
元々イタ車には興味も無かった
それまでドイツ車やアメ車には乗ってきたものの
とりわけ車に拘りも無かった
俺は幼少の頃から自分をウルトラセブンだと信じてたのもあり
ウルトラ警備隊が身につけてた「ビデオレシーバー」をどうしても手に入れたかった(笑)
当時
祖父が壊れた手巻きの腕時計を俺にくれた
それをいつも身につけて「モロボシ ダン」を演じてた(笑)
そして大人になり
「ブライトリング」という時計と出逢う
パイロットウォッチのかっこよさに惹かれ
バカみたいに腕時計の世界にどっぷりハマる(笑)
ちょうどそんな最中
マセラティがフィアットグループの参加に入りフェラーリと共同で「グランスポーツ」を発表した
外装はパールホワイト
今で言うビアンコフジ
内装は水色で今まで見た事のない魅力を放ってた
それをたまたま展示会で見て試乗を申し込んだ
エンジン音も素晴らしい
馬力も404
車体の軽さもあり一気に駆け抜ける馬
そんなイメージだった
当時乗ってたベンツSを売り即買った(笑)
その3年後
全く新しいグランスツーリスモSと出逢う
マフラーからの咆哮
爆音とも言えるサウンド
そしてなにより足回りが安定し乗り心地も抜群によかった
迷わずオーダーし半年待った
このやんちゃな相棒とは色んな場所へ遊びに行った
そして何よりグラツリSのおかげで沢山の知り合いが出来た
京都の友人に逢いに行ったりもした
ずっとこいつと一緒に走りたかった
そんなある日F458に乗ってる方に声をかけていただき山まで乗せて行ってもらった
コーナーで200キロのまま突っ込む
ステアリング技術もあり全くぶれがない
しかも街乗り時には開いてないバルブからは
グラツリSをも越える
いや
マセラティとは全く別物の咆哮を奏でるマシーン
「フェラーリってこんなに凄いんだ!!!」
その日からグラツリSに乗るたびに
あの刺激が欲しい!!
そう想うようになった
そしてついに
F458spaiderを決意する
クローズもオープンもどちらのフォルムも楽しめる
ピニン・ファリーナ傘下のデザイン
流れるような流線型
お茶室の中に入るように一度お辞儀をしないと乗れない車高の低さ
クローズしても後部ウィンドウのみを開けれるのでサウンドはいつも一体化
14秒でオープンでもクローズでも走れる手軽さ
そして何よりあの458に乗せてもらったときに体感した安定感
こんなに気持ちいい車はない!!
そう想えるマシーンだ
今でも思い出す
ウルトラセブンには「ポインター」という車が出て来た
きっとこのレッドホークは
ウルトラセブンのための車なんではないだろうか?と(笑)
Posted at 2012/12/20 15:47:25 | |
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