
素晴らしいコンディション!
いえね、これはまだリフト稼動前の画なんで、まぁ・・
ここは富士山の麓にある某スキー(スノボ)場。
(あえて名前は伏せさせていただきますが。)
9日、成人の日はイベントがあるようだったので
混雑を避けるつもりで前日の日曜にしたんですけどねえ・・
都心から近い、がウタい文句なだけに
天気も良いし、行ってみようかぁ。
と気楽に行動を起こせるんでしょうかね。
近場で安くアゲるつもりだったのが裏目に出ましたわい。
結局、良かったのは最初の一本目だけ。
あとは超混雑状態・・
なんせ、AM11時ぐらいまでリフト券購入の行列できてるんですぜ?
購入列末尾はリフト乗り場にまで到達しちゃってる状態。
遠目で見ると、どこからがリフト待ちで
どこからが購入待ちなのか判断不能なアリ様!
この光景、確かに十数年前は珍しくなかった。
でもスキーブームも去り、時代はスノボへ移行したとは言え、
こんなに混雑するのは現世としては異様・・
(やってらんねえや・・)
私はオヒルで切り上げることを決意した。
そして例の行為を企んだ。
そりゃぁ、こんな胡散クサイおっさんがアプローチしたら
相手にしてみりゃ、ドン引きしちゃうでしょうに?
というわけで私は闇の胴元に徹することにし、
実行役はまだ多少イロ香を持ち合わせた我が家のおばさんに命じた。
誰でもエエ。
これから午後券買いそうな誰かに格安でサバいてこいっ。
我が嫁さんはウロウロしながらターゲットを探しだした。
見つからないようである・・
っていうか、声すらかけてないじゃないの!
チョロチョロ引き返してきては
「どんな人に売ったらいいんだろう?」
とか私に尋ねやがる・・
ンな事、自分で考えろや!何年、主婦やってんだ?
う~む・・我ながら極道の頭領そのものな発言だね・・
自分と似たような年齢層狙えばわかりやすいでしょうに。
我々はもう帰る・・でも券はまだまだ使える。
アゲてもイイくらいなんだけど、こっちも小市民なファミリー。
できれば交通費のタシになる程度、協力してもらいたいな・・
アナタ方はこれから券を入手しなければならない小市民なファミリー。
だったらココはひとつお互いの家計を助けると思っていかがです?
でしょうに?
「若いオンナの子に声かけたんだけど、ダメだった。
万札しかなくて、お釣り持ってないんだって。」
だ~か~らぁ~・・
この格安物件の有り難味は主婦じゃないと通用しないんだってば!
両替しに行ったりの煩わしさは若いオネエさんは敬遠するんだってば・・
もう子供分はどうでもイイ。
1日券・大人2枚で
\2,000!どう?
それで手を打って来い!
だが十数分、待てど暮らせど進展がない。
(そんなにも難しいコトなのか?)
正規なら半日券でも1名\3,000なんだから
それが1名\1,000。
2名セットで
\2,000で済むなら、引く手数多だと思うんだが・・
仕方なく胴元自ら登場することにした。
ちょいとキョロキョロしてみる。
34~36歳と思わしき素敵な奥さん発見。この間、ものの十数秒ですよ。
「あのぉ・・これから券・・購入・・ですか?」
ビンゴ。
まずは双方の必要条件が成立。
私はおもむろにブツを保管している嫁さんを呼び寄せる。
子供分は既にあるようで、あとは自分達夫婦の分を・・とのコト。
続いて額面提示の十分条件の成立に入るわけだが
え~、まぁ交通費の足し程度いただければありがたいんで・・
と私が切り出したらそれを遮るように嫁さんが口を挟んだ。
「2人分、
\3,000でどうです?・・」
あらま。
土壇場でちゃっかり値を吊上げちゃった・・
私があっけに取られている間に交渉は成立しました。
その素敵な奥さん、やはり小銭がなかったようなのだが、
さすが家庭の主婦・・悪くない話には手間を惜しみません。
サッと万札を崩しに行きました。
ふぅ~・・
これにて全て円満に解決し
渋滞にも遭わず帰宅した我が家でありました。
しかしまぁ、嫁さんには驚いたね。
アアいう場面になると点火時期を自動進角させた上、
追加インジェクターまで噴射させちゃうんだもんな・・
私、嫁さんの燃調マップは解析できてません・・はい。
Posted at 2006/01/10 13:11:22 | |
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