悲しい歴史…中央東線「湯ノ花トンネル」

皆さん、こんばんは…

今週の一鉄は、久しぶりに中央東線の新井踏切で、
115系が去った後の定点撮影に出かけましたが…

陽炎でとても撮影出来る状況ではありませんでした
ので、今日はこの撮影ポイントの「悲しい歴史」に
ついてご紹介します。








久しぶりの新井踏切…

この日はご覧のように陽炎で、狙えるのは50～60ｍ程度なので定番の
構図での撮影は断念！

なので、今日はこの踏切のすぐ先にある「湯の花（猪の鼻）トンネル」
で起きた列車銃撃事件についてご紹介したいと思います。


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この場所は、旧甲州街道の「蛇滝口」バス停のすぐ近く…





バス停のすぐ脇の新井踏切への入り口にはこんな慰霊碑の案内があります。





列車銃撃事件と慰霊碑についての概要が記されています…

列車銃撃事件についての詳細はこちらをご覧下さい。





この慰霊碑の案内から少し上った所に見えてくる小さな「新井踏切」…





そして、銃撃事件で多くの犠牲者を出してしまったこのレンガ造りの

美しい湯の花（猪の鼻）トンネル…

「あと５分あれば」…

すぐ先の「長い小仏トンネルに退避出来た」のでは

と思うと残念でなりません。





近くにある慰霊碑にそっと手を合わせて来ました…

僕の故郷の徳島県にある「那賀川鉄橋」でも、同様の空襲による悲惨な列車

銃撃事件があり、この湯の花トンネル同様、銃弾の痕跡が残っています。


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いつもは気にかけていませんが、日本の鉄道はこうした昔ながらの施設

が長く使われているので、全国にこの様な爪痕が残されているようですね。





走る列車は変われど、毎日たくさんの人々が銃弾の痕跡の残るこのトンネルを

行き交っています…

あらためて「平和の大切さ」について考えさせられた一日でした。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございます。

　　　shonan breeze