午前３時半。

極蒼のＢＫアクセラセダンに乗って極蒼のＢＫアクセラセダンの教習車の教習所に免許を取りに行った。

今日から教習開始なんだがどこに行っていいのか分からない。

うろうろと探していると無口で無愛想でのっぽなおっさんの教官が突如現れて、

「無駄なものは持って行かない！」とネックレスを無理やりむしり取ったかと思うとすたすたとどこかに行ってしまう。

唖然としていると教習開始の合図。

慌ててちらちら見えるのっぽの頭を追い掛けるが、

見失ってしまった。

50ｍ程追い掛けたがどこにも姿が無い、もう教習車に乗ってるらしい。

教習車はバラバラに一般車と混ざって雑然と止まっており、

日も暮れて顔も名前もわからないおっさんを探し回るが皆目見当が付かない。

教習時間もかなり過ぎ教習生を置いてどこかに消えた教官の姿勢に文句を言おうにも、

だだっ広い敷地に木造平屋の集会所みたいな建物が点在しているこの教習所には受付らしい建物は見当たら無い。

取り敢えずちょっと大きい建物に入ってみよう。

病院だった･･･、なんで教習所に病院･･･。

隣の簡易郵便局みたいな建物に入ってみよう。

チケット売り場みたいだが教習生達が２つしかないカウンターに殺到してる。

やっとの事でカウンターの奥に居る茶髪のお姉ちゃんに、

「無口で無愛想でのっぽな教官が一人でどっかに行ってしまって教習が受けれんのだが･･･。」と訴える。

するとお姉ちゃんは「あっ、じゃぁ別の教官用意しますね。」

「って、そんなにアバウトでええんかぃ！」

と隣にいたアフロパーマのおばちゃんと一緒に言った処で目が覚めた。



らす子が何時もの様に布団から脱走している。

布団を掛けてやろうとかけ布団を引っ張ると･･･。

「チッ！」とらす嫁が舌打ちしながら引っ張り返した･･･。

((((ﾟ◇ﾟ;))) ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ･･･

そんならす嫁に怯えながら過ごす午前３時半･･･。

((((ﾟ◇ﾟ;))) ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ･･･