J1第22節 F・マリノス×大宮アルディージャ

中2日で3連戦の強行軍。コンディションを維持するだけでも難しいこの時期になんてスケジュールを組むんだか・・・

今日は左サイドに金井、前線の4人はアーリア－坂田－兵藤－渡邉のセットで2トップに近い布陣で、出場停止の松田の穴には待ちに待った河合が今季初出場＆初先発。果たしてどこまでできるのか？

試合は序盤にいきなり動く。左からの兵藤のCKをニアで渡邉がヘッドでうまく当てて国見・早大ラインの2人で先制。この後も中盤で素早いチェックの応酬が続く激しい展開から双方決定的なチャンスを作りだすまでには至らず1点リードのまま前半終了。


後半に入ると、大宮が長いのを前線に当ててくるようになって徐々にディフェンスが下がりだすと主導権をは大宮に。石原と藤本に危ないのを何本か撃たれたけど、新外国籍選手ラファエルの取扱説明書が不出来なようで、攻撃が散発だったのに助けられた。

CBの2人と飯倉がゴールを守り続けながら反撃のチャンスを伺うんだけど、暑さと連戦の疲れからかカウンターに全くスピード感がない。

残り30分になって坂田に代えて山瀬、残り15分でアーリアを下げて小宮山を左ウィングに置いてからは攻めのスピードも回復。左サイドのえぐりからあと一息のところまでは行くんだけど、追加点は奪えないまま結局1-0で終了。

ミスは目立ったけど、この暑さと連戦を考えれば選手たちはよく動いてました。とにもかくにも、なぜかこれまでリーグ戦で一度も勝てなかった大宮からついに勝ち点3をゲット。

河合も60分あたりからヘロヘロだったけど、田代と代わるまでよく頑張った。復帰初戦でここまでできれば上出来でしょう。貴重な戦力が帰って来たのは終盤に向けての好材料。


内容がなかなか上向いてこないのは不満だけど、不用意な失点が減って結果が付いてくるようになってきた。大混戦の中～下位グループとの直接対決が続く8月をここまで3連続無失点の2勝1分の負けなしできてるのはホントに大きい。

順位も一桁が見えてきたし、ひとまずは下を気にせず戦える。シーズンも半ばを過ぎてようやく始まった気分になってきましたよ。