本日の日経平均は、前日のFOMCでアメリカが量的緩和の縮小を決定したことを受け、
年初来高値を更新しました。終値は15,849.22(+271.42)。ドル/円相場は104円を挟んでの高値圏で推移。
マツダ株はどうかというと、491円(+9)と続伸で後場を終えました。
今後いっそう進むであろう株高・円安基調。輸出比率の高いマツダは、円安差益による輸出業績の急回復、世界的ヒットとなったCX-5とATENZAの牽引に加え、FMCを迎えたAXELAの好調な出だしで、まだまだ上昇余地を残していると思えます。
そんな折、地味ながらも
ドコモ ドライブネット ナビ、ドライブネット インフォというサービスがスタートしています。ドライブネット ナビはドライブネットの進化版有償サービス、ドライブネット インフォは無償のカーライフサービスです。
powered by carrozzeriaの文字がある通り、両サービスはパイオニアの3位株主であるドコモがパイオニアとの協業でリリースさせたサービスです。
そして業績回復に苦しむパイオニア。本日の終値は215円(±0)と、このところの日経平均の急回復とは裏腹に低位に甘んじています。
一見何の脈絡も無いマツダとパイオニアですが、両社は2013年3月期を含め3期連続の無配という不名誉。マツダは自動車業界きっての業績急回復を受け、2016年度末の復配をコミットし、前倒しすら検討されていますが、パイオニアの見通しは明るくありません。
子供の頃は高級オーディオブランドとして君臨し、プラズマディスプレイ勃興期には「KURO」というブランドをいち早く立ち上げ、その高画質は私の脳裏に焼き付いています。
長らく日本製品の独壇場とされてきたカーナビ市場においても、価格下落と出荷台数の減少を余儀なくされ、未だ業績の回復はままなりません。
子供の頃から慣れ親しんだパイオニアブランド。そして今も愛用するcybernaviというトップブランドの灯火は消えて欲しくありません。
折しも、来年1月からは
NISA(=少額投資非課税制度)がスタートし、眠れる1,600兆円の個人金融資産の受け皿として着目されています。
同社株の最小売買単位は100株。わずか2万円強で同社の株主になれるんだということに最近気付きました。
私自身儲けたいという欲はもちろんありますが、それ以上に優れた商品・サービスをリリースしていると思える会社に長期投資し、その会社の未来を願うという投資哲学があってもいいのではないか?
そんなことをことさらに思う今日この頃です。
頑張れパイオニア!!!
Posted at 2013/12/19 21:55:55 | |
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