り
トーを調整すると、10㍉にしたホイールと糸の距離も変化するので
再度前輪10㍉後輪14㍉に調整して糸を張ります。
⑦測定
ホイールの前後で糸からの距離を再度金定規で測ります。
大体合ってくると思いますが、微調整してトーの値を決めます。
今回はトーを2㍉INくらいにあわせました。
ホイール径から三角関数で出します。
⑧なじませて再測定
クルマを前後に動かし、タイヤをなじませて再測定
狙い値に合っていればOK
なって無ければ再調整します。
このなじませる時にボディに糸張ってるから、糸を張りなおす必要が
ありません。
そのまま前後に移動すれば良い
(これが今回のポイントです)
⑨実走
コレが一番重要!
走ってみてステアリングセンターはあっているか?
タイヤの磨耗は?
等五感を研ぎ澄ませてフィリーングを感じます。
最後に・・・・
⑩納得するまでやる!(笑)
以上が私の調整方法っす。
なんか文章にすると難しいですが、以前からある糸張り法です。
ボディに平行な糸さえ脹れれば簡単だと思います。
よくある市販ゲージではホイールナットに装着するため
馴染ませるのに前後移動が出来ないのが、コレならOKです。
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お勉強 | クルマ
Posted at
2012/11/04 11:58:28