
状況を説明します。上図参照。
時刻は今日の18時頃、場所は登り急カーブです。中央線は黄色の実線ですが、この道を抜けた直線では、慣例的に追い越しが行われています。
まず、私のエクストレイルからは、対向車線の軽トラが妙な減速をしているのが見えました。
そこで、用心して、軽トラが何をしたいか具体的に理解出来るまで、減速チェンジして徐行することにしました。
近づくと、運転手のおじいさんは側道のほうを向いてハンドルをきっているのが見えました。
「左折をして側道に入るのに、ウインカーを出し忘れているんだな」と思い、加速しようとした瞬間のことです。
結構なスピードのステップワゴンが、その軽トラを私の側の車線にはみ出して追い越したのです!
カーブ内側のやぶ(?)が濃くて、私のエクストレイルからは、カーブの先は見えていませんでした。恐らくステップワゴンも、私の車が見えていなかったため、「対向車はいない」と判断しての追い越
しだったのでしょう。
ステップワゴンの男性が急ハンドルで自分の車線に戻り、私もとっさに急ハンドルでやぶに突っ込んだので、私のエクストレイルとステップワゴンの正面衝突は避けられました。
やぶに突っ込みながら私がびっくりして振り返ると、私の後続のマーチが私のことを追い越そうとしていたようで、突然現れたステップワゴンと危うく正面衝突しそうになっていました。
ただ、マーチは私の徐行に追従していたことでスピードが出ていなかったため、ぶつかる寸前のところで急ブレーキで停まることができました。
以上が概略です。
危うく免許とって1ヶ月もしないうちに重大な事故をおこすところでした…。
この事案について、自車と他車の動きについて、評価できる点と反省すべき点を考えます。
良く見ると、対向車線同士で同じことが起きてますね…遅い車を追い越そうとする車どうしという点で
まず、軽トラさん
軽トラさんがウインカーを出さなかったことで、ステップワゴンさんが軽トラさんを追い越しにかかったのかもしれません。(出していても追い越していたかもしれませんが。)
次に、ステップワゴンさん
ステップワゴンさんは、視界不良の下りカーブで無理な追い越しをしたことが良くないと思います。もしステップワゴンさんが、軽トラさんの減速に注意をしながら、私とマーチさんの通過を待って
くれていたら、恐い思いはしないで済んだかもしれません。
マーチさんについて
マーチさんは若葉の私を気遣って(怖がって?)車間をかなりあけて走行してくれていたので助かりました。(軽トラを見つけて徐行することができました。)
そして最後に…私はどうすればよかったのでしょうか?
まず、そのままの速度で走っていたら、私は間違いなくステップワゴンさんを避けられませんでした。ただ、私がいきなり徐行をしたことで、状況の見えないマーチさんが勘違いして私を追い越しに
かかってしまったのは、私の責任です。もし、マーチさんとステップワゴンさんが正面衝突していたら…と思うと、言いようもなく申し訳ない気持ちになります。
自分がぶつからないように必死で、後続のマーチさんのことまで考えられませんでした。
また、自分が急な判断でやぶに突っ込んだのもどうかと思います。
よく考えたら、歩道がないからといって自転車等がこないとも限らないし、見えないやぶの中に人が居たかも知れません。
しかし、「エクストレイルをぶつけたくない!」という自分のエゴで、自転車や人はいないものとみなしてハンドルを切ってしまいました。
今、この記事を書いて冷静になりながら、いろいろなことを思います。
単刀直入に言うと、死ぬかと思いました。しかし、軽トラの老夫婦も、ステップワゴンのお父さんも、(勿論私も)悪気はなかったと思いますので、ドラレコの動画はアップロードしません。
(老夫婦は農作業の帰りで疲れていたのだろうし、お父さんは恐らく、家族でどこかに遊びに行ってきた帰りだったのでしょう。お子さんを連れているときに事故にならなくてよかった。)
“危ないと感じたらすぐに徐行”の習慣を私に仕込んでくれた教習所の教官さん、ありがとうございました。
かもしれない運転の大切さが身に染みました。
Posted at 2012/09/17 23:56:26 | |
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