まさにR32スカイラインtype-Mから、90ツアラーVに買い替えた身には、なんとも懐かしい記事!
土俵が違うんじゃないかってコメントも見かけたけど、ずっと同程度の排気量と気筒数、そして4ドアベースの車体として見れば…古来スカイラインとマークII系は、がっぷり四つのライバル。
…むしろ今のマークXとスカイラインでは、イメージは逆転しちゃってるかな?
さておき、そんなtype-Mは初マイカーだった「クイント・インテグラ」から買い替えた、2台目にして初の新車。
当時はバブル余韻も続いてる頃合いで、まだまだ世は人手不足。
時代的に就業規制も緩く、残業は毎月「100時間を超えた程度じゃ少ないほう」で、よっぽど今より高給取りな身分だったのもあり (^^;)、22か23才くらいだったと思うが、現金一括購入!
まぁさすがに、それでも貯金が残る程ではなかったが(笑)、貯金と借金の利息を天秤にかけると、使い果たしてでも借金なんてないほうが、おトクなので。
…んな大したことを、今でも言ってみてぇ (^^;)
そんな余談はさておき初マイカーじゃ、まだまだ運転に精いっぱいだったのが、スカイラインでスポーツ走行や、まだ改造はご法度の時代で車検時はノーマルに戻す覚悟ながら、定番チューンでイジる事の楽しさ、そしてそれによる失敗やトラブル等、酸いも甘いも覚える足掛かりとなった車。
そんなtype-Mから乗り換えた理由は、用水路にハマる事故を起こしてしまって以降は、イマイチ愛着を持てなかった事や…
結果的には、イジリの一つであったF-conのハーネス接触不良だったのだろうが、時おりエンジンが止まってしまう症状に悩まされた事…
そんな折、後輩たちが81マークIIや、セドリックの初代グランツなどに乗るようになり、ちぃとアタシも「大人の雰囲気」にイメチェンしたかった事などが大きいか (^^;)
快適で大人な高級感を求めてたのもあり、選択肢は初の(結果的には唯一の)オートマ。
…まぁ今になって思うと、まだまだスカイラインじゃ運転がヘタだったんだろうね、マニュアルでシフトチェンジするよりオートマのほうが、変速ショックが少なくて乗り心地がいいと、思い込んでたんだから(笑)
っても、実はスカイラインに乗ってる最中にも一度、アコードのインスパイア/ビガーに惹かれた頃があり…
だが、乗り換えて山道を走って後悔した「夢」を見たのが(笑)、以降もずっと引っ掛かり、単に快適なオートマ4ドアってだけでは、いまいち決定打に欠けてたのも事実。
そんな折、TVで土屋圭市氏がツアラーVのインプレをしてて、「この足回りはtype-Mを超えた!」と絶賛しているのを見てしまう。
type-Mより優秀な足回りでありながら、快適にハイソに乗れるなら言うことないジャンと、この番組が決定打になり購入を決意する。
その裏には…スカイラインでは「GT-R」って存在が、type-M乗りには卑屈に感じてしまうのも、あったのかもしれない (^^;)
今なら純粋に、GT-Rにはない良さがtype-Mにはあると思えるけど、まだ当時は若かったからね(笑)
ツアラーVなら同車種の最強グレードで、しかも「数値的」にはGT-Rと肩を並べられるってのも、隠れた大きな理由だったのかも。
ただ自分自身では、type-Mと90ツアラーVでは目的も違えば、ミッションもオートマだしイジリ具合も違うので、純粋には比較できなかったかな。
いずれ一時期、他の事業所へ応援派遣され、現在も楽しく走ってる通勤山道を更に長距離、ほぼノーマル状態で通勤する事になったが、その時は「type-Mだったらなぁ…」なんて思ったりして、その限りではtype-Mよりイイ足!とは感じられなかったのも本音。
その後TRDのバネ&ショックや、同じく機械式のLSDを付けたりしたが、それでもtype-Mほど思いっ切りは走れなかったかな。
ただ4年後、MTの100系ツアラーVにしてからは、サーキットまで赴くようになりガンガン走れたが…これはクルマってより、ミッションの違いが大きかったのかなぁ?
単に速さではtype-Mより、大馬力のツアラーVに軍配だろうが、アタシ自身どっちが自分の思うままに操れたか(=どっちがイイ足か)ってぇと、合間に4年間をオートマで挟んだ事や、その間の運転技術にも違いがあるだろうし、今となっては比較は難しいか…
改めて今、この2台を乗り比べてみてぇな~。
Posted at 2015/06/20 09:05:53 | |
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