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2021年07月08日

レカロシート座面のリニューアル

レカロシート座面のリニューアル









気付くとRECARO RS-G Super Starkを新品導入して早10年が経過、走行距離は6~7万キロといったところです。

最近レガでの長距離ドライブは少ないのですが、先日のマニュアルミッションレバーのトラブル修理で聖地までの下道往復400km強(連続5時間・200km強)走った際に、以前よりもお尻に違和感というか、疲れを感じました。

新品導入時の感覚を正確には覚えていませんが、3パーツになっている座面のうち、お尻をサポートする後部(背もたれに近い方:下図赤□)のウレタンスポンジの反発力が弱まって、体重が掛かった状態で走行中に体が上下した際に上下動が殆どない=『硬く』なっていると感じました。いわゆるヘタリですね。





サスペンション・タイヤとも合わせた総合的なバランスになりますが、座面は軟らか過ぎても硬過ぎても走行中の姿勢(視点)変化が大きくなり、不快なだけでなく危険度も高まるので、適度な硬さが大事。今の状態だと座面は適度とは言えません。


ということで、座面シートのリニューアルを検討しました。

ちなみに座面シートなどはマジックテープ式シートカバーを開けると簡単にウレタンシートが交換できるようになっています。






まず、ネットで調べると、レカロ専門店フリースタイルにてフルバケ用の座面センターウレタン(交換用)が5000円でリリースされています。オリジナル商品ですが、純正レカロに近い素材で製作されているとの謳い文句です。

枕やソファなどに代表されるように、世間に出回るウレタンシートは千差万別で、純正と同じ性能のものを選ぶのはかなり難しいでしょうから、上記を選ぶのは『硬い』選択になるのは百も承知。

一方で、自分の体にもっと適合する素材を探るというチャレンジは面白いと捉え、いくつかの素材を試すことにしました。


最初にトライしたのは、昨年バイク用にも購入した『ゲルクッション(ハニカム構造)』です。



RS-Gの座面ウレタンはだいたい320mm×280mm×厚さ(前部)40mm~(後部)25mmですので、ゲルクッションより少し小さく、自宅用に使っていた方をハサミで切ってからシートカバーを交換。
手で触った感覚だとイイ感じですが、いざシートに付けて座ってみると、シート前部にある太もも部のサポートクッションとの硬さ等が異なり、どうもしっくり来ません。

ということで、ゲルクッションは自宅用に戻し、アマゾンで2種類のウレタンシートを購入(両方で3000円強)。

1つはNTB(エヌティービー) シート補修スポンジST-US1という、バイクシートのアンコ加工や交換にも使われている素材。大きさは400mm×250mm×45mm。



1辺が大きいので大きめのハサミでカット調整しました。長さが少し短いですが、カバーに入れると収まりに問題はなくまずまず反発力が強めで臀部で体重を支えるにはいい感じです。
ただ、シートに装着すると前部の太ももサポートパーツと硬さの差があるので、ペダル操作時に臀部~太ももの付け根の感触に多少違和感を覚えます。


もう1つはよくあるウレタンチップをシートにしたもので食卓椅子の座面などにも用いられるような素材。大きさ的に長さは1000mと複数枚分取れるのですが、幅が純正スポンジに比べて20mm小さい300mmです。



こちらはNTBシートに比べると厚さ30mmとやや薄く、明らかに柔らかくて反発力が弱い感じ。座ってみるとヘタッた純正スポンジとあまり差がないか、むしろ柔らかい位です。なので、これを2枚重ねる等しないとそのまま入れ替えるだけでは意味がありません。

好み的にはNTBシートとウレタンチップシートの中間であり、組み合わせるとベストな感じなのですが、そのままだと厚さ的にカバー内に収まりません。

NTBシートを半分の厚さにカットしてウレタンチップシートに重ねると良さそうと推定出来るのですが、NTBシートを均一の厚さにカット整形するのが難しいので最後の手段として後回しにして、先にウレタンチップシートと純正スポンジの組み合わせをトライしました。

そのままの厚さだとカバーに入れるのにやや厳しい感じですが、何とか2枚重ねてカバーに入りました。



さらに、上下を入れ替えたり、前後で厚さの違う純正スポンジの前後を入れ替えたりして組み合わせ試した結果、『上:ウレタンチップシート・下:純正スポンジ前後逆』のパターンが座ってもクッションが潰れ切らずに反発力があって臀部にフィットしつつ、太ももサポートとの段差・繋がりなども良くて、一番しっくりと来しました。



長距離ドライブで実際に検証しますが、おらく感触的には純正もしくはリリースされている専用スポンジの耐久性などとも遜色なさそうな感じです。また、念のためNTBシートも持参しておき、比較ができるようにしておくことにします。


ウレタンチップシートは購入時点で1000mmの長さがあり、残りで座面2つ分が取れますし、NTBシートも厚さを1/2カットなら2座面分組み合わせ出来ますので、専門店でリリースされているスポンジを購入するよりかなりリーズナブルに座面リニューアルが出来ました。

ブログ一覧 | レガ弄り | クルマ
Posted at 2021/07/08 17:38:01

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