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3シリーズの納車を前に、キザシが去っていきました。


（R2.5　運輸支局で移転登録）

つなぎのつもりで譲り受けたわけですが、まさか2年以上も乗ることになるとは思いませんでした。コロナ禍もあり、遠出の機会にはあまり恵まれませんでしたが、スズキのイメージを覆す重厚な走りは案外気に入っていました。


（R2.9　草津温泉・望雲）


（R4.7　花巻温泉・佳松園）

9,000キロ強で譲り受け、手放した時は15,000キロ強でしたから、2年4か月ほどの間に6,000キロほど走った計算です。


（R2.5　バンパー補修）


（R2.5　ボディコーティング）


（R2.9　バルブ類・フロントグリル交換等）


（R3.7　タイヤ交換）

思い返せば、つなぎとは言え、それなりにお金と手間をかけました。

だいぶ古くなったとはいえ、まだ潰すには惜しいので、大事にして下さる方と巡り合って欲しいと願っています。

今年は少し早めの夏休みを取りました。





今回は那須ハイランドの別荘を借りてみました。ホテルとはまた違い、周囲に気兼ねなく過ごせる場所もなかなか良いなと思った次第です。



その後、那須から一気に北上し、岩手県の花巻温泉へと向かいました。

初めてキザシを本格的な長距離ドライブに連れ出しましたが、落ち着いた走りっぷりはスズキのイメージを覆すに十分なものです。今でこそ一世代前の車ですが、デビュー当時は競合と比較しても十分に評価されたであろう出来栄えのように感じます。

しかし、車の出来栄えではなく、特定の用途で用いられる公用車のイメージが強いのか、性能よりもそちらのイメージに引っ張られてしまうのは何とも勿体ないことです。

今年のGWは飛び石ということもあり、遠出はせず近場で大人しくしています。


少しは動かさないと調子を崩しそうなので、特にアテもなく200キロほど走ってきました。

最初から売れない運命の車だったからか、大したブラッシュアップもされないまま終わってしまいましたが、酷評されるCVT等々、もう少し煮詰めておけば今なお注目される存在だったかもしれませんね。

今日は早起きして、洗車がてら半年ぶりに給油してきました。


惰眠を貪るばかりのこの車、この半年間での走行距離はついに500キロを切り、家内からは不要品扱いされる始末です。

珍しいという理由だけで譲り受け、何となく維持している車ですが、そろそろ気分の上がるような車に入れ替えたいなと思う今日この頃です。

もっとも、この車が趣味性に乏しいかと言えばそうでもなく、今朝も洗車中に話しかけられるなど、刺さる人には刺さる車のようです。一般ユーザーが乗っているケースは少ないですものね。

中古車サイトを見ていたところ、こんな物件を見つけました。


私の車と同年式、距離は私の車よりも1,000キロほど多いようです。

かなり強気なお値段なのは程度が相当良いからでしょうが、こんなに立派な値段が付くのならサッサと下取りに出して乗り換えたいと思ってしまいました。