
MR-Sのアイドリング不調(ハンチング)
原因はスロットルポジションセンサーだと書きましたが
これでは真の原因を突き止めたことにはなりません!!
なので真の原因を突き止めるべくスロポジセンサーを分解しました(笑)
その前に確認で整備要領書の電気回路をみると単純な可変抵抗です。
まずVC-E2間の抵抗は3.3KΩでした(異常なし)
ほんで非分解式だけどカバーをカッターで切り外します。
カバーを外すとフタ側に抵抗があり、白い回転体に接点がついていて回るように
なっています。
白い回転体はしたからバネでカバー側に抑えられています。
白い回転体を外すとバネが出てきて、スロットルバルブが回るとこのバネが働きます。
バネの異常はありませんでした。
どうやらカバーの抵抗で接触が悪いようです。
我が家の最新マイクロスコープで観察しましょう♪
ドラえもん顕微鏡です♪
内側と外側のスライド部分を観察します。
内側はボコボコ盛り上がっていますが、外側はツルツルです。
抵抗を測ると内側のボコボコはどこで測っても抵抗値がすくないので
外側のツルツルした部分が可変抵抗になっているようです。
内側を見てみましょう♪
スロットルが全閉から少し開いたところが荒れているような気もしますが・・・・
外側を見てみましょう♪
完全に接点の爪あとラインが三つはっきり見えます。
たぶんこのスジが接点不良を起こしてしまったと考えてよさそう♪
通常スロットル全閉の時は抵抗値が小さく、全開になると抵抗値が大きくなる
のですが、接点不良のため抵抗値が高いままのようです。
そのため、アイドリングでスロットルバルブが閉じているにも関わらず
スロポジセンサーはスロットルが開いていると誤情報をECUに送り
燃料を噴射→回転数が上がると止める→アイドリングまで回転落ちる
→また噴射の繰り返しでハンチングが発生でしょうか。
エンジンチェックランプは振動等で(車高調かたいからね)
接点の抵抗値が大きくなりすぎたときに断線とECUが判定してチェックランプ点灯
そのときにフェイルセーフが働いて一瞬燃料噴射しA/Fが狂って
息継ぎ症状が起こる
そんなかんじでしょうか?
チェックランプは導通があるとまた消灯します。
このへんは電気系に詳しくないのでわかりませ~ん♪
以上
MR-Sのスロットルポジションセンサー分解でした
デハデハ
Posted at 2014/11/15 01:20:33 | |
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