紅の流れ星のブログ一覧

おや???



>ガソリンが足りないぞ。





紆余曲折があり旅に出た。

まぁ、正月早々、休日出勤となったので早めに休みに入った訳である。

しかし、家に居ると親父が五月蝿いので出かける事にした。

必要最低限の事はしているし、下手に家に居て衝突するぐらいなら外出した方がマシかな???

なんて思春期の高校生的な考え方をしながら車を走らせて辿り着いた先は四国の徳島県。



道の駅の公方の郷なかがわにて起床。

夜は雨が降っていた様だが、起床時はまずまずの天気。

絶好のドライブ日和である。

身支度を済ませてドライブに出発。



今回の目的は酷道193号である。

香川県の高松市と徳島県の海陽町を結ぶ国道であるが、

地図はどう見ても繋がっていない雰囲気なので調べてみると未開通区間があります。

酷道が好きな私としては未開通と云う言葉には『ピーン!!!』っと反応してしまいます(笑)。

そんな訳で徳島県海陽町の国道55号と国道193号が交差する大里交差点にやってきました。

こちらは終点の交差点となりますが、旅の行程上の問題で今回は終点からの逆順で回ります。



大里交差点はローソンが在ります。

その隣はJAのガソリンスタンドです。

ガソリンの給油が必要だったので丁度良いタイミングでした。

サンバーはレギュラーで何の疑問も無く給油をしてましたが、

給油後に、ふと、何かが足りない事に気が付く。

そうなんですよ。

ハイオクと云う選択肢が無いのです。

山奥だからなのか、ハイオクの需要がないのか、

軽油とレギュラーだけの選択肢となっておりました。

価格表もその二つだったのでハイオクを置いて無いのは間違いは無いのでしょう。



そんな訳で国道193号を進みます。

最初はやや広めの片側1車線の道を快調にドライブです。



そんな矢先、道が狭くなってきたと思ったら、

一部、路面が損傷して砂利道となっておりました。



山道を登ると辺りには少し雪が残っておりました。

直進は那賀や霧越峠で右に曲がると林道六丁轟線との事。



気になって歩いて右側を散策してみるとこんな道でした。

少し云ってみたい気もするが、我慢である。



那賀町に到着。

ここら辺は道は乾いて普通に走れましたが、

この後は四国で予想もしていない雰囲気となりました。



どんどん雪深くなって、完全な雪道となってしまいました。

サンバーは4WDにしてぐいぐいと雪道を進みます。

う～ん、楽しい。



まぁ、少しは予想していたが…。

予想は出来たので敢えて調べなかったが…。

調べて事前に知ってしまうと行く理由がなくなってしまい出かけなくなるかもしれませんからね。

案の定、釜ヶ谷は冬季全面通行止めでした。

ここから先が未開通区間で楽しみの箇所であったのだが…。

本当に酷道は災害と冬季に弱い道である。



残念ながらこの分岐点で徳島県道16号に進みます。



まぁ、県道16号もそんなに変わらないのじゃないのかなぁって感じの険道であった。

道は狭いし雪深いし。

途中に民家が在ったので、その家の為だけに辛うじて除雪しているのであろう。

国道193号の未開通区間にはきっと民家がないんだろうなぁ。

因みに、そのまま国道193号を進めたら高松まで直線距離で約60km弱。

この県道16号で迂回すると、

一度、徳島市内の方に出る為に迂回で高松まで約130km。



折角、徳島市内に出たのでお風呂に入った。

本日のお風呂は以前にも入った事のある『えびす乃ゆ』にした。

体を綺麗さっぱりして明日に備える為である。

香川県の道の駅『たからだの里さいた』にて車中泊。

夕ご飯は湯を沸かして緑のたぬきを食べたが寒かったな～。



本日のルートはこんな感じ。

酷道193号の未開通区間を走る事が出来なくてかなり大回りしているのが分かりますね。

う～ん、非常に残念だが走破するのは次回の楽しみとしておくかなぁ。