やっと
逢えた
再会・・・
5ヶ月ちょっとの時間は
お前には
短かったらしい
待ってた俺には
それはそれは長く
辛く
遠い時間だった
そもそもの原因はといえば
俺が
お前に言った言葉
いや
はっきりしない俺に
お前が苛立ってたのはわかってるんだ
ずっと
ずっと
お前は俺を
待ってくれた
だから今度は
俺が待つ番なんだ・・・
そう自分に言い聞かせ
ずっと耐えてきたんだ
あの日
お母さんが亡くなって
お前は言った
「葬儀が終わったら帰りには寄るかもしれない・・・ でも・・・ いつになるかわからないんだ・・・」って
俺
待ってたんだよ
散骨しに地元へ帰るときに
ひょっとしたら俺のところへ寄るかもしれないって・・・
でも現実は
寄れなかった
仕方ないんだ・・・
何度か俺から逢いに行くって言ったけど
お前はおそらく
元気で頑張ってる姿を俺にみせるまでは・・・
そう自分に言い聞かせ
断り
孤独に生活を
始めた
嘘が大嫌いで
真っ直ぐな俺の性格が似たのか
いい加減な企業には就職をしたくない
採用の通知さえ断り
いつしか信念を貫き始めた・・・
だから俺は黙って
お前の生き方を
みてたんだ
あれから5ヶ月・・・
そんなある日
「勝手な事を言ってすみませんが 近々逢いに行ってもいいですか?」とメールがきた
俺は
お前が自分の生き方に「行き詰まりを感じてる」
そう想った
そして何より
逢いたかった・・・
駅へ迎えに行くと
一緒に帰って来た猫の娘が 膝の上でオシッコをしたので服がビチャビチャだった
しかめっ面での再会
笑顔で逢えると思ってたのに・・・
けど
その後は嘘のように
ずっと笑顔だった
一週間の滞在
お前は始めにそう言った
でも
日帰りで旅行へ行ったり
想い出がどんどん増え続け
約束の一週間の前日
俺は
胸が張り裂けそうなくらい苦しくなった
「明日・・・ 帰るのか?」
返事が怖くて
そっと
聞いてみた・・・
彼女の口からは
Yesとも
Noとも
何も
何も出て来なかった・・・
一杯
一杯
話したい事はあったのに・・・
あんなに
あんなに
話したかったのに・・・
馬鹿な話ばっかりで
何も
話せなかった二人
あんなに想ってたことを
何一つ伝えられないんだ・・・
悔しい・・・
ただ・・・
甘えん坊のお前は
ちょこんといつも
俺の傍に居る
ほとんど会話らしきものがないのに
いつも
お前は
傍に居る
目を離すと
自販機で
アイスクリームを買って
食べてる
お前
目が合うと
ニコッと笑いながら・・・
アイスクリームを食べ続けてるお前・・・
こいつだけは
お前だけは
俺が
俺が傍にいてやらんと・・・
楽しかった2週間
残すところ
あと2日・・・
離れたくない・・・
ずっと一緒にいたい・・・
もう何もかも捨てて
一緒にいたい
明後日の朝
今回は駅では
見送らないよ・・・
涙みせると
恥ずかしいから・・・
泣くから辛いのか・・・
辛いから泣くのか・・・
涙が止まらない事が
わかるんだ
わかってるんだ
これでまた
俺は独ぼっちで
相棒と走るのか・・・
桜はお前と一緒に見れなかったけど
花火は一緒に見れたもんな・・・
楽しかった「夏休み」も
残り
2日・・・
長かったような
短かったような
「VACATION」
七夕の日に
お祈りしなかったのが
よくなかったんだよ
きっと
きっと
きっと
・・・
・・・
・・・
・・・
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愛 | 日記
Posted at
2013/07/16 12:19:32