
ニューヨーク原油市場で先物価格の原油価格が再高騰してる影響で、日本でもガソリンなど石油製品の値上げ傾向にあるようだ。
すでに出光興産はガソリンなど石油製品の卸値の緊急値上げが決まっている。21日から1㍑あたり2.1円上がる。
26日には通常の月末改定として、更に1.5円の値上げを検討中の様子。
国内の製油所で相次ぐ火災で、ガソリン供給の不安も出始めている。
ただ今までは原油価格やガソリン卸値が上昇しても、小売店は競争によって上昇幅を抑えている。ガソリンの小売価格の全国平均は去年10月に㍑/¥131を超えたが原油価格の低下もあり一時は¥120台に低下している。年初からは反発し3月からまた¥131の高値で横ばいが続いている。
このまま原油価格が続けば、小売価格への波及が避けられそうにないようだ。
このガソリン価格の高騰を受けて、ニューヨークで開かれている国際自動車ショーで、エタノール混合燃料や天然ガスなどの代替燃料を使える「脱ガソリン車」が相次いで登場している。
米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、ガソリンとエタノールの混合燃料で走る大型スポーツタイプ多目的車(SUV)など四車種を初めて展示した。
GMは「大型の車種でもガソリンをあまり使わないということを理解してもらう」と語り、ガソリンの価格高騰を嫌っての大型車離れを食い止める戦略のようだ。
変わり種は、ハイブリッド・テクノロジーズのリチウム電池を搭載したスポーツカー。最高時速は約290キロと新幹線並みのスピードを誇る電気自動車。
ホンダは天然ガスで走る「シビックGX」を、トヨタ自動車は最高級セダン「レクサスLS」のハイブリッド車を、それぞれ公開している。
Posted at 2006/04/18 11:12:35 | |
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