ウキウキだったんですけどね~。
>まさかのどんでん返しの日。
2013年GW放浪記の3日目。
道の駅『にしいや』で06:00頃に目覚める。
夜はやる事がないから就寝時間が早い。
っと云う訳で、起床時間も早い。
健全な生活である。
さくっと身支度を済まし、買っておいた菓子パンを食べて朝食を済ます。
そして、出発である。
車中泊する為に酷道439号より少し外れた道の駅で1泊したので酷道439号に舞い戻る。
道の駅から酷道439号を見た看板。
本来であれば、左側から右側に進む。
辺りを見渡すと、やはり地元の切実な願いが看板に掲げられている。
酷道が好きな私としてはできると寂しさを感じるが、
地元の方々としては、生活する為の切実な願いを感じる。
川沿いの分かれ道。
赤い鉄橋があり、良い風景ではないか。
そして、酷道439号にて徳島県側から撮影。
左折すると今回の旅でかなり楽しみの京柱峠である。
さて、本日のスタート地点である交差点を京柱峠に向かって曲がります。
いきなり、道が狭くなります。
う~ん、良い雰囲気が満点であるなぁ。
そして、しばらく進むと謎の石柱が…。
一体、何の石柱なんでしょうねぇ。
集落に入る前だったので、集落を知らせる為の石柱なのでしょうか???
狭い道をどんどん進みます。
酷道の様な狭い道に特有の急カーブの先に突然現れる分かれ道。
御親切に青看板まで設置されている。
曲がった先は団体営農道との事。
すっげぇ、気になるので行ってみたい気もするが、
酷道439号はまだまだ長いので諦めるしかなかった。
う~ん、道が悪い。
こちらは少しではあるが水が流れていますね。
まだまだ京柱峠前。
酷道として良い雰囲気を醸し出してくれますねぇ。
突然の青看板に急カーブ。
その急カーブの先は左側の道路壁は綺麗に整備されているが、
やっぱり道が悪いですね。
酷道439号のおにぎり看板。
天気は良く、絶好の酷道日和である。
しかし、道が悪いなぁ。
やはり、交通量が少ない為か整備は進んでいない様子。
5月の連休中であるが、流石に交通量が少ないですから、
通常の日は殆どないんでしょうね。
そして、京柱峠に到着。
この京柱峠は徳島県と高知県の県境です。
左下に写るバイクの方とは同じ道の駅で1泊をしました。
そんな縁でお話をしてみると、千葉からお見えの様で和歌山よりフェリーで四国に上陸。
そしてフェリーで九州に渡り角島に行くと云う、殆ど私と同じルートを予定している事が判明(笑)。
景色が良いのでサンバーを撮影。
う~ん、スタッドレスから夏タイヤに履き替えておいて良かったなぁっと思う。
そんな山奥深い峠道であるが、ポツンとうどん屋さんが佇んでおりました。
朝早い(08:00)為か、もう、営業していないのかは不明であるが、
シャッターは閉まっておりました。
お勧めメニューは野生の猪を使ったしし肉うどん(800円)の様である。
食べてみたい気がするので、次に四国に立ち寄った際に再び立ち寄りたいと思う。
しかし、このお店のオブジェは…。
猪の頭蓋骨に艶のある白色で塗装されている。
これを夜に子どもが見たら泣いてしまうような怪しさを醸し出している。
懐中電灯に照らしだされた先には艶々している獣の頭蓋骨…。
そんな京柱峠であった。
さて、休憩を含めて堪能して満足とサンバーに乗り込むと…。
エンジンチェックランプが点灯していました(泣)。
まぁ、エンジンは普通に稼働しているので、
センサー類の誤作動と判断して無視して旅を続ける事にしました。
まぁ、JAFを呼んでもこんな山奥であるから3時間以上は必要になるかと思いますしね。
ディーラーに駆け込むのは山を下りて都会に出た時にする事にした次第である。
エンジンチェックランプが点灯したまま酷道の旅を続けます。
峠を過ぎると道は先ほどと比べるとまだましですが、
狭い道である事には違いない。
なんと云うかは分かりませんが、稲わらを束ねた物。
風情があって良い。
落合と云う集落なのか。
集落を超えた辺りから道が良くなり2車線となる。
そして、酷道439号を走り続けると国道32号との交差点にぶつかる。
線路を超えた先のT字交差点が国道32号。
ここからは国道32号との重複区間になる。
この道は約10年前ではあるが
壱號機で走った事があるなぁ。
平凡な道が続きます。
トラックの後ろをのんびりと走る。
途中、
JAのスタンドで給油した。
燃料の残量はまだまだそこそこの距離を走れそうだったのだが、
酷道を走る事を考えるとガソリンスタンドが見当たらなくてガス欠が怖いので、
早めに給油が基本である。
ガソリンスタンドには味のあるタンクローリーが佇んでいた。
ナンバー付なのでまだまだ現役なのであろう。
景色は長閑になってきましたが、2車線の普通の道を走る。
長閑な2車線の道かと思ったが、すぐに道が狭くなってきた。
イチ的には上地蔵寺と云う様だ。
そして、酷道439号沿いに在った633美の里と云う道の駅に立ち寄る。
時刻は11時前であったが、朝早くから活動しているのでお腹は空き気味。
