【グダグダな前置き】
25日のドームでのセットリストがネットに上がっていたので、知らなかった曲をi-tunesで購入して、プレイリストを作り、武道館までヘビロテで聴きまくりました。
武道館ではまた違うセットなんでしょうけどね。(^_^;)
下世話な話ですが、こうした音楽配信の印税のみならず、東京ドームのキャパを6万人、客単価平均を16,000円としたら9億円!
グッズ販売も合わせたら10億くらいになるのでしょうから、そのうちの10%がアーティスト側に入ったとしたら1日で1億円の収入!?
さすが、アーティスト総資産の№1だけありますね。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150504-00036662-crankin
Wikipediaでは、『ギネス世界記録』に「ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家」として認定されている
と書かれていますが、50年以上も世界で活躍し続けているポールの総資産が、
孫正義の資産の1/10以下かと思うと、お金を稼ぐという意味を考えてしまいます。
と、小市民である自分には縁のない金額を妄想しつつ、いよいよ28日(火)を迎えたのでありました。
【4月28日 日本武道館公演】
当日のセットリストはこちら。
http://ticketcamp.net/live-blog/paulmccartney-japantour2015-nipponbudokan-repo/
転売目的の人がグッズを大量購入し、朝10時半に並んだ人が買えず暴動が起きている、という噂が飛び込んできました。
ドームでグッズは売り切れていたと思ったのに、武道館ではまた仕入があったのかと、ちょっと悔しい思いをしながら武道館に向かって歩きます。
大きな玉ねぎの下には、、、なんじゃこの群衆はーーーーーーーーーーーー!!
ポールの入り待ちをしている人達でした。
上空にはポールの動きを追いかけているのであろうヘリがホバリングしています。
ポールはコンサート終了後にツイッターで、当日朝にチャリで日本武道館にお忍びで来ていたことを明かしていますが、誰にもバレなかったんですかね?
やがて大歓声とともに大きな黒塗りのクルマが到着。
たまたまグッズ購入の列に並んでいた僕は2階の階段付近にいたので、ポールのクルマが丸見えでした。
ポールの入りを間近で見ることが出来て幸運でした。
朝から並んでいたのに、クルマの反対側で待っていた人はお気の毒です。
そんな嬉しいサプライズに興奮しつつ、ようやくグッズ売り場に到着。
朝の買い占め騒動に急きょ対応して、開場限定Tシャツは予約すれば全員買える仕組みに変更したようです。
Tシャツを予約して、あとは開場時間まで大きなたまねぎの近くで時間をつぶします。
周りを見渡すと、僕らよりも上の世代が目立ちます。
会場時間の17時半になったので、たまねぎの近くに移動します。
僕らの2階席の列の最後尾に向かって歩きますが、、、
最後尾に到着するのに10分以上歩きました。(+o+)
そこから入場するまで40分弱。
すでに開演時間になったのに、まだ入場できない人が溢れています。
「これはかなり押しそうだなぁ。。。」と思いつつ自分の席へ。
と、席の上にサプライズ用のグッズなるものが置いてありました。
コンピュータ制御で色が変わるリストバンドですね。
ポールは驚いてくれるでしょうか。
自分の席からステージを見ると、巨大なスピーカーが目に入ります。
値段相応!?なのかなぁ。。ハズレかなぁ、、、とちょっとガッカリしました。(>_<)
ドームの時にあった同時通訳は在りませんが、熱烈なファンにはお構いなしのようです。
ビートルズ&ポールのファンはバイリンガルが多いのですね。
(それを分かっていたのか、この日のポールのMCは英語が中心でした。)
開演予定時間からすでに50分。ドームではそろそろ開演しましたが、ステージ上ではまだスタッフが調整をしています。
待ちきれない客席ではWAVEが何度も起こります。
待つこと80分。
ついにポールが49年ぶりに武道館に戻ってきました!
武道館のステージのフロアが曲に合わせて模様が変化します。
この眺めは10万円のアリーナからでは観られませんよぉ?(笑)
早くも汗びっしょりのポール。
ドームの時も武道館でもステージでは一滴の水も口にしませんでした。
この理由についてポールはインタビューで語っていました。
割と体育会系です。
http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/paul/
21:16 ピアノに座ったポールが”Let It Be”を歌い出すと、
会場が幻想的な光に包まれました。
歌い終わった直後のポールの表情。
「WoW You are so cool!」
「”Let It Be~♪って歌ってる時に客席を観たら あわわわわ!?って言いそうになったよ!」
サプライズは大成功だったようです。
感動の余韻も冷めやらぬうちに、次の曲、
21:23 ”Live And Let Die”
あの大爆発が武道館でも炸裂です。
客席まで油?の匂いが漂い、熱風が吹きつけてきます。
曲名がDieだけあって、ギターが小ネタ(死んだぶり)をしている様子も2階席だとよーく分かります。^^
そして、客席にユニオンジャックと日の丸が!
この席、もしかして大当たりなのかも!
さすが大吉の家内が引いただけあります。(笑)
アンコールで”Yesterday”を歌ってくれたポールが、
21:39 「もっと? もっと聞きたい?」と言ってくれて客席は大興奮!
ところが、次の”Birthday”が終わると、ポールの口から、聞きたくないあの言葉が。。
21:44 「もう帰る時間です」
え~~、アンコール1回しかやってないのに~~!?
観客の会場の入りが遅れたせいなのか、ドームに比べて時間と曲数が大幅に減ってしまいました。
それでも、最後に
”Golden Slumbers~Carry That Weight~The End” のメドレーで
会場の色も美しく変化します。
21:52 歌い終えたポールが 「また会いましょう。またね! See you next time!」
と言うと、あのブシューが飛び出しました。
こうして夢のステージは2時間弱で終わりました。
客席から出ると、49年前の写真が飾られていることに気付きました。
そして、ポールのこんな活動の紹介も。
そういえば、入場の際に、こんなリーフレットも渡されてました。
ベジタリアンなのにあのスタミナ。
まるでゴリラのようです。(笑)
会場から出る際に、こんな素敵なお召し物の女性を見かけました。
ファンの熱い想いと感動の声があちこちから溢れています。
帰宅したらさっそくセットリストが公開されていたので、またまたi-tunesで配信を購入してプレイリストを作成しました。^^
翌日、すべての日本公演を終えたポールからのコメントが掲載されていました。
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http://matome.naver.jp/odai/2142252248763341801
4月28日(火)約半世紀ぶりの日本武道館公演が終了!
公演が終ったポールさんから早速コメントが届きました!
「初めてここ武道館に立った日のことを思い出しながら、今夜の素晴らしい観客の前で
演奏することができ、とても心動かされ、感極まる体験でした。
49年ぶりに武道館に戻ってくることができて、とても興奮したと同時に、これまでの
日本のショウでも最高のものだったと思います。とてつもなくクレイジーで、最高な夜でした。」
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東京ドームと日本武道館の2日間、ポール・マッカートニーという不世出の偉大なアーティストのパフォーマンスを体感することが出来て素晴らしいGWになりました。
彼から受けた感動は僕の人生に大きな刺激と勇気を与えてくれました。
今後はポールの曲をヘビロテして、来年の「来日50年記念公演」を心待ちにしたいと思います。^^