機会があり、まだ出たばかりの新型911(992)に高速・一般道合わせ100キロ程乗ることができました。
側乗なしの一人ドライブでしたので、思うがままに運転させて頂きました。

ポルシェ911 カレラ4S(2019年式)
3リッター・フラット6ターボ(450ps/6500rpm、54.0kgm/2300-5000rpm)
オプション込の車両価格は2,000万円を軽く超えているそうで、キーを渡されたときは手が震えました。
さて、デザインは一目で911と分かるもの。しかしながらちゃんと新型らしさもあります。
ポルシェもついに液晶メーターになりましたが、中央のタコメーターだけはしっかりと物理メーターを残しています。
乗った感想ですが、乗る前は特に後方視界は悪そうだと思っていましたが、乗ってみたらそんなことはなく、混雑した路上でもストレスなく走ることができます。
操作系は全般的に重め、しかし車の性格を考えると適切と言え、乗っているうちに気にならなくなります。
操作に対しては過敏でも鈍感でもなく、思った通りに違和感なく車が反応します。ドライバーの技量に応じてどうにでも走らせることができるという意味で、究極の万能車だと言えるかと思います。
乗り心地は当然ながら硬めではありますが、ただ硬いわけではなく、車の性格や性能を考えるとむしろ優しい乗り味と言えるかもしれません。
法定速度の範囲で走る限り、何も起こらず、周囲のドライバーからの視線が刺さること以外、ストレスは一切ありませんでした。追い抜きざまに写真を撮られたのは今回が初めてです。借り物なのに…。
前から興味があったトランクはご覧の通り。深さがあり、思ったより実用性は高そうです。
ドアノブは一旦引くとこのように飛び出した位置で止まり、更に引くとドアが開きます。ドアを閉めるときも同様で、ドアを閉めると一旦この状態で留まり、しばらくするとスッと引っ込みます。
本質的にはどうでもいいような話なのでしょうが、俄かユーザーにとってはこういうポイントの方が気になるのです。
驚くことばかりで、走りに関する感想はほぼ皆無ですが、私のような顧客として想定されていない層が911に乗るとこういう感想を抱くということを知って頂ければ幸いです。
Posted at 2019/07/21 13:17:50 | |
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