つい先日、出張先で新しいプリウスに乗りました。

トヨタ プリウス1.8X E-Four(2024年式) 1.8リッター直4DOHC+モーター(システム出力140ps)
発売から半年以上が経過し、日常的に見かける存在になりつつありますが、強烈にスラントした前面ガラスをはじめとするディテールはトヨタの量販車とは思えない斬新さで、未だに新鮮です。
プリウスには1.8ℓと2.0ℓと2種のエンジンがありますが、今回乗ったのはレンタカーだけあってお安い1.8ℓの方。更には岩手で借りたこともあり、E-Four(4WD)モデルです。動力性能は1.8ℓモデルでも必要十分で、私は特に不満を感じませんでした。対する2.0ℓはかなりの俊足の持ち主だそうで、そちらについては過剰なほどの性能であろうと思われます。
乗り心地、ハンドリングとも、プリウスってこんなに良い車だったかなと感じるほどの水準にあり、先代以前とはもはや別次元の、極めて真っ当な良い車へと進化していました。
借りる前は狭そうな車だと思っていましたが、車内に収まってしまうとそんな印象はあまりありません。スラントした前面ガラスに最初は違和感を覚えますが、それも慣れで解消するレベルでした。
一方で後退時の視認性はお世辞にも良いとはいえず、バックモニターが無ければ後退は遠慮したいレベル。更にこれは私の腕の問題かもしれませんが、この車は後退で駐車枠にまっすぐ入れるのが案外難しく、慣れるまでは駐車枠に対して斜めになっているようなことがありました。
もっとも昨今はそんなモデルばかりですから、プリウスだけを責めても仕方ありません。
ただ、アレコレ言いつつ、今回のプリウスは単なる良品廉価以上の価値が強く感じられ、個人的にちょっと欲しいなと思いました。目を引くような外装色と、ハッとするような内装を備えたプリウス、出してくれないものでしょうか。今回拝借したプリウスはアンスラサイト一色の内装で、ビジネスユースの低グレードだからとはいえあまりに退屈です。ブロンズの外装にベージュレザーのプリウスなんてどうでしょうか、売れないでしょうか。。。
余談ながら、レンタカー借り受けの際「テールゲートを強く閉めないでください。割れちゃうので。」と言われたことを思い出しました。デザインのためか、軽量化のためか、早くも顕在化しているこうした問題が製品改良にきちんとフィードバックされると良いですね。
Posted at 2024/02/23 22:13:08 | |
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