道の駅を物色していると美味しそうな香が…。
ねぎまに鳥皮、豚を購入した。
少し早いお昼ご飯となるが、貴重な栄養補給である。
酷道は山奥に進む事が多く、山奥だと食べ物にありつく事も大変なので、
食べれる時に食べておく事も大切である。
ビタミンCの補給を目的としたイチゴのフレッシュジュース。
冷たく冷やされたこの手の飲み物は美味しい。
連休中なので、ライダーはやっぱり多いですねぇ。
2車線の普通の道をのんびりと走る。
あまりにも普通過ぎて面白くないなぁって思い地図を見ると、
旧道があったので回り道をする事にした。
見つけた回り道は大峠にあるトンネル。
新大峠トンネルと云う新道があるが、
やっぱり、古くて狭くて味のある旧道が良いですね。
細くて狭くて曲がりくねった山道を登りきり大峠トンネルを超えると、
少し広い場所に出たのでサンバーを記念撮影してみた。
まぁ、概ね自分の理想通りの仕様に仕上がっているかと思われる。
大峠を下ります。
景色が良いですね。
そして再び酷道439号を走っていると、今度は国道33号にぶつかります。
この交差点を右に曲がり、国道33号との重複区間を走ります。
暫くは当たり障りのない普通の国道を走ります。
そして、この赤い鉄橋が見えたら左折して国道33号とはお別れをします。
左に曲がると県道18号。
県道18号には魅惑の看板が見えます(笑)。
長者川沿いの集落を抜けます。
新しいトンネルを建設中です。
何度も云いますが私は酷道が好きですが、
地元の人にとっては不便以外の何物でもなく、
走りやすい道を望むのは当然の事でしょう。
その建設中のトンネルを超えて繋がる先であろう道。
工事途中ですが、先端に車を止める事が出来たので記念撮影。
そして、矢筈トンネル。
そのトンネル手前を左に曲がると四万十川の源流に行く様です。
こちらもいつかは行ってみたいですね。
まだまだ酷道は続きます。
風情がありますね。
矢筈トンネルを超えて少し走ったところで牛を発見。
牛の円らな瞳が可愛らしい。
しかし、人に食べられちゃうでしょうね~。
霜降りとして…。
国道197号との合流点。
この交差点を左折して国道197号との重複区間を走ります。
この写真を撮影する手間えで犬が建物の陰から飛び出してきやがった。
危うく轢いてしまうところでした。
何とか、回避できて良かったです。
国道197号と別れて酷道439号を進みます。
う~ん、落石が…。
梼原町下折渡と云う場所の様である。
時刻は13:10頃。
本日の旅ももう少しで終りである。
この時間から本日のお風呂と宿泊地を検討に入らないと、
この手の山奥では手遅れになるからね。
そんな事をと考えながら後ろを振り返ると、
ライダーが疲れていたのか、道で寝そべっていました。
まさかの行き倒れ???
そんなこんなで酷道ライフを過ごしていると
公衆トイレを発見。
思わず、車を止めて記念撮影してしまいました。
近くで見るとやっぱり本物の男性用トイレである。
何故に屋外に設置したのであろうかが疑問???
元々は囲いがあったのであろうか???
この公衆トイレ、前の道は酷道にしては意外にも交通量が多いんですよね~。
このトイレを使う勇気は…。
当然、ありません(笑)。
そんなこんなで面白いトイレの写真が撮れたと喜んでいたらぶつけられました。
もう少しで本日の目的地の中村だったんですけどね。
完全に100:0で私は被害者となりましたが、車が凹んで気持ちも凹むなぁ。
まぁ、大した事はないから良しとしようかな。
相手の車。
何故にあのタイミングでアクセルを踏み込んだのかが疑問。
しかし、自分の非をさくっと認めてくれたので良しである。
事故処理は山奥と云う場所的に大変でした。
そのお話は機会があれば記載しますが、私のサンバーは積車で一足先に帰宅します。
保険会社が用意してくれた代車を須崎駅で受け取る。
受取りまでの経緯は要約しますが事故現場から須崎駅に向かう。
積車の方と事故現場と須崎駅の途中で合流してサンバーを積車にて須崎駅に向かいました。
走行距離は5万キロ台とまぁまぁの走行距離です。
予定をかなり変更である。
なぜなら、本日の予定であれば中村付近で車中泊であるが、
須崎駅で日が暮れてしまいましたからね。
ナビで調べると近くに
桑田山温泉『和』と云う温泉があったので本日のお風呂に決定。
その温泉はかなりの山奥。
辺り一面が真っ暗であったので写真は一切ない。
そして、本日の夕ご飯。
今回の旅の趣旨は酷道で山奥の旅なので、
即席麺とかレトルト食品で済まそうかと思っていたのだが、
車をぶつけられて趣旨を見失ってしまいました訳である。
須崎に向かう積車の中でドライバーの方に須崎は鍋焼きラーメンが有名と教えて頂いたので、
お風呂に入った後も営業しているお店を調べて『
食事処 やのよし』で頂きました。
あっさりとしたスープに自家製面が美味しかったです。
これは、旅の趣旨をグルメツアーに変更だなぁ。
そんなこんなで本日の宿泊場所にチョイスした道の駅あぐり窪川に到着。
モコでの車中泊は辛かったなぁ~。