
青森に2泊し4日目は十和田湖・八幡平アスピーテラインを楽しむことにします。
国道103号を南下すると、ほどなく残雪の高原に道路になりました。

八甲田山麓です。
今年は例年よりはるかに少ない残雪なんでしょうが、途中どこにもクルマを停めることができず奥入瀬の入り口まで降りてきました。

やはり新緑にはちょっと早かった。
殆どのクルマが奥入瀬渓流に向かう国道102号を避けて奥入瀬バイパスにハンドルを切りました。
新しいだけあってよく整備されたステキな道でした。
バイパスなので観光目当ての方は来ない処なんでしょうか。

15分ほどクルマを停めて撮影したり、山菜取りの人とお話をしましがその間一台も他のクルマが通りませんでした。

ホトトギスの鳴き声だけが響く春霞の中、遠く八甲田山を望みます。
十和田湖を反時計回りに走り5分ほどのところ、御鼻部山展望台から見る十和田湖です。

十和田湖畔に降りて、岸辺から寒そうな八甲田。

南岸の五色台展望台。残念、ここもまだまだモノクロの世界でした。

ここで後からレンタカーで来た母娘と「ちょっと早いですねえ~」などと会話をしたのですが、全く違和感のない雰囲気で…それもそのはず、なんと同郷から来られた方でした。
こっちはもう2000km近く走っていると言ったら、固まってましたが(-"-)
十和田湖大館樹海ラインで南西に向かい282号から341号線。

この辺りの里では桜が満開。
そしてお目当ての今季開通したばかりの八幡平アスピーテラインへ。
見上げるばかりの雪の回廊を走れるか~♪と思いきや、あはは残念(^^ゞ

雪の廊下?通路? 暖冬だったんですね。
もっともバリバリの夏タイヤなんで雪が多かったなら走れないけど。
やはり頂上付近はまだ冬でした。

遥か南には標高2,038mの岩手山。

ここまでくると標高があるので木々の背がひくく素晴らしいパノラマが広がりますね。
東側に降りてきました。

夏に是非もう一度訪れたい場所です。
カップルのクルマに混じって(T_T)盛岡市街の岩山展望台から雫石方面に落ちる夕日を眺めて、今日はここまで。
翌日は盛岡から国道46号線を西に進み、小岩井農場へ。
牛~(^-^)

カメラを向けたら寄って来てくれました♪
これも牛~
農場から北へ岩手高原スキー場に通じる道
天気も良かったし快適な高原道路です。やっぱりこういう道が好きだなあ。
この後、田沢湖を一周

昨日とは違い、明るい岩手山を眺めることができました。
この後、武家屋敷で名を馳せている角館を通過!

ほんとはゆっくり散策したかったんですが、とにかくすごい人の波。
趣もなんもありませんのでパスしました。
こここそは深々と雪が降り積もる時に来たい。
ということで旅の出発地である秋田に戻ってきました。

たまたま最終の宿ルートインがポートタワーセリオンの目の前。
地上100m! どーれだ?
ジオラマを楽しみながら
(トイカメラで撮ったら良かったとあとで気がついた)
男鹿半島を赤く染めて陽は沈む。

秋田の街は夜の帳に…
最後は駆け足になってしまいましたが、長かったみちのくの旅もこれで終わりです。
殆ど準備もせず、マップルを頼りに景色の良いドライブロード探し主体の旅となりました。
おすすめスポットの足跡も少し残せました。
少し走り過ぎの感はありましたので、次はもう少しゆとりをもってその場の空気を味わう旅にしましょうか(^^ゞ
【あとがき】
少し前の2016年2月
以前からずーっと行きたかった念願の九州一周を計画し、ルートも宿も、フェリーも決め、みん友さんと現地合流する手はずも整った4月中旬。
いよいよ行くぞ、と心が弾むそんな矢先、熊本・阿蘇の大地が揺れました。
この偶然をどう捉えたらよいのか、一瞬戸惑いましたがほどなく理解しました。
すでに休暇をとっていたので、行先を南から北に変更はしましたが、そう、スイフトで全都道府県を走破したいという白地図塗りの順番は変わりましたが、いつか改めて阿蘇・湯布院から最南の開聞岳を目指すことにしましょう。
ナンバープレートを見て、よく来たね~と感心(呆れて)いただけるその日を今から楽しみに。
ではまたどこかのドライブロードでお会いしましょう(^-^)
Posted at 2016/05/15 00:20:15 | |
